総合物流

ハンブルク港、コンテナ積み替えで欧州2位奪回

ハンブルク港マーケティング協会が13日発表した同港の2011年のコンテナ積み替え量は前年比14.2%増の900万TEU(20フィートコンテナ換算)となり、3年ぶりに欧州2位へと返り咲いた。積荷の取扱量は9.1%増の1億3 […]

2011年貨物輸送6.5%増加、16年来の伸び率に

ドイツ連邦統計局が2日発表した2011年の国内貨物輸送量(暫定値)は前年比6.5%増の43億3,360万トンへと拡大し、16年来の大きな伸びとなった。景気回復が鮮明に反映された格好で、河川輸送と原油パイプライン輸送が特殊

米物流大手フェデックス、ポーランド同業を買収

米物流大手フェデックスは、ポーランドの運送会社オペク(Opek)を1億ズロチで買収する。ポーランドの日刊紙『ジエンニック・ガゼタ・プラウナ』が報じた。今年半ばには買収手続きを完了する見通しだ。 \ オペクは1994年に設

ドイツポストへの補助金、欧州委が返還命令

欧州連合(EU)の欧州委員会は1月25日、郵便・物流大手ドイツポストに対し、同社がドイツ政府から受けた公的支援の一部が違法な国家補助に当たるとして、最高10億ユーロを返還するよう命じた。 \ 欧州委は、ドイツポストが郵政

Deutsche Bahn AG―米国内輸送事業を売却へ―

Deutsche Bahn(DB)の物流子会社Schenkerが米国内の輸送事業を同国の競合Estesに売却する。採算が合わないためで、DBはこれにより米国内輸送事業から全面撤退することになる。取引は2月末までに成立する

翡翠国際貨運航空

独中資本の貨物専門航空会社・翡翠国際貨運航空(Jade Cargo)が年末からフライトを見合わせている。資金不足で燃料を確保できないため。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙の取材によると、1月半ばまではフライトを再開で

Komrowski

独海運大手のKomrowskiとErck Rickmersは14日、両社の合併計画を明らかにした。激しい価格競争や燃料価格の高騰に対応する狙いで、合併が実現するとドイツ最大の海運会社が誕生する。合併手続きは独禁当局などの

Tui AG―海運大手Hapag-Lloyd株33.3%を売却―

旅行大手のTui(ハノーバー)は13日、海運大手Hapag-Lloydの株式33.3%をハンブルク市と物流事業者クラウスミヒャエル・キューネ氏からなるコンソーシアムAlbert Ballinに売却すると発表した。2008

シュツットガルト駅再開発計画、州民投票で承認

シュツットガルト中央駅再開発プロジェクト(Stuttgart 21)の是非をめぐる住民投票が27日に西南ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州で行われ、即日開票の結果、賛成が58.8%と反対の41.2%を大きく上回った。同

超大型トレーラーの実用試験、3月開始へ

ドイツ政府は10日の閣議で、超大型トレーラー(ギガライナー)の実用試験計画を了承した。来年3月から5年間実施する。参加するのは国内16州のうち7州で、反対する州の道路をギガライナーが走行することはできない。 \ ドイツで

コンテナ取扱量でハンブルクが欧州2位を奪回

ハンブルク港湾マーケティング協会(HHM)が14日発表したハンブルク港の2011年1-9月期のコンテナ取扱量は前年同期比15.3%増の680万TEU(20フィートコンテナ換算)と大きく拡大し、ベルギーのアントワープ港を抜

dm-drogerie markt GmbH + Co. KG―売上60億ユーロ突破―

ドラッグストア大手dm-drogeriemarkt(カールスルーエ)は20日の年次記者会見で、2011年9月通期の売上高が初めて60億ユーロの大台に乗ったと発表した。売上全体の7割を占める国内事業が前年度比10.1%増と

フランクフルト空港の深夜発着、州行政裁が全面禁止

フランクフルト国際空港の深夜発着を今月30日から1日当たり17便認めた地元ヘッセン州政府の計画は不当として空港周辺の住民が差し止めを求めている訴訟で、ヘッセン州行政裁判所(VGH)は11日、深夜発着を全面禁止する判決を下

ER Schiffahrt GmbH & Cie. KG―提携・買収を模索―

ドイツの海運大手ER Schiffahrt(ハンブルク)が提携ないし買収を模索している。競争力を高めるには船舶数を増やしコストとリスクを低減する必要があると考えているためだ。同社のエリック・リックマース社長が進水式のため

