ユーロ圏の貿易収支、エネルギー高騰で悪化
EU統計局ユーロスタットが15日に発表した2021年12月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は46億ユーロの赤字だった。多くを輸入に頼るエネルギーの価格急騰が響き、収支が悪化している。(表参照) […]
EU統計局ユーロスタットが15日に発表した2021年12月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は46億ユーロの赤字だった。多くを輸入に頼るエネルギーの価格急騰が響き、収支が悪化している。(表参照) […]
欧州自動車工業会(ACEA)が17日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の1月の新車乗用車の販売(登録)台数は68万2,596台となり、前年同月から6.0%減少した。サプライチェーンの混乱に伴う半導体不足で新車供給が滞
EU統計局ユーロスタットが16日に発表したユーロ圏の2021年12月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比1.2%の上昇となった。プラスとなるのは2カ月連続。上げ幅は前月の2.4%から縮小した。(表参照) 分野
ドイツ連邦統計局が9日発表した2021年の輸出高は1兆3,755億ユーロとなり、新型コロナ危機1年目の前年を14.0%上回った。19年比でも3.6%増加。輸入高(前年比17.1%増の1兆2,022億ユーロ)も19年比で8
ドイツ連邦統計局が11日発表した1月の消費者物価指数は前年を4.9%上回った。インフレ率は約30年来の高水準に達した前月の同5.3%を下回ったものの、依然として極めて高い。幅広い分野での原材料・部品不足に伴う価格の上昇が
ドイツ連邦統計局が11日発表した1月の卸売物価指数は前年同月比16.2%増となり、3カ月連続で16%台の上げ幅を記録した。前年同月を上回るのは12カ月連続。コロナ禍からの世界経済の回復やそれに伴う原材料・部品不足が物価を
ドイツ連邦銀行(中銀)のナーゲル総裁は9日、ユーロ圏で物価の急上昇が続いていることを受けて、欧州中央銀行(ECB)が年内に利上げするべきとの考えを示した。ECBのラガルド総裁も先日、利上げは来年以降とする方針にこだわらな
ドイツ連邦統計局は10日、建材の多くの分野で昨年は生産者価格の上昇率が統計を開始した1949年以降の最高を更新したことを明らかにした。原材料不足、物流のひっ迫、国内外の需要拡大が響いたとしている。 上げ幅が最も大きかった
●同国は仮想的なデジタルハブ施策「ディヤ・シティ」を推進 ●同ハブの「入居」企業には様々な優遇措置を適用 ウクライナのゼレンスキー大統領はこのほどキエフで開催されたデジタルサミット「ディヤ・サミット(Diia Summi
●インフレ率は12月に8.6%まで上昇 ●中銀は2.5%のインフレ目標に近づくまで引き締めを継続 ポーランド中央銀行(NBP)は8日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.5ポイント引き上げ、2.75%に設定した
●小麦粉とパンに加え、主要食料品についても1%に引き下げ ●1月のインフレ率は48.7%に上昇 トルコが14日、主要食料品の付加価値税を現行の8%から1%へ引き下げた。インフレ加速を受けた措置で、すでに1%が適用されてい
●景気の過熱を抑え、インフレリスクを下げる狙い ●金利が2ケタ台になるのは時間の問題=エコノミスト ロシア中央銀行は11日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を8.5%から1ポイント引き上げ、9.5%と
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2021年12月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比2.0%増となり、上げ幅は前月の8.2%を大きく下回った。(表参照) 分野別では食品・飲料・たばこが1.
