石油・石炭・ガス

スロバキア政府、ガス供給会社を完全国有化

スロバキア政府は4日、ガス供給会社SPPの完全国有化を閣議決定した。チェコのエネルギー企業EPHから株式49%を買収し、経営権も握る。これにより、国内一般世帯および中小企業向けのガス料金決定権を強める。フィツォ首相はすで […]

中国CNPC、ヤマルLNGの権益20%取得

中国石油天然気集団(CNPC)がロシア2位の天然ガス会社ノヴァテクから、北極圏ヤマル半島の液化天然ガス事業(ヤマルLNG)の権益20%を譲り受ける。ノヴァテクが5日明らかにしたもので、譲渡手続きは当局の承認を経て12月初

Siemens

電機大手の独Siemensは9日、アルゼンチンの電力事業者Fideicomiso Central Termoelectrica Guillermo Brownからガス発電所を受注したと発表した。取引価格は10年間の保守サ

ポーランドでシェールガス採掘開始

米コノコフィリップスと英スリーレッグス・リソーシーズの合弁会社であるレーン・エナジー・ポーランドが、7月21日にシェールガスの試験生産を開始していた事実がわかった。ただ、生産量はまだ商業生産レベルに達していないという。

インフレ率が低下、8月1.5%に

ドイツ連邦統計局が8月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.5%増となり、増加幅は前月の1.9%から縮小した。エネルギー価格の上げ幅が前月の2.9%から0.4%へと大きく低下。全体が強く押し下げられ

輸入物価7カ月連続で下落、7月-2.6%に

ドイツ連邦統計局が8月28日発表した2013年7月の輸入物価指数(2005年=100)は115.7となり、前年同月比で2.6%低下した。前年同月を下回るのは7カ月連続。世界経済の減速を背景にエネルギーや資源、素材の輸入価

RWE AG―洋上風力パークの建設許可取得―

独エネルギー大手のRWE(エッセン)は8月28日、再生可能エネルギー子会社RWE Innogyが洋上風力発電パークを北海に建設する計画が連邦海運・水路庁(BSH)から許可されたと発表した。RWEは発電事業に占める再可エネ

モルドバとEU結ぶ送ガス管が着工

モルドバ西部のウンゲニとルーマニア東部のヤシを結ぶ天然ガスパイプラインの着工式が8月28日、ウンゲニ近郊で行われ、モルドバのリャンカ首相、ルーマニアのポンタ首相、欧州委員会のエッティンガー委員(エネルギー担当)ら要人が出

EU初のシェールガス採掘、ポーランドで開始

ポーランドのウォズニアック副環境相は8月28日、同国で7月からシェールガスの試験採掘が行われていることを明らかにした。EUでのシェールガス採掘は初めてとなる。 \ ウォズニアック副環境相が日刊紙ジェチュポスポリタに明らか

ニナスのシェル製油施設取得を認可へ

欧州委員会は近く、スウェーデンの石油精製業者ニナスが石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルから独ハンブルクの製油所にあるベースオイル精製設備を取得する計画を認可するもようだ。ロイター通信が8月29日、事情に詳しい消息筋の

プラハ市、プラハガスを公営化

プラハ市議会はこのほど、独エネルギー大手エーオンが保有するプラハガス会社(PP)の株式75%を年内に買収するという市の計画を承認した。買収価格は54億コルナ。中東欧情報紙『Mittel & Osteuropa

露STK、エストニアに石油精製所を建設

ロシア企業STKがエストニア北部の工業都市シッラマエに石油精製所の建設を計画している。現地の報道によると、港湾施設マーケティング責任者のアンドレイ・ビロフ氏が、同市が作成した事業プロジェクトの環境アセスメントをもとに、9

イルクーツク石油、ガス化学コンプレックスの建設検討

ロシアの石油ガス企業、イルクーツク石油(INK)は、イルクーツク州のウスチ=クートにガス化学コンプレックスの建設を検討している。独ニュースポータル『nov-ost.info』が伝えた。 \ 計画によると、ヤラクチンスコエ

ナブッコ・プロジェクト、清算へ

ナブッコ・パイプライン計画に携わってきた関連企業が清算されるもようだ。同計画に参加するルーマニアのトランスガスの発表によると、費用は2,000万ユーロに上る見通し。オーストリアOMVとトランスガスがナブッコのプロジェクト

OMV、スタトイルから北海4油田の権益取得

オーストリア石油大手のOMVは19日、ノルウェー国営スタトイルから北海の4油田の権益を26億5,000万ドルで取得したと発表した。OMVにとって過去最大の買収となる。 \ OMVはスタトイルから、ノルウェー沖ガルファクス

