輸入物価が11月も大幅下落、エネルギーは-28%に
ドイツ連邦統計局が12月23日発表した11月の輸入物価指数は前年同月比3.8%減となり、これまでに引き続き大きく下落した。エネルギーが27.8%低下したことが最大の押し下げ要因。エネルギーを除いたベースでは下げ幅が0.8 […]
ドイツ連邦統計局が12月23日発表した11月の輸入物価指数は前年同月比3.8%減となり、これまでに引き続き大きく下落した。エネルギーが27.8%低下したことが最大の押し下げ要因。エネルギーを除いたベースでは下げ幅が0.8 […]
化学大手の独BASFは12月17日、イリノイ州カンカキーにある工場を米国の投資会社ワン・ロック・キャピタル・パートナーズに売却することで合意したと発表した。栄養製品事業のポートフォリオを絞り込む戦略の一環。2021年上半
研究開発型製薬工業会(VfA)によると、2020年に独市場に新規投入された特許薬(新薬)の件数は32件となり、前年を7件上回った。増加は2年ぶり(グラフ参照)。バイオ医薬品開発の独ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同
独化学工業会(VCI)は12月16日、同国の化学・製薬業界の売上高が2021年は前年比2.5%増となり、拡大に転じるとの予測を発表した。需要の安定が続いているうえ、会員企業アンケート調査で売上増を見込む企業が多かったため
韓国・イルジングループの電子・化学事業であるイルジン・マテリアルズが38億フォリント(1,070万ユーロ)を投じ、ハンガリーに銅箔加工工場を新設する。欧州に生産拠点を設けるのはこれが初めて。すでにブダペスト郊外のゲデレー
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は12月24日、ロシアのイルクーツク石油会社(IOC)、東洋エンジニアリング(TOYO)、伊藤忠商事の3社と共同で、東シベリアと日本間のアンモニアバリューチェーンに関連する事
ロスネフチがシベリア連邦大学の科学者と共同で、環境負荷の小さい掘削液を開発している。シードオイルをベースにし、生分解性の成分を含むという。 ロスネフチは、外国製品に性能が劣らない「グリーン掘削液」の開発を非常に重要な課題
トーヨータイヤは12月15日、セルビア北部ヴォイヴォディナ自治州のインジアで、乗用車・軽トラック用タイヤ工場の建設を開始した。投資額は約488億円。2022年4月に完工予定で、製品は欧州のほか中東、北米、アフリカに輸出す
トーヨータイヤは15日、セルビア北部ヴォイヴォディナ自治州のインジアで、乗用車・軽トラック用タイヤ工場の建設を開始した。投資額は約488億円。2022年4月に完工予定で、製品は欧州のほか中東、北米、アフリカに輸出する。同
欧州委員会は7日、日本の化学大手DIC(旧:大日本インキ化学工業)が独BASFの顔料事業を買収する計画を条件付きで承認したと発表した。DICは米国の顔料生産拠点を手放すことが求められる。 DICは2019年8月、BASF
英技術コンサルティング大手リカルドは9日、電気自動車(EV)のバッテリー劣化の軽減に向けた研究開発事業で政府の低公害局(OLEV)から11万2,000ポンドの助成を獲得したと発表した。同事業はコネクテッド技術に基づく管理
トルコの新興企業イェシル・サイエンス(Yesil Science)が上気道感染症(かぜ)の診断アプリ「フルーAI」をリリースした。ユーザーが自分で撮影した喉の写真を人工知能(AI)で分析し、症状と組み合わせて診断の上、推
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10日、リサイクルソリューション事業の売上高を2030年までに現在の2倍の170億ユーロに拡大する目標を打ち出した。省資源と環境保護に積極的に取り組むことは「事業免許」に
インドのタイヤ製造・販売大手アポロタイヤが、ハンガリー中北部のジェンジェシハラーシ工場を増強する。シーヤールト外務貿易相が14日明らかにしたもので、乗用車用タイヤの生産ラインを刷新して生産能力を引き上げる。投資額は44億
独自動車大手ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラック(シュツットガルト)は10日、燃料電池トラック向けの次世代液化水素補給技術の開発で工業ガス大手のリンデと協業すると発表した。水素を簡単に補給できる技術を開発すること