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2021年12月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で26.2%の上昇となった。原油や天然ガスなどエネルギーの価格高騰が物価を大きく押し上げる状況が続いている。(表
英政府統計局(ONS)が11日発表した2021年の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動分を除いた実質で前年比7.5%増だった。新型コロナウイルス感染拡大を受けた行動制限が緩和されたことで、経済活動の再開が本格化。ロック
ポーランド中央銀行(NBP)は8日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.5ポイント引き上げ、2.75%に設定した。利上げは5会合連続。インフレが高水準で推移すると予想される中、追加利上げにより物価の上昇にブレー
欧州委員会は10日に発表した冬季経済予測で、ユーロ圏の2022年の域内総生産(GDP)実質伸び率を4.0%とし、前回(11月)の4.3%から0.3ポイント下方修正した。21年4~6月期から続く景気回復のペースが、新型コロ
ドイツ連邦銀行(中銀)のナーゲル総裁は9日、ユーロ圏で物価の急上昇が続いていることを受けて、欧州中央銀行(ECB)が年内に利上げするべきとの考えを示した。ECBのラガルド総裁も先日、利上げは23年以降とする方針にこだわら
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が4日発表した2021年12月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で112.5(暫定値)となり、前月を2.8%上回った。11月の同3.6%増に引き続
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した2021年12月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で96.3(暫定値)となり、前月を0.3%下回った。減少は3カ月ぶり。建設業が7.3%
Ifo経済研究所は7日、今年のインフレ率(消費者物価の上昇率)を前回予測(12月)の3.3%から4.0%へと大幅に引き上げた。景況感調査で値上げを計画する企業が高水準に達していることを踏まえたもの。調査担当者は燃料費や原
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した同国電機業界の2021年の売上高は前年比9.7%増の1,995億ユーロとなり、過去最高を更新した。原材料・部品不足などの問題はあるものの、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行で
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の2021年の新規受注高は前年比で実質32%増と大幅に拡大した。増加は3年ぶり。受注が好調だった18年に比べても7%高い水準で、20年春以降の新型コロナ危機で落ち込んだ需
小売業で深刻な品不足が一定程度、緩和してきたもようだ。Ifo経済研究所のアンケート調査によると、発注した商品の入荷が遅れているとの回答は1月に57.1%となり、前月の81.6%から約25ポイント低下した。入荷状況は依然し
●政策金利を0.75ポイント引き上げて4.5%に設定 ●12月のインフレ率は6.6%に拡大 チェコ中央銀行(CNB)は3日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.75ポイント引き上げ、4.5%に設定した。利上げは6会合
●燃料価格と食品の値上がり、通貨リラ安が大きく影響 ●エルドアン大統領は「低金利がインフレを下げる」と豪語 トルコ統計局(TUIK)が3日発表した1月の消費者物価指数(CPI)の上げ幅は前年同月比で48.7%となり、前月
EU統計局ユーロスタットが1月31日に発表した2021年10~12月期のユーロ圏の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.3%増となり、3四半期連続でプラス成長を維持した。ただ、伸び率は新型コロナウイルスの新
EU統計局ユーロスタットが2日に発表したユーロ圏の1月のインフレ率(速報値)は前年同月比5.1%だった。前月の5.0%を上回り、過去最高を更新した。エネルギー価格が高水準にあることで物価急上昇に歯止めがかからない状況が続
EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の2021年12月の失業率は7.0%だった。前月から0.1ポイント低下し、統計を開始した1998年4月以降で最低の水準となった。新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた経済
欧州自動車工業会(ACEA)が2日発表した2021年の新車(乗用車)販売統計によると、EU域内(マルタを除く26カ国)での純電気自動車(バッテリー式電気自動車=BEV)の販売台数は前年比63.1%増の87万8,432台と
欧州委員会がこのほど発表したユーロ圏の1月の景況感指数(ESI、標準値100)は112.7となり、前月の113.8から1.1ポイント下落した。低下は3カ月連続。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大、
