英政府がロックダウン追加緩和、すべての小売業が再開へ
英国のジョンソン首相は5月25日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため実施している外出・営業制限など「ロックダウン」措置を追加緩和すると発表した。6月1日から屋外市場、自動車ショールームの営業を再開。15日からはす […]
英国のジョンソン首相は5月25日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため実施している外出・営業制限など「ロックダウン」措置を追加緩和すると発表した。6月1日から屋外市場、自動車ショールームの営業を再開。15日からはす […]
英政府は5月29日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で一時帰休を余儀なくされた従業員の給与の80%を補填する企業支援策について、8月から段階的に給付を減らして雇用主の負担とし、10月末で現在の措置を終了すると発表した。政
ドイツ連立与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社会民主党(SPD)は6月3日、新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けた事業者や市民を支援するため、1,300億ユーロ規模の景気対策を発表した。減税や育児
欧州委員会は5月27日、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けた欧州連合(EU)経済の復興に向けた7,500億ユーロの基金を創設する計画を発表した。欧州委が市場で調達した資金をEUの中期予算に組み込み、補助金と融
欧州連合(EU)の欧州委員会は5月27日、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けたEU経済の復興に向けた7,500億ユーロの基金を創設する計画を発表した。欧州委が市場で調達した資金をEUの中期予算に組み込み、補助
ドイツのアンゲラ・メルケル首相と国内16州の首相は5月26日の電話会議で、接触制限措置を6月29日まで延長することで合意した。新型コロナウイルスの新規感染者数は減少しているものの、濃厚接触による集団感染が発生するなど依然
・コロナ危機に伴う育児休暇手当の時限ルール。◇操短で給与が減少しても手当受給額が減額されない◇看護など社会システムを維持するうえで重要な職業に従事しているがゆえに今年3月1日~12月末までの期間中に育児休暇を取得できなく
航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は1日の監査役会で、国の支援を受ける計画を了承した。欧州連合(EU)の欧州委員会が支援承認の条件を緩和したことから、受け入れを決めた。取締役会は5月29日の時点で了承しており、6
ドイツには「病休時の給与継続支給(Lohnfortzahlung)」というルールがある。これは、病休社員の給与を雇用主が最大6週間、全額支給するというもので、「祝日および病欠時の給与支払いに関する法律(略:EntgFGな
欧州委員会は5月27日、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けた欧州連合(EU)経済の復興に向けた7,500億ユーロの基金を創設する計画を発表した。欧州委が市場で調達した資金をEUの中期予算に組み込み、補助金と融
ポーランド中央銀行は5月28日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.4ポイント引き下げ、史上最低の0.1%に設定した。利下げは3会合連続。新型コロナウイルス流行の影響に苦しむ経済を支えるため予想外の追加利下げに
ポーランド国営の送ガス事業者ガスシステムはこのほど、ロシア北極圏のヤマル半島から天然ガスを輸送する「ヤマル欧州パイプライン」の輸入量がほぼゼロになったことを明らかした。両国間の天然ガスの輸送契約は5月17日に失効していた
ハンガリー政府は5月26日、外国企業による国内企業への投資を制限する政令を発布した。コロナ危機による株安を背景に、外国企業が国家戦略上で重要な企業を買収するのを防ぐ狙いがある。年末を期限に、これらの企業に対する一定以上の
トルコのパクデミルリ農林相は5月25日、新型コロナウイルスの感染拡大による農産物の供給不足は起きていないと話した。予防措置としてすでに2月の段階で対策を講じ、国内で感染が確認された3月中旬に、さらに踏み入った措置をとった
ロシアIT産業の今年4-6月期(第2四半期)決算は新型コロナウイルス流行による景気後退を受け大幅な赤字になる見通しだ。政府は戦略的重要産業に対する支援措置の実施を発表しているが、IT企業は対象とされていない。このため業界
