マクロ経済

輸出が1年4カ月ぶりに減少、8月は前月比-1.2%に

ドイツ連邦統計局が8日発表した8月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後ベースで前月比1.2%減の1,130億ユーロへと縮小した。減少は昨年4月以来で1年4カ月ぶり。原材料不足を背景に自動車など幅広い業界で生産が停 […]

卸売物価の上昇率、9月は13.2%に

ドイツ連邦統計局が12日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比13.2%増となり、1974年6月以来47年3カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は8カ月連続。6月以降は上げ幅が2ケタ台に上っている。景気の回復を

乗用車生産、今年は歴史的低水準に 半導体不足が直撃

独自動車工業会(VDA)が今年の国内乗用車生産台数を従来予測の360万台から290万台へと大幅に引き下げた。半導体不足に起因する生産調整を踏まえたもので、過去最高となった2016年(575万台)と比べるとほぼ半減する。コ

上期の乗用車タイヤ生産、コロナ禍前比25%減に

ドイツ連邦統計局が11日発表した上半期の国内乗用車タイヤ生産台数は1,950万本だった。コロナ禍で生産が激減した前年同期(1,630万本)を20.0%上回ったものの、コロナ禍前の2019年同期(2,620万本)に比べると

ポーランド中銀が9年ぶり利上げ、政策金利0.5%に

●インフレ圧力の強まり受け、予想外の利上げを決定 ●インフレ率の高進は今後も続く見通し ポーランド中央銀行(NBP)は6日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.4ポイント引き上げ、0.5%に設定した。利上げは2

ルーマニア中銀が約3年半ぶり利上げ、政策金利1.5%に

●インフレ高進に歯止めをかける狙い ●8月のインフレ率は過去3年で最高の5.25%まで上昇 ルーマニア中央銀行は5日、主要政策金利を0.25ポイント引き上げ、1.5%に設定した。利上げは2018年5月以来、3年5カ月ぶり

チェコ中銀が3会合連続で利上げ、政策金利1.5%に

●上げ幅は市場予測を上回る ●中銀は政府の批判を一蹴 チェコ中央銀行(CNB)は9月30日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.75ポイント引き上げ、1.5%に設定した。利上げは3会合連続。市場は0.5ポイントの上げ

モンテネグロ、法人税に累進課税制を導入

●経済成長の促進と非公式経済の縮小が狙い ●売上が数百万ユーロ規模の企業に累進課税は適用しない方針 モンテネグロ政府は9月29日、法人税に累進課税制度を導入する方針を明らかにした。スラジッチ経済財務社会相によると、今回の

トルコの9月インフレ率19.6%、4カ月連続で上昇

●天然ガス価格の高騰が光熱費に影響 ●食品類も約29%と高止まり トルコ統計局(TUIK)が4日発表した9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で19.6%となり、前月(19.3%)から0.3ポイント拡大した。

デジタル化推進を経済界が次期政権に要求

次期政権の課題としてデジタル化の推進を挙げる企業が最も多いことが、ドイツ商工会議所連合会(DIHK)のアンケート調査で分かった。行政手続きの迅速化を求める声も強く、ペーター・アドリアン会長は「強力なデジタルインフラと迅速

インフレ率4%突破、93年12月以来の水準に

ドイツ連邦統計局が9月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比4.1%増となり、インフレ率は1993年12月以来およそ28年ぶりの高水準に達した。コロナ禍で物価が落ち込んだ昨年の反動や年初の炭素税導入のほ

輸入物価の上げ幅が一段と拡大、8月は16.5%に

ドイツ連邦統計局が9月29日発表した8月の輸入物価指数は前年同月を16.5%上回り、上げ幅は前月の同15.0%を一段と上回った。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上げ、第2次石油危機の渦中にあった198

労働市場がコロナ禍前の水準超え

ドイツ連邦雇用庁(BA)が9月30日発表した同月の失業者数は246万5,000人となり、前月を1万2,000人下回った。BAのダニエル・テルツェンバッハ理事は、就労者数と求人件数がコロナ禍前の水準を上回ったうえ、操短の対