アウディ、北ドイツに新物流センター開設

独高級車メーカー、アウディは11日、ハノーバー近郊のヴンストルフに新たに建設していた部品梱包センターが稼働したと発表した。同センターはサプライチェーン管理大手のシンクレオンと提携して開設したもので、完全ノックダウン(CK

運輸業界で値上げの動き

料金値上げに踏み切る運輸会社が相次いでいる。燃料や人件費などのコスト上昇で利益を十分に確保できないためだ。陸運大手Schenkerのハンスイェルク・ローディ社長によると、値上げの影響はほぼすべての産業分野に及ぶ見通し。『

海運貨物取扱量、上期は6.4%増に

ドイツ連邦統計局が4日発表した2011年上半期の海運貨物取扱量(暫定値)は1億4,410万トンとなり、前年同期の1億3,550万トンから6.4%増加した。景気回復が反映された格好。ただ、金融・経済危機前の08年上半期に比

災害リスク管理へ関心高まる

ハリケーンや地震の頻度や被害規模の拡大を受け、自然災害リスク管理に取り組む企業が増えている。部品生産の外部委託や生産拠点の国外移転によってサプライチェーンが複雑化した結果、供給が1カ所で途絶しただけでも業務中断を余儀なく

物流業界の景況感、高水準ながらやや悪化

キールの世界経済研究所(IfW)と独物流業界団体のBVLが6日発表した2011年第3四半期の独物流業界景況感指数は146.4で、前の期に比べ9.9ポイント減少した。業務受注の増加幅が鈍り、事業の先行きに不透明感が出てきた

Brenntag AG―英同業Multisol買収―

大手化学商社の独Brenntag(ミュールハイム)は2日、潤滑油と原料油に特化した英同業のMultisolグループを買収すると発表した。事業のネットワークとノウハウを強化する狙い。買収金額は1億2,800万ユーロで、独禁

航空貨物が高騰、第2四半期の上げ幅25.6%に

ドイツ連邦統計局が6日発表したドイツ発航空貨物の運賃指数は前年同期比で25.6%上昇した。燃油サーチャージ料金の値上げが反映された格好で、前期比の上げ幅も9.9%に達している。統計局は国際航空運送協会(IATA)のデータ

独船舶に民間警備要員同乗、与党が法改正を検討

ドイツ国籍の船舶に民間警備要員の同乗を認める方向で政府与党が法改正を行う方向だ。ソマリア沖の海賊問題に対処する狙い。与党キリスト教社会同盟(CSU)のハンスペーター・ウール連邦議会議員(治安問題担当)が『ノイエ・オスナブ

TNTエクスプレス(2011年4-6月期決算)

2011年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は400万ユーロで、前年同期の2,600万ユーロから急減。ブラジル事業の赤字で売上高が0.9%増の18億ユーロと伸び悩んだほか、原油高で燃料コストがかさんで収益が悪化した。

Deutsche Lufthansa AG―バイオ燃料のフライト試験開始―

航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)は10日、バイオ燃料を搭載した旅客機のフライト試験を15日から実施すると発表した。期間は6カ月で、商業フライトを利用して行う同燃料の実用試験では世界最長という。バイオ燃料が

Solarworld AG―アジア生産から撤退―

太陽光発電モジュール大手の独Solarworld(ボン)は6月29日、韓国の合弁会社の資本50%を提携先の現地企業Solarparkに同日付で売却したと発表した。品質とコストの観点からドイツ本国と北米に生産活動を集約した

―中国宅配市場から撤退―

物流大手のDeutsche Post(ボン)が中国の合弁会社DHL-Sinotrans Internationalの資本を現地競合のUni-topに売却した。同合弁の共同出資者であるSinotrans Air Trans

「値上げやむなし」、宅配便大手がコスト吸収できず

宅配業界に料金値上げの動きが広まっている。独『ヴェルト』紙が独宅配便大手4社(DHL、Hermes、DPD、GLS)の社長への取材などをもとに報じた。 \ GLSは昨年4月、コスト増を理由に法人向けの小包料金を引き上げた

物流業界の回復鮮明に

キールの世界経済研究所(IfW)と独物流業界団体のBVLが6日発表した2011年第2四半期の独物流業界景況感指数は前年同期比17.5ポイント増の156.3へと上昇し、2006年10月の調査開始以来2番目に高い数値を記録し