ウクライナ政府は5月27日、米国のルイジアナ天然ガス輸出会社との液化天然ガス(LNG)の輸入、およびガス輸送インフラの向上に関する覚書を閣議で承認した。調達先の多様化により天然ガスを長期的に確保するとともに、欧州連合(E
ハンガリー政府は5月26日、外国企業による国内企業への投資を制限する政令を発布した。コロナ危機による株安を背景に、外国企業が国家戦略上で重要な企業を買収するのを防ぐ狙いがある。年末を期限に、これらの企業に対する一定以上の
欧州委員会は5月27日、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けたEU経済の復興に向けた7,500億ユーロの基金を創設する計画を発表した。欧州委が市場で調達した資金をEUの中期予算に組み込み、補助金と融資の形で加盟
ギリシャ政府は5月29日、新型コロナウイルス感染防止対策として導入している外国人の入国制限を緩和し、6月15日から日本を含む29カ国からの観光客を受け入れると発表した。同国経済を支える観光業の新型コロナ危機による打撃を抑
新型コロナ危機で経営が悪化している独航空大手ルフトハンザは5月25日、政府の支援を受けることで合意したと発表した。支援額は最大90億ユーロ。政府は新株を取得し、同社を半国有化することになる。取締役会と監査役会、臨時株主総
英国のジョンソン首相は5月25日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため実施している外出・営業制限など「ロックダウン」措置を追加緩和すると発表した。6月1日から屋外市場、自動車ショールームの営業を再開。15日からはす
英政府は5月29日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で一時帰休を余儀なくされた従業員の給与の80%を補填する企業支援策について、8月から段階的に給付を減らして雇用主の負担とし、10月末で現在の措置を終了すると発表した。政
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は26日、同国の自動車部品大手ヴァレオのエタプル工場を訪問した際、新型コロナウイルスの感染拡大により打撃を受けた自動車業界に対する総額約80億ユーロの大型支援計画を発表した。融資に対
英政府は20日、欧州連合(EU)からの離脱に際して合意した英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの国境管理問題について、通関手続きの具体案を公表した。特別な通関施設は設けないで最小限のチェックを行うという曖昧な内容で
英政府は22日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策の一環として、自国民を含む入国者に対し14日間の自主隔離を義務付けると発表した。6月8日から実施し、違反した場合は1,000ポンド(約13万円)の罰金を科す。欧州の周辺国
ドイツのアーヘン工科大学(RWTH)のキャンパス内に2020年5月12日に開設した第5世代移動通信システム(5G)の研究用ネットワーク。研究機関や企業が産業のデジタル化を目指す「インダストリー4.0」の様々な技術を実証試
ドイツ連邦統計局が20日発表した宿泊・飲食業界の3月の売上高(暫定値)は物価調整後の実質で前年同月を45.4%下回った。
宿泊・飲食業界の1月と2月の売上高は前年同月をそれぞれ1.5%、1.1%上回っていた。
減少幅は宿泊で19.0%、飲食で13.9%に上った。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて医薬品や医療用品の重要性が痛感されていることから、医療分野の独企業に対する欧州連合(EU)域外の企業の出資計画をこれまでよりも厳しく審査できるようにする。
「米国第一」を掲げる米トランプ政権は、ワクチン開発の有力企業である独キュアヴァクを買収したうえで本社を米国に移管し、同社が専ら米国市場向けに新型コロナワクチンを開発・製造するようにすることを画策したとされる。
国内の医療用品、ワクチン、治療薬メーカーにEU外の企業が10%以上の出資を計画する場合は審査できるようにする。
屠畜場が新型コロナウイルスのクラスターとなるケースが頻発していることを受けて、劣悪で不衛生な労働環境が原因と判断。
被用者および屠畜場のある地域の住民を感染リスクなどから守るための措置を取ることにした。
政府はこれを受けて今回、◇保健・労働当局などによるチェックを強化し労働・衛生・健康基準が遵守されるようにする◇宿舎の最低基準を企業に遵守させるための措置を検討する◇労働時間法の規制に違反した企業への罰金の上限を2倍の3万ユーロに引き上げる◇屠畜場で働く者を来年1月以降、正社員に制限し、派遣社員などの投入を禁じる◇外国人労働者に対し被用者としての権利と関連法規を母語で説明するプロジェクトを支援する――ことを決めた。