製造業の原材料不足がまたも記録更新

原材料不足に苦慮する独メーカーの割合が9月は77.4%に達し、前月(同69.2%)に引き続き過去最高を更新したことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。調査責任者は「調達サイドのボトルネックはますます狭まっ

自動車業界の現状判断が2カ月連続で大幅悪化

Ifo経済研究所が4日発表した独自動車・自動車部品業界の9月の景況感アンケート調査結果によると、事業の現状判断を示す指数(現状を「良い」とする回答の割合から「悪い」の割合を引いた数=DI)は前月の32.0ポイントから13

機械受注7カ月連続2ケタ増に、8月は+48%

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の8月の新規受注高は前年同月を実質48%上回り、7カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。世界経済が急速に回復しているほか、比較対象の昨年8月はコロナ禍で受注が大幅に落ち込ん

ユーロ圏失業率、8月は7.5%まで低下

EU統計局ユーロスタットが9月30日に発表したユーロ圏の8月の失業率は7.5%となり、前月の7.6%から0.1ポイント低下した。コロナ禍で大揺れした経済の正常化が進み、雇用の改善が続いている。(表参照) EU27カ国ベー

ユーロ圏の景況感指数、9月は2カ月ぶり上昇

欧州委員会が9月29日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は117.8となり、前月の117.6から0.2ポイント上昇した。改善は2カ月ぶり。とくに消費者、建設業で大きく上向いた。 ESIを分野別で

モンテネグロ、法人税に累進課税制を導入

モンテネグロ政府は9月29日、法人税に累進課税制度を導入する方針を明らかにした。スラジッチ経済財務社会相によると、今回の方針は経済成長の促進と非公式経済の縮小を狙いとしたもので、個人所得税や利子所得の税制改革も併せて実施

企業景況感3カ月連続悪化、原材料不足で

Ifo経済研究所が24日発表した9月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は98.8となり、前月を0.8ポイント下回った。同指数の悪化は3カ月連続。原材料の供給不足でメーカーが生産調整を余儀なくされていることが響い

消費者信頼感が昨年4月以来の水準に回復

市場調査大手GfKが28日発表したドイツ消費者信頼感指数の10月向け予測値は0.3ポイントとなり、9月の確定値(-1.1ポイント)から1.4ポイント上昇した。同数値は昨年4月以来の高水準。新型コロナウイルス新規感染者の増

4-6月期の名目賃金5.5%上昇、コロナ禍前の水準回復

ドイツ連邦統計局が22日発表した4-6月期の名目賃金指数は前年同期比5.5%増と大幅に伸びた。比較対象の2020年4-6月期はコロナ禍第1波の直撃で4.0%減と大幅に低下したが、今年同期は感染防止策の緩和で経済が改善した

電機輸出の伸び率鈍化、7月は6.8%に

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した電機製品の7月の輸出高は前年同月比6.8%増の180億ユーロとなり、伸び率は5カ月ぶりに1ケタ台へと低下した。3月から6月までは比較対象の前年同月の水準がコロナ禍第1波の直撃で

トルコ中銀が予想外の利下げ、政策金利18%に

●利下げは16カ月ぶり、インフレ退治より景気対策を優先 ●インフレの上昇は「一時的な要因によるもの」=中銀 トルコ中央銀行は23日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を1ポイント引き下げ、18%に設定し

生産者物価が1974年以来の上げ幅に、8月は12%

ドイツ連邦統計局が20日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比12.0%増となり、第1次石油危機の余波が残る1974年12月以来の大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は9カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き

「21年インフレ率は3%に」=Ifo

Ifo経済研究所は15日、ドイツの今年のインフレ率が3%に達し、1993年(4.5%)以来の高水準に達する見通しを明らかにした。昨年はコロナ禍でエネルギー価格が急落したほか、7月から12月にかけて景気対策で付加価値税率が

製造業受注残高が7カ月連続で記録更新、7月は2.4%増加

ドイツ連邦統計局が17日発表した製造業の7月の受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を2.4%上回る137.6(暫定値)となり、統計開始(15年1月)後の最高を7カ月連続で更新した

