EnBW―発電所4カ所で稼働見合わせへ―
エネルギー独3位のEnBW(カールスルーエ)は5日、発電所4カ所で稼働を当面見合わせると発表した。再生可能エネルギーの供給が増加し採算が合わなくなってきたため。 \ 停止を予定するのは、マールバッハの石油発電所と天然ガス […]
エネルギー独3位のEnBW(カールスルーエ)は5日、発電所4カ所で稼働を当面見合わせると発表した。再生可能エネルギーの供給が増加し採算が合わなくなってきたため。 \ 停止を予定するのは、マールバッハの石油発電所と天然ガス […]
独エネルギー大手RWEの英子会社RWEnpowerは8日、テムズ川河口のティルベリーにあるバイオマス発電所を10月末で閉鎖すると発表した。電力価格が低く採算が合わないため。同発電所は最近、石炭発電所からバイオマス発電所に
ロシア石油最大手のロスネフチは2日、天然ガス合弁会社イテラの資本49%をイテラ・ホールディングズから取得し完全子会社化したと発表した。取引額は29億米ドル。ガス事業を強化する戦略の一環で、イテラ統合によるシナジー効果を引
洋上風力発電パークの建設で港湾の果たす役割に注目が集まっている。建設資材を作業船に積み込むインフラが不足していれば、それだけ建設作業のスピードが落ちるためで、港湾運営者は需要拡大に期待を寄せる。ただ、港湾インフラ整備に要
ロシアは液化天然ガス(LNG)輸出を来年にも自由化する方針だ。同国のアレクサンドル・ノヴァクエネルギー相が9日付経済紙『コメルサント』とのインタビューで明らかにしたもので、自由化に向けた輸出法改正案は数週間内に政府に提出
川崎重工はこのほど、ロシアのエネルギー会社RAO ES ヴォストーカおよび水力発電会社ルスギドロと、ロシア極東マガダン州に液化水素プラントを建設することで基本合意した。 \ 川崎重工は液化水素の生産、貯蔵、輸送に係る技術
欧州委員会は5日、ブルガリア国営エネルギー会社のブルガリア・エナジー・ホールディングス(BEH)が天然ガス事業での独占的な立場を悪用し、他社の参入を妨げている疑いがあるとして、調査を開始したことを明らかにした。 \ 調査
ドイツの発電量に占める再生可能エネルギーの割合は昨年22.1%となり、前年の20.3%から1.8ポイント増加した。2011年の福島原発事故を受けて政府が再可エネの大幅増強方針を打ち出したことが大きく、10年からの増加幅は
ボスニア電力最大手のEPBiHは6月26日、北東部のトゥズラ発電所における褐炭火力発電機新設プロジェクトの入札で3社・グループから正式な提案を受理したと発表した。日本からは日立のほか、スペイン企業などと提携して東芝が応札
墺石油大手OMVは6月28日、中東欧の潤滑油事業をロシア石油最大手のルクオイルに売却することで合意したと発表した。石油・マーケティング事業の資産を最適化する戦略の一環。年内の手続き完了を見込む。取引価格など詳細は明らかに
ドイツ連邦統計局が6月27日発表した2013年5月の輸入物価指数は前年同月を2.9%下回った。後退は5カ月連続。エネルギー価格が9.9%下がり、全体が強く押し下げられた格好で、原油と石油製品を除いたベースでは減少幅が2.
ドイツ連邦統計局が6月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が1.8%となり、2カ月連続で拡大した。食料品とエネルギーがそれぞれ5.4%、3.0%上がったことが大きい。物品全体でも2.3%高くな
カスピ海地域のガスをロシアを迂回して欧州へ輸送する「ナブッコ・パイプライン」計画が事実上中止された。計画を先導してきたオーストリアOMVは6月26日、主要調達先と位置付けてきたアゼルバイジャンのシャーデニス第2フェーズ開
ハイデルベルクの資源開発会社Deutsche Rohstoff AG(DR)が、米コロラド州北部でシェールオイル探査・開発事業を強化する。米子会社Tekton Energy LLC(以下:Tekton)が探査・採掘権を持
スロバキアの化学製品市場の規模は2012年に111億5,300万ユーロとなり、前年から0.5%拡大した。製品別で見ると化学薬品・化学製品が5.6%増の35億9,200万ユーロ、プラスチック・ゴム製品が6.5%増の34億4
ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年5月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が0.2%となり、前月に引き続き小幅な伸びにとどまった。エネルギーと中間財がそれぞれ0.5%減、0.9%減となり、全体を強く押し下げた格好
欧州連合(EU)が中国製太陽光発電パネルに暫定的ながら反ダンピング(不当廉売)関税を課したことの影響がすでにドイツのソーラー業界に出ているようだ。ソーラーインバーター世界最大手SMA Solarのピエール・ウルボン社長が
ロシア国営石油大手ロスネフチのイーゴリ・セーチン社長は21日の記者会見で、中国に今後25年間で計3億6,500万トン(2,700億米ドル相当)の原油を追加供給することで合意したと発表した。7月1日から履行する。中国への原