スイスの特殊化学大手クラリアントはこのほど、ルーマニアで建設が進むセルロース系エタノール工場が来年末までに完成する見通しを明らかにした。同工場は2018年9月に着工し、今年中に稼働を開始する予定だったものの、新型コロナの
三菱ケミカルは10日、ドイツ国内の拠点を統合すると発表した。中期経営計画に基づく措置で、ノウハウやリソースの共有・集約を通して連携強化を図り、事業の総合力を高める狙い。米国と英国でも同様の措置を取る。 ドイツで展開するグ
オーストリア石油・ガス大手のOMV(ウィーン) は14日、ドイツ国内のガソリンスタンド網(計285カ所)を独立系スタンド大手の英EGグループに売却することで合意したと発表した。経営資源を石油化学に絞り込む方針の一環。売却
商用車大手のダイムラー・トラックや燃料大手のシェルなど欧州5社は15日、燃料電池(FC)トラックの普及促進に向けて協業すると発表した。性能の高いFCトラックを開発しても燃料となる水素の供給網が整備されなければ販売台数が伸
欧州連合(EU)の欧州委員会は7日、日本の化学大手DIC(旧:大日本インキ化学工業)が独BASFの顔料事業を買収する計画を条件付きで承認したと発表した。DICは米国の顔料生産拠点を手放すことが求められる。 DICは201
欧州委員会は7日、日本の化学大手DIC(旧:大日本インキ化学工業)が独BASFの顔料事業を買収する計画を条件付きで承認したと発表した。DICは米国の顔料生産拠点を手放すことが求められる。 DICは2019年8月、BASF
独自動車大手ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは10日、燃料電池トラック向け次世代液化水素補給技術の開発で工業ガス大手のリンデと提携すると表した。水素を簡単に補給できる技術を開発することで、補給技術の国際標準を
三菱ケミカルは10日、ドイツ国内の拠点を統合すると発表した。中期経営計画に基づくもので、ノウハウやリソースの共有・集約を通して連携強化を図り、事業の総合力を高めるのが狙い。米国と英国でも同様の措置を講じる。 ドイツで展開
自動車部品系複合企業のボッシュ(シュツットガルト)は7日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)ベースの定置発電システムを2024年から量産すると発表した。提携先の英セレス・パワー(Ceres Power)との協業関係を深化さ
化学大手の独BASFは2日、ロボットベンチャーのZMP、ワイヤレス給電のビー・アンド・プラスと共同で、自律型ワイヤレス充電を可能にするコンセプトロボット「MobiPOWER(モビパワー)」を開発したと発表した。充電インフ
ロシアのプーチン大統領は2日、国産の新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」の大規模な接種を12月第2週にも開始するため、関係当局に準備を指示したことを明らかにした。まず200万回分(100万人分)を用意し、医療従
独バイエルは1日、保有している米動物用医薬品大手エランコ・アニマル・ヘルスの株式の大部分を売却したと売却したと発表した。バイエルはエランコから資本を全面的に引き揚げる意向を表明しており、残る株式の売却を進める方針だ。 バ
ロシアのプーチン大統領は2日、国産の新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」の大規模な接種を12月第2週にも開始するため、関係当局に準備を指示したことを明らかにした。まず200万回分(100万人分)を用意し、医療従
フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ(VA)は11月27日、ドイツ南部のヴァイヘンブロンで電動車(EV)用バッテリーの試験センターを開設したと発表した。同センターの敷地面積は約1,500平
スイス特殊化学大手のクラリアント(ムッテンツ)は11月25日、従業員およそ1,000人を追加削減すると発表した。事業売却に伴い売り上げが縮小することから、管理部門をそれに見合った規模にダウンサイズする。ハリオルフ・コット
電子材料大手の独メルクは1日、折りたたんだり丸めたりできる「フォルダブルOLED」の材料開発でフィンランドのオプティチューンおよび韓国のソリプ・テックと協業すると発表した。フォルダブルOLED材料の新シリーズである「リヴ