APモラー・マースク(2013年4-6月期決算)

デンマーク海運・石油大手のAPモラー・マースク がこのほど発表した2013年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は44億8,000万クローネ(約6億100万ユーロ)となり、前年同期から15%減少した。海運部門が貨物輸送量

卸売物価、5カ月連続で下落

ドイツ連邦統計局が13日発表した2013年7月の卸売物価指数は前月比0.3%減となり、5カ月連続で下落した。穀物・葉たばこ・種苗・飼料が10.0%下がり、全体が強く押し下げられた格好。鉱石・金属(半製品を含む)も1.4%

生産者物価、7月は0.5%上昇

ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年7月の生産者物価指数(2005年=100)は118.4となり、前年同月比で0.5%増加した。非耐久消費財が大きく上がったものの、中間財が低下し、上げ幅が押し下げられた格好。生産者

独北部で廃油田を再開発へ

エネルギー大手RWEの採掘子会社RWE DEAがドイツ北部の廃油田で再採掘を計画している。地方紙『キーラー・ナハリヒテン』が報じ、同社が追認した。 \ 再採掘を予定しているのはキール近郊のシュヴェーデネック、プレーツ、オ

APモラー・マースク(2013年4-6月期決算)

2013年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は44億8,000万クローネ(約6億100万ユーロ)で、前年同期から15%減少。海運部門が貨物輸送量の下落、石油部門が原油価格低下でともに不調だった。売上高は9%減の809億

Siemens

電機大手の独Siemensは6日、サウジアラビア国営石油会社Saudi Aramcoから発電機15基とガスタービン10基、蒸気タービン5基、排熱回収装置10基を受注したと発表した。取引金額は9億6,680万ドル。Saud

ルール地方で低炭素都市プロジェクト

かつて炭鉱都市として栄えたルール地方のボットロープ市で、低炭素都市の実現をめざす環境プロジェクトが進められている。「InnovationCity Ruhr」と名付けられた同プロジェクトではエネルギー効率改善や二酸化炭素(

インフレ率1.9%に上昇

ドイツ連邦統計局が7月30日発表した同月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が1.9%(速報値)となり、前月の同1.8%から0.1ポイント上昇した。エネルギーと食料品が全体を強く押し上げた格好。前月比の上げ幅は

ベラルーシ、原油・石油製品の輸出関税引き上げ

ベラルーシ政府は7月29日、8月1日から原油・石油製品の輸出関税を引き上げると発表した。 \ 原油の輸出関税は1トン当たり369.2米ドルから379.8ドルに引き上げられる。軽油・重油(ガソリンを除く)は同243.6ドル

Continental AG―自動車向け以外の事業強化へ―

自動車部品大手の独Continental(ハノーバー)が自動車産業向け以外の事業を強化する。欧州などで自動車市場が長期低迷していることを受け自動車産業への依存度を引き下げる考えで、買収も視野に入れている。ヴォルフガング・

二酸化炭素からプラスチック合成 バイエル、商業生産に

独化学大手のバイエルは、二酸化炭素(CO2)を原料とする樹脂の商業生産に乗り出す。アーヘン工科大(RWTH)などと共同で2年前から実施してきたパイロットプロジェクトが良好な結果を出したため、ケルン近郊のドルマーゲンに年数

ポーランド石油最大手、4-6月期は赤字拡大

ポーランドの石油最大手PKNオルレンが7月23日発表した2013年4-6月期の最終損益は2億700万ズロチの赤字となり、赤字幅は前年同期の500万ズロチから大きく悪化した。景気減速による燃料需要の低迷や精製マージンの下落

ロシアとマケドニア、サウス・ストリーム建設で正式調印

ロシアとマケドニアは23日、ロシア産天然ガスを黒海経由で欧州に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の支線をマケドニア国内に建設する政府間協定に調印した。 \ ロシアのノヴァク・エネルギー相、マケドニアのグルエフスキ

ポーランド石油最大手、4-6月期は赤字拡大

ポーランドの石油最大手PKNオルレンが23日発表した2013年4-6月期の最終損益は2億700万ズロチの赤字となり、赤字幅は前年同期の500万ズロチから大きく悪化した。景気減速による燃料需要の低迷や精製マージンの下落が響

輸入物価6カ月連続で前年同月割れ、6月-2.2%に

ドイツ連邦統計局が26日発表した2013年6月の輸入物価指数(2005年=100)は前年同月比2.2%減の115.4となり、1年前の水準を6カ月連続で下回った。エネルギーや鉱石、金属の価格下落が反映された格好。前月比でも