英自動車工業会(SMMT)が1月27日に発表した2021年の乗用車生産台数は85万9,575台となり、前年から6.7%減少した。半導体不足が響き、1956年以来の低水準に落ち込んだ。 20年はコロナ禍の影響で29%減とな
ドイツ連邦統計局が1月31日に発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比で4.9%上昇した。上げ幅は1992年6月以来の高水準となった前月(5.3%)を下回ったものの、水準自体は依然とし極めて高く、エコノミストの
ドイツ連邦統計局が1月28日発表した2021年第4四半期(10~12月)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期を0.7%下回った。マイナス成長は第1四半期(1~3月)以来で3四半期ぶり。新型コ
ドイツ連邦統計局は1月28日、英国向けの輸出高が2021年は654億ユーロ(暫定値)となり、前年を2.5%下回ったと発表した。英国の欧州連合(EU)離脱は貿易のマイナス要因となっており、20年も前年比で15.3%落ち込ん
ドイツ連邦統計局は1月31日、中国との貿易総額(輸出高と輸入高の合計)が昨年は1~11月だけで前年同期比14.7%増の2,223億ユーロとなり、前年通期を上回ったと発表した。同国は2016年から6年連続で最大の貿易相手国
ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した1月の失業者数は246万2,000人となり、前月を13万3,000人上回った。冬季で屋外労働需要が減ったことや、クリスマス商戦で一時的に増えていた小売店の店員が減少したことが背景にあ
独電気電子工業会(ZVEI)は1月26日、国内白物家電市場規模が昨年は前年比およそ5%増の105億ユーロ弱(暫定値)となり、過去最高を更新したと発表した。大型家電が6%増の67億ユーロと全体をけん引。小型家電も4%増えて
●0.5ポイントの上げ幅は市場予測を上回る ●中銀の利上げ幅は今後数カ月で3.5~4ポイントに=専門家 ハンガリー中央銀行は1月25日、政策金利を0.5ポイント引き上げ、2.9%にすると発表した。利上げは8会合連続。市場
フランス国立統計経済研究所(INSEE)が28日に発表した2021年10~12月期の国内総生産(GDP)は前期比0.7%増だった。伸び率は前期の3.1%を下回ったものの、3四半期連続のプラス成長となった。 21年通期のG
国際通貨基金(IMF)は25日に発表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の2022年の予想成長率を3.9%とし、前回(21年10月)の4.3%から0.4ポイント下方修正した。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株
英自動車工業会(SMMT)が27日に発表した2021年の乗用車生産台数は85万9,575台となり、前年から6.7%減少した。半導体不足が響き、1956年以来の低水準に落ち込んだ。 20年はコロナ禍の影響で29%減となり、
ハンガリー中央銀行は25日、政策金利を0.5ポイント引き上げ、2.9%にすると発表した。利上げは8会合連続。市場は0.3ポイントの上げ幅を予想していた。インフレ率が中銀の予想を上回る水準で推移していることから、大幅な追加
Ifo経済研究所が25日発表した1月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は95.7となり、前月を0.9ポイント上回った。同指数の改善は6カ月ぶり。先行き見通しが改善し数値が押し上げられた。クレメンス・フュスト所長
ドイツ連邦統計局が19日発表した2021年の消費者物価指数は前年を3.1%上回り、インフレ率は1993年以来の高水準に達した。比較対象の20年はコロナ禍初年度の景気失速で石油価格が大幅に下落。同年下半期は景気対策で付加価
ドイツ連邦統計局が20日発表した12月の生産者物価指数は前年同月比24.2%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の伸びを記録した。同物価の上昇は13カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上
ドイツ連邦統計局が19日発表した11月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を1.5%上回る146.5(暫定値)となり、統計開始(15年1月)後の最高を11カ月連続で更新し
独バイオテクノロジー業界の資金調達総額が昨年は23億ユーロに達したことが、業界団体ビオ・ドイチュラントの発表で分かった。過去最高となった前年(30億ユーロ)を下回ったものの、これまでで2番目に高い水準となっており、業界の
●12月のインフレ率は過去19年で最も高い水準に ●高インフレの原因は為替市場の「いびつな価格設定」 トルコ中央銀行は20日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を14%に据え置いた。インフレ率が過去19
ドイツ政府はウクライナ危機を背景にロシア産天然ガスの欧州向け供給が先行き不透明となってきたことを受け、調達先の多元化を検討する意向だ。ロベルト・ハーベック経済・気候相は21日付『シュピーゲル』誌のインタビューで、来冬は国