今回の支援策は4月に可決された2つの支援法に続くもので、経済再始動に力点を置く。
週20時間を上限に時給の半分を助成する内容で、支援を受けられるのは、従業員の9割超で時短後の週労働時間が規定の9割(フルタイムで36時間)に満たない企業だ。
このほか、◇観光・宿泊・飲食業界で今年の売上高が前年の90%下回る見込みの企業に対し、一時帰休手当の助成措置を来月末まで延長◇国民及び永住者全員に国内で使える宿泊券(成人:200ユーロ、未成年者:50ユーロ)を支給◇企業向けに1社あたり5,000~5万ユーロの信用供与◇来年6月30日まで、一定の雇用創出を伴う投資への優遇措置適用条件を緩和――といった措置が盛り込まれている。
まず、コロナ危機の打撃が最も大きい業界を対象に付加価値税率(VAT税率)を従来の15%から10%へ引き下げる。
また、自営業者・企業ともに、今年の損失を過去2年の利益と相殺できることとし、納付済みの税金還付を可能にする。
50人以下の企業については、6~8月の社会保険料納付を免除する。
チェコのペトシーチェク外相はこのほど、コロナ危機による制限がなくなり次第、貿易振興を目的とする外遊を再開する意思を示した。
外相は、コロナ危機で世界景気が後退する中、チェコ企業が国外市場に食い込むチャンスを見つけられるよう支援する意思を強調。
中南米諸国については、昨年に続き、外相のメキシコ、コロンビア再訪問を計画する。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて個人消費と設備投資が大きく減少。
輸出は3.1%減少した。
輸出の減少幅が輸入を上回ったことを受けて、外需の寄与度はマイナス0.8ポイントとなった。
ロシア北西部アルハンゲリスク州のチブルスキ(Tsybulsky)知事はこのほど、北極海航路整備の一環であるバレンツ海沿岸港建設計画への投資額がすでに5億米ドルを超えたと明らかにした。
新港建設と連動し、ウラル地方と同港を結ぶベルコムウル(BelKomUr)鉄道も整備が進められている。
この鉄道はロシア北西部と中国を結ぶ幹線を構成するもので、完成するとシベリア、ウラル両地方からの輸送距離が800キロメートル短縮する。
トルコ経済へのダメージを避けるためには、金融市場の健全な機能の維持とクレジット・チャネル(金融政策の波及経路)の強化、企業のキャッシュフローの確保が重要になるとしたうえで、現行の緩和政策が金融の安定とコロナ後の回復に寄与するとの見方を示した。
今後の方針については、低インフレを維持することが景気回復にとり重要だとしたうえで、予想されるディスインフレの傾向と一致させるため引き続き慎重な金融政策をとるとしている。
中銀は昨年7月、2年10カ月ぶりの利下げを実施し、政策金利を24%から19.75%に引き下げた。
新型コロナ危機で経営が悪化している航空大手の独ルフトハンザは25日、国の支援を受けることで合意したと発表した。
国は新株を取得し、同社を半国有化することになる。
同社が決議権のない出資を全額、返済した後に、株価がWSFの取得価格(2.56ユーロ)を超えた場合、WSFは全保有株を時価で売却しなければならない。
ただ、欧州委が調達した資金はEU予算から長期的に返済するため、加盟国に負担が回る可能性はある。
復興基金の財源に関しては、フランスとイタリア、スペインなどが「コロナ債」と称されるユーロ圏共同債を発行することを提唱していたが、ドイツやオーストリア、オランダなど財政健全化に努めてきた加盟国が、財政が厳しい南欧諸国などの債務を肩代わりすることになりかねないとして反対してきた。
さらに同首相は、ドイツがEUの次期中期予算への拠出を通じて、基金の27%に相当する額を負担する意向も表明した。
英政府は20日、EUからの離脱に際して合意した英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの国境管理問題について、通関手続きの具体案を公表した。
ただ、同制度の仕組みは複雑で、通関手続き上の国境はアイルランド島と英本土にはさまれたアイリッシュ海に引かれ、英本土から北アイルランドに流入する物品については、EUの関税は適用されないが、北アイルランド経由でアイルランドなどEUに輸出する目的で入ってきたものは課税される。
EU側は北アイルランドが単一市場と関税同盟にとどまるのであれば、EUの関税ルールが適用され、英本土から北アイルランドを経由してEUに輸出される製品には、域内に流入する前に適正に課税しなければならないと主張しているだけに、抜け穴が生じかねない同案を受け入れない可能性が高い。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて医薬品や医療用品の重要性が痛感されていることから、医療分野の独企業に対するEU域外の企業の出資計画をこれまでよりも厳しく審査できるようにする。