ロスネフチ、上半期は18%増益

ロシア石油最大手のロスネフチが30日発表した2013年1-6月期連結決算(国際会計基準)の最終利益は1,370億ルーブルで、前年同期比で18.1%拡大した。英BPとの合弁会社であるTNK-BP買収で生産量が急拡大したのが

Vattenfall AB―独など北欧以外の事業売却も―

スウェーデンのエネルギー大手Vattenfall(ストックホルム)は23日の決算発表で、来年1月から事業を北欧と北欧以外の欧州の2つに分割することを明らかにした。欧州各国市場の先行き不透明感が強まっていることを踏まえた措

欧州投資銀、石炭火力発電向け融資を制限

EUの政策金融機関である欧州投資銀行(EIB)は24日、域内の石炭火力発電所への融資を制限すると発表した。EUの地球温暖化対策に沿ったもので、新たな発電所の建設や発電所改修事業への融資に際して、二酸化炭素(CO2)排出量

生産者物価、6月上昇率は0.6%に拡大

ドイツ連邦統計局が19日発表した2013年6月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が0.6%となり、前月の同0.2%から大きく拡大した。上げ幅の拡大は2カ月連続。非耐久消費財が全体を押し上げた格好だ。 \ 非耐久消費財は

EWE

北ドイツの地域エネルギー事業者EWEは18日、オランダの大陸棚にある天然ガス田の探索・採掘権を蘭石油・ガス生産事業者Oranje-Nassau Energie B.V.(ONE)に売却すると発表した。ガス探索・採掘事業は

6月インフレ率、エネルギーと食品除くと1.3%に

ドイツ連邦統計局は10日、2013年6月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、前年同月比の物価上昇率は1.8%で2カ月連続で拡大したものの、価格変動が激しいエネルギーと食料品を除いたベースでは1.3%にとどまっ

卸売物価3カ月ぶりに前年同月上回る、6月+0.7%に

ドイツ連邦統計局が11日発表した2013年6月の卸売物価指数(05年=100)は122.2となり、前年同月比で0.7%増加した。増加は3カ月ぶり。食料品の価格が大きく上昇し、全体が押し上げられた格好だ。 \ 青果・じゃが

アドリア海横断パイプライン、BPなどが50%出資

アゼルバイジャンのシャーデニス・天然ガス田第II次開発プロジェクト(シャーデニスII)に参加する英BP、仏トタル、アゼルバイジャン国営石油(SOCAR)の3社が、アドリア海横断パイプライン(TAP)敷設プロジェクトに計5

再可エネ電力助成金、負担軽減申請が今年も増加

再生可能エネルギー電力の助成に伴う負担の軽減を申請する企業が昨年に引き続き今年も増加した。緑の党の質問への政府回答によると、来年分の負担の軽減を申請した企業は受付締切日の1日時点で2,367社(オンライン申請のみで郵送に

石炭大手KWの発電所建設に日中韓3社が応札

ポーランドの石炭大手コンパニア・ヴェングロヴァ(KW)はこのほど、石炭火力発電所建設に向けた入札で、三井物産と韓国のサムスンC&T、中国の山東電力集団公司(SEPCO)の3社が応札したと発表した。KWは3社から

電力各社が発電所の停廃止を検討、電力不足の懸念

ドイツの大手電力会社や都市エネルギー公社が石炭や天然ガスを利用する従来型発電所の停廃止を検討している。再生可能エネルギー電力を優遇する政策のしわ寄せで採算が取りにくくなっているためだ。業界内の情報として16日付『南ドイツ

OMVペトロム、ガス供給事業を売却

オーストリアOMVのルーマニア子会社OMVペトロムは10日、ガス供給事業ペトロム・ディストリブツィエ・ガーゼ(PDG)をチェコの投資会社PPFインベストメンツ傘下のリガトネに売却したと発表した。取引金額など詳細は明らかに

RWE AG―探鉱・開発子会社売却でカタールと交渉か―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)が石油・天然ガス田の探鉱・開発を手がける子会社RWE Deaの売却に向けてカタール投資庁と交渉しているもようだ。米『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が消息筋の情報として報じた。RW

米エクソン、ウクライナ領黒海のガス田探索に7.35億ドル

米石油メジャーのエクソンモービルは12日、ウクライナ領黒海海底におけるガス田探索で同国政府と契約を締結した。契約料として3億3,500万米ドルを政府に支払うほか、4億ドルを地震探査と抗井2本の試掘に投資する。エネルギー省

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