Ifo経済研究所が11月25日に発表した独製造業の11月の輸出期待指数(DI)は前月の7.0ポイントからマイナス2.1ポイントへと9.1ポイント減少し、5月(-25.7ポイント)以来の低水準を記録した。マイナスの領域に沈
ドイツ連邦統計局が11月27日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比で3.9%低下し、下げ幅は前月の0.4ポイント下回った。エネルギーの低下率が前月の29.7%から27.4%へと縮小したことが大きい。エネルギーを除いた
半導体ウエハー大手の独シルトロニック(ミュンヘン)は11月29日、台湾同業の環球晶円(グローバルウェーハズ)に身売りする方向で進めている交渉が進展した段階にあり、近く成約する見通しだと発表した。取引が成立すると環球晶円は
ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は1日、保有している米動物薬大手エランコ・アニマル・ヘルスの株式の大部分を売却したと売却したと発表した。バイエルはエランコから資本を全面的に引き上げる意向を表明しており、
ロシアで開発中の新型コロナワクチン「スプートニクV」が、接種1回分につき10ドルを下回る価格で海外に輸出される見通しだ。開発に協力しているロシア直接投資基金(RDIF)が24日に明らかにした。 輸出は来年に開始の予定だ。
大手会計事務所のデロイト・トウシュ・トーマツが19日に発表した最新の中欧テック企業成長率ランキングで、上位50社のうち21社をチェコ、15社をポーランドの企業が占めた。2019年(チェコ19社、ポーランド11社)に続き、
中国のタイヤ大手、山東玲瓏(リンロンタイヤ)は11月18日、セルビア法人のリンロン・インターナショナル・ヨーロッパが1億7,410万米ドルの増資を実施すると発表した。調達した資金は同国北部のズレニャニンで進める工場建設に
オランダの水素ガス大手ハイギア(HyGear)は19日、米グローバルタングステン&パウダーズ(STP)並びに独照明ランプ大手オスラムの各チェコ子会社への高純度水素供給で、独同業メッサ―(Messer)と長期提携したと発表
ルーマニアの石油ガス大手OMVペトロムがバイオ混合燃料の生産を拡大している。欧州連合(EU)が目指す、交通分野の排出削減のため燃料全体に占める再生可能エネルギー源の比率を2020年の10%から30年までに14%に引き上げ
ドイツ政府は17日、与党、自動車産業が盛んな州、自動車業界労使の代表などとのテレビ会談で、同業界への支援を大幅に拡大することを明らかにした。100年に1度の構造転換と新型コロナ危機という2つの試練に直面する業界をサポート
リトアニアのバイオテクノロジー新興企業であるYZZYバイオテックはこのほど、新型コロナ用のPCR検査キットを開発した。まず国内の医療機関や民間検査機関に製品を供給する。将来的には輸出に乗り出す計画だ。 YZZYはすでに国
ドイツ連邦統計局が20日発表した10月の生産者物価指数は前年同月比0.7%減となり、9カ月連続で低下したものの、下げ幅は5カ月連続で縮小した。新型コロナ危機に伴うエネルギー価格下落の幅が狭まっていることが大きい。エネルギ
ロシアは独自開発の新型コロナワクチン「スプートニクV」を来年、10億本供給する計画だ。1人当たり2回接種が必要なため、出荷量は5億人分に当たる。輸出価格は1本あたり10米ドルを下回る見通し。これは、米ファイザー・独バイオ
中国の電池新興企業、蜂巣能源科技(SVOLT)と西南ドイツのザールラント州政府は17日に共同記者会見を開き、SVOLTが同州にリチウムイオン電池工場を建設すると発表した。欧州自動車メーカーが電動車の生産を今後、急速に増や
ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は23日、電機大手シーメンスと共同で燃料電池列車の実用試験を実施すると発表した。ローカル線で用いられているディーゼル列車を将来的に燃料電池列車へと置き換えていき、鉄道での二酸化炭素(CO2)排
自動車大手の独アウディは23日、カールスルーエ工科大学(KIT)と共同で混合プラスチック部品を化学的に再生するケミカルリサイクル技術を開発すると発表した。技術的な壁が高い混合プラスチック部品のリサイクルを実現し、自社モデ
ドイツ連邦ネットワーク庁(BNetzA)は23日、次世代移動通信規格5Gを局地的に利用する「ローカル5G」の申請件数が免許付与手続きを開始した1年前からこれまでに計93件に達したことを明らかにした。すでに88件の免許を付