中国海外工程集団、ポーランド高速道建設から撤退

ワルシャワとベルリンを結ぶ高速道路A2号線の建設工事がストップしている問題で、ポーランド道路総合管理局(GDDKiA)は3日、工事を請け負った中国海外工程集団有限責任公司(COVEC)が、契約を解消する方向であることを明

―中国・中東~米国間に路線開通―

Deutsche Post傘下の物流大手DHL(物流)は5月31日、香港~シンシナティ(米国)間でエクスプレス便、シンシナティ~バーレーン間で直行便をそれぞれ運行すると発表した。中国・中東と北便の通商拡大に対応する狙いで

VTG AG―東欧の同業買収―

鉄道貨車リース大手の独VTG(ハンブルク)は5月31日、東欧の同業Railcraftを6月1日付で買収すると発表した。将来性の高い旧ソビエト地域で市場を開拓する狙い。取引金額は公表しないことで合意した。 \ Railcr

Brenntag

化学商社の独Brenntagは5月30日、米国の同業G.S. Robins & Companyを買収すると発表した。米国でのプレゼンスを強化する狙い。取引金額は公表していない。G.S. Robins &#038

海運大手がカルテルか、欧州委が立ち入り調査

欧州連合(EU)の欧州委員会は17日、海運大手がコンテナ貨物事業でカルテルを結んでいる疑いで関係各社に立ち入り調査を実施したと発表した。対象企業の具体名は明らかにしていないが、海運世界最大手のAPモラー・マースク(デンマ

国鉄貨物部門の民営化で12社が買収提案

ポーランド国鉄の貨物事業部門PKPカーゴの民営化が国内外の戦略・金融投資家から大きな注目を集めている。ポーランド国鉄によると、12日の締め切りまでに12社から買収提案が届いた。政府は保有するPKPカーゴ株97.53%のう

Puma AG―今秋から値上げへ―

スポーツ用品世界3位の独Puma(ヘアツォーゲンアウラハ)は4月26日の決算発表で値上げ方針を表明した。原料価格の高騰や中国をはじめとする生産拠点の人件費上昇、輸送コストの上昇を受けた措置。今秋から個別の商品で値上げを開

日本からの船に放射線量の基準設定=欧州委

欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、日本から域内に入港するすべての船舶に対し、放射線量の検査を実施するよう加盟国に要請したことを明らかにした。福島第一原子力発電所の事故を受けた措置で、船舶やコンテナなどの積み荷から基準

「日本の食品から放射能検出されず」=独当局

ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は13日、日本から輸入された食品・飼料の放射線量はこれまでのところ平常の水準にとどまっているとの調査結果を明らかにした。調査は空輸された製品が対象。福島原発の事故発生後に船舶で送

トラック走行料金、一般国道80カ所にも適用へ

連邦議会(下院)は15日、トラック走行料金が適用される一般国道を大幅に拡大することを柱とする法案を可決した。運送業者などが物流コストを圧縮する目的で課金対象外の道路にトラックを迂回させる動きを強めていることに対応するのが

海運貨物取扱量、昨年は5%増に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2010年の海運貨物取扱量は2億7,600万トンで、前年から5.0%増加した。景気回復が反映された格好。ただ、経済危機前の08年に比べるとなお14%下回っている。 \ 輸入貨物が前年比7.

Deutsche Bahn AG―中国内陸部からドイツに鉄道輸送―

鉄道大手のDeutsche Bahn(DB)は5日、中国内陸部の重慶から独デュースブルクまで貨物列車を試験運行したと発表した。走行距離は1万300キロ。要した時間は16日弱で、海路の半分にとどまったという。十分な需要があ

日本からの船舶を港湾当局が警戒

欧州の港湾当局や企業が日本からの船舶の到来に神経をとがらせている。積荷や船舶が放射能に汚染されている可能性があるためだ。日本メーカーはこうした懸念への対応策をすでに検討ないし実施しているものの、欧州当局の検査基準は定まっ

川崎汽船―独SALグループを完全子会社化―

川崎汽船は4日、ドイツ重量物輸送専業船社SALグループへの出資比率を6月末日付で従来の50%から100%へと引き上げると発表した。世界経済の回復に伴い、エネルギー開発、インフラ整備に不可欠な重量物船需要が拡大すると見込ん

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