ルフトハンザ―21億ユーロの増資、国の支援脱却に向け―

航空大手の独ルフトハンザは19日、総額21億ユーロの増資を実施すると発表した。既存の株主から資金を調達して財務を強化するとともに、国の支援の返済に充てる意向だ。同社は国の支援を早期に脱却に経営の自由を取り戻すことを目指し

独機械業界の生産成長率、来年は5%に半減

独機械工業連盟(VDMA)は16日、独業界の来年の生産成長率が実質5%となり、今年の同10%(予測)から鈍化する見通しを発表した。新規受注は大幅に増えているものの、材料不足と物流のひっ迫で生産が滞っているためだ。状況改善

ポーランド8月インフレ率5.5%、2カ月連続で上昇

●天然ガスの輸入価格の値上がりで光熱費が上昇 ●来年の平均は目標値の2.5%を大きく上回る約4%に=中銀予測 ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した8月の消費者物価指数は前年同月比で5.5%上昇し、上げ幅は前月か

ユーロ圏鉱工業生産、7月は1.5%上昇

EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の7月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比1.5%の上昇となり、0.1%低下だった前月から改善した。プラスとなるのは3カ月ぶり。(表参照) 分野別ではエネルギ

ユーロ圏労働コスト、4~6月は0.1%低下

EU統計局ユーロスタットが15日に発表したユーロ圏の2021年4~6月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比マイナス0.1%だった。低下は2011年以来。コロナ禍が深刻化していた

8月のユーロ圏インフレ率、確定値も3%

EU統計局ユーロスタットが17日に発表した8月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比3.0%で、前月の2.2%から0.7ポイント拡大した。(表参照) インフレ率は2008年10月

7月のEU新車販売23%減、半導体不足で5カ月ぶり低迷

欧州自動車工業会(ACEA)が16日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の7月の新車乗用車の販売(登録)台数は82万3,949台となり、前年同月から23.2%減少した。コロナ禍の影響で低迷が続いた新車販売は3月から復調

8月のインフレ率、93年以来の高水準に

ドイツ連邦統計局が10日に発表した8月の消費者物価統計の詳細によると、前年同月比のインフレ率は3.9%となり、1993年12月以来の高水準に達した。昨年はコロナ禍対策で7~12月の半年間、付加価値税率が引き下げられており

卸売物価が47年来の上げ幅に、8月は12.3%

ドイツ連邦統計局が13日発表した8月の卸売物価指数は前年同月比12.3%増となり、1974年10月以来およそ47年ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は7カ月連続。6月以降は上げ幅が2ケタ台に上っている。景気の回復

輸出が15カ月連続増加、7月は前月比+0.5%に

ドイツ連邦統計局が9日発表した7月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後ベースで前月比0.5%増の1,143億ユーロへと拡大した。増加は15カ月連続。新型コロナウイルス感染症が同国で流行する直前の昨年2月に比べても

ECBが資産購入のペース縮小、金融政策正常化へ

欧州中央銀行(ECB)は9日に開いた定例政策理事会で、コロナ禍対応として実施している「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」に基づき国債、社債などの資産を買い入れる措置について、購入ペースを縮小することを決めた。ユ

最大の心配事は増税・給付削減=アンケート

ドイツ人が現在、最も懸念していることは今後の増税と公的給付の削減であることが、保険大手R+Vのアンケート調査で分かった。新型コロナ危機に対処するため国が莫大な財政赤字を計上していることから、増税と給付削減の形で今後、跳ね

電機受注7月も2ケタ増に、事業見通しは8月に大幅悪化

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した同国電機業界の7月の新規受注高は前年同月を21.8%上回り、5カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。世界経済の急速な回復が大きい。国内受注が13.7%、国外が29.3%増加。国外は

ロシア中銀が5会合連続で利上げ、政策金利6.75%に

●物価上昇に歯止めかからず、目標からの「持続的な逸脱」懸念 ●中銀はさらなる追加利下げを行う姿勢を明確に ロシア中央銀行は10日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を6.5%から0.25ポイント引き上げ

ECBが資産購入のペース縮小決定、金融政策正常化へ舵切り

欧州中央銀行(ECB)は9日に開いた定例政策理事会で、コロナ禍対応として実施している「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」に基づき国債、社債などの資産を買い入れる措置について、購入ペースを縮小することを決めた。ユ

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