インド製の原薬に投入される原料の約70%は中国から輸入されている。
国内の医療用品、ワクチン、治療薬メーカーにEU外の企業が10%以上の出資を計画する場合は審査できるようにする。
感染が再拡大する第2波に備えて水際対策を強化する。
隔離中は公共交通機関の利用が禁止され、食料や生活必需品を調達するための外出も厳しく制限される。
ただ、経済の再開に向けた動きが本格化し始めた段階で厳しい規制を導入することに対し、航空業界は強く反発している。
新型コロナ危機で経営が悪化している独航空大手ルフトハンザは21日、政府との支援をめぐる協議が進展した段階にあることを明らかにした。
国は新株を取得し、同社を半国有化することになる。
国の株式保有比率は25%を超え、重要決議を阻止できるようになるが、ルフトハンザによると、国は同社を買収から守るなど例外的なケースを除いてこの権利を行使しないという。
チェコ政府は18日、新型コロナウイルスの影響で経営難に陥った企業に対し、総額1,500億コルナ(約6,500億円)の信用供与を行うことを最終決定した。
信用供与を通じた企業支援策の第3弾で、最大15万社が対象となる。
企業は今回の措置を通じて、総額4,950億コルナの借り入れが可能になる。
オーストリアも6月半ばにドイツとの国境を開放すると表明した。
オーストリアのクルツ首相も13日、6月15日付でドイツとの国境を開放すると表明した。
スロベニアも同日、3月から導入していた国境管理を緩和し、EU域内から加盟国の永住者や滞在許可証の所持者が入国する際、自主隔離をせずに入国することを認めた。
しかし、英国側はEUが日本、カナダなどと結んだFTAでそのような要求はしなかったとして、反発している。
EUと英国の離脱条件を定めた協定では、英国側が6月末までに申請し、EUが合意すれば、移行期間を22年12月末まで延長することが可能。
「公平な競争が前提では合意が不可能ということをEUが認めさえすれば、交渉は進展するだろう」と述べ、EU側に次回の交渉で「アプローチ」を変えるよう要求した。
欧州委員会は14日、英国が欧州連合(EU)域内での人の自由な移動を保障するEUのルールに抵触しているとして、法的手続きに着手したことを明らかにした。
1月にEUを離脱した英国は、離脱後の急激な変化を回避するため設けられた「移行期間」中はEU法に従わなければならず、人の移動に関するルールも適用されるが、これに違反していると認定。
英国はEUと締結した離脱協定で、在英EU市民の権利を離脱後も保障することを約束している。
英政府は12日、日本との自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉を近く開始すると発表した。
EU離脱後の急激な変化を回避するための「移行期間」が終了すると、日欧EPAによる低関税などの優遇措置が失われるため、12月末までに合意したい考え。
日英FTAが発効すると二国間の貿易は年間152億ポンド拡大し、関税の撤廃や引き下げにより英国の輸出業者は年間3,300万ポンドの節減が可能と試算している。
ドイツ鉄道(DB)がこれまで削減していた長距離列車の運行数を再び増やし始めている。
感染防止に向けては、運行数と列車編成の拡大を通して乗客が他の乗客と可能な限り距離を取れるよう配慮している。
国内16州のうち6州が長距離列車での着用を義務化していないことから、見合わせざるを得ない状況だ。
ただ、欧州委が調達した資金はEU予算から長期的に返済するため、加盟国に負担が回る可能性はある。
復興基金の財源に関しては、フランスとイタリア、スペインなどが「コロナ債」と称されるユーロ圏共同債を発行することを提唱していたが、ドイツやオーストリア、オランダなど財政健全化に努めてきた加盟国が、財政が厳しい南欧諸国などの債務を肩代わりすることになりかねないとして反対してきた。
さらに同首相は、ドイツがEUの次期中期予算への拠出を通じて、基金の27%に相当する額を負担する意向も表明した。
独与党3党は18日、風力発電風車と住宅地の距離を最低1,000メートルにするとした昨年9月の合意を修正することで合意した。
与党はまた、太陽光発電の助成対象を計52ギガワットに制限するとした2012年導入のルールを撤廃することでも合意した。
今秋にも同上限に到達する見通しだったことから、制限を廃止しないと太陽光発電の新設に急ブレーキがかかる恐れがあった。
航空需要が回復すれば雇用の75%を維持し、収益を確保して再び成長できると強調する一方、需要が2019年の水準に戻るのは早くて23年との見方を示していた。
ウィルメス首相と主要閣僚が15日、ルフトハンザのシュポア最高経営責任者(CEO)らと会談し、ブリュッセル航空への支援策について協議した。
双方はここ数週間にわたる困難な交渉の末、今回の協議で具体的な進展があったとし、有益な合意形成に向けて尽力する姿勢を強調した。