米国のシェールガス革命は欧州連合(EU)で天然ガス発電の減少をもたらしている――。石油大手BPのクリストフ・リュール主任エコノミストは20日デュッセルドルフでこんな因果関係を説明した。21日付『フランクフルター・アルゲマ
日本企業によるロシア極東地域エネルギー開発事業への参加が前進している。石油最大手のロスネフチは21日、丸紅および日本の官民合弁会社SODECOと、液化天然ガス(LNG)の売買に関する基本合意書を締結した。また、伊藤忠や丸
ロシア第2位のガス会社ノヴァテクは19日、サンクト・ペテルブルグに近いウースチー・ルーガ商業港に建設したガスコンデンセート分留・積み替えターミナルの稼動を開始した。垂直統合を強め、新規市場・顧客の開拓を強化する。 \ 第
連邦統計局は12日、2013年5月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、前年同月比の物価上昇率は1.5%で、エネルギーを除いたベースでは1.7%に上った。 \ エネルギーでは電力の価格が12.4%上昇したものの
ドイツ連邦統計局が13日発表した2013年5月の卸売物価指数は前年同月比0.1%減となり、2カ月連続で低下した。物価に占める比重が大きい石炭・石油製品の価格が6.2%下落、コーヒー・茶・カカオ・香辛料と鉱石・金属(半製品
ロシアが主導する天然ガスパイプライン「サウス・ストリーム」計画にマケドニアが参加する。天然ガス調達能力を拡大する狙い。今週末のサンクト・ペテルブルグ経済フォーラムに出席するスタヴレスキ副首相が関連契約に調印する予定だ。
エネルギー独3位のEnBW(カールスルーエ)は17日、2020年までに総額70億ユーロを投資する計画(Strategie 2020)を発表した。原発全廃と再生可能エネルギーの強化に向けたドイツの「エネルギー転換政策」を受
チェコトップ100企業協会(Sdruzeni)は14日、チェコ大手輸出企業50社の12年の輸出額が前年比16%増の1兆430億コルナとなり、初めて1兆コルナの大台を突破したと発表した。昨年の伸び率(8%)を大きく上回る好
ノルウェー国営電力大手スタットクラフトは13日、ヒュルト(ケルン近郊)のクナップザック化学工業団地でガスコンバインドサイクル(GTCC)発電所「Knapsack II」の開所式を行った。同発電所は世界最高水準の発電効率を
ロシア最大の民間石油会社ルクオイルは11日、ギニア湾のコートジボワール沖の石油開発プロジェクトの権益を取得したと発表した。 \ バオバブ海底油田に隣接するCI-504鉱区の権益65%をナイジェリア企業タレヴェラス・エナジ
太陽電池などの自家発電システムを利用する家屋が増えている。ライン・ヴェストファーレン経済研究所(RWI)と市場調査会社Forsaが13日に発表した共同調査レポートで明らかにしたもので、太陽熱発電の導入比率は2006年から
ロシア国営石油大手ロスネフチは11日、戦略提携を結んでいる米同業エクソンモービルと共同で北極圏の海底油・ガス田の開発・生産に関する最新技術を研究する「大陸棚開発のための北極圏研究・設計センター(ARC)」の設立に関する最
ギリシャ政府が実施した国営天然ガス企業DEPAの民営化入札は、期限の10日までに1件も応札がなく失敗に終わった。有力候補とされていたロシアの天然ガス最大手ガスプロムは最終段階で応札を見合わせた。 \ ガスプロムの広報担当
電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が発電所建設事業の統括拠点をドイツのエアランゲンとオッフェンバッハから韓国に移管する。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が11日付で報じたもので、ドイツとオーストリアでは人員削減
独中堅プラントメーカーのKautex(ボン)がイラク国営製油会社のNRCから受注したポリタンク工場が今秋、操業を開始する見通しだ。Kautex関係者への取材をもとに11日付『南ドイツ新聞(SZ)』が報じた。 \ 同工場は
ポーランド政府が米国からのシェールガス輸入に関心を示している。シコルスキー外相が4日、訪問中のワシントンでモニス米国エネルギー長官と会談し、実現の前提となる欧州連合(EU)・米国間の自由貿易協定締結を希望する立場を示した
トルクメニスタンの2012年の国内総生産(GDP)成長率は11.1%とニけた台の高い伸びを記録した。好調な経済を支えているのは天然ガス輸出だ。同国は人口約500万人の小国ながら、世界第4位の埋蔵量(在来型ガス)を誇る天然
欧州連合(EU)の欧州委員会は5月28日、アルゼンチン、インドネシア産のバイオディーゼル燃料に対する暫定的な反ダンピング(不当廉売)措置を発動すると発表した。29日からアルゼンチン産に6.8~10.6%、インドネシア産に
エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は5月29日、戦略提携するブラジルの同業MPXへの出資比率を従来の10%から36.1%に引き上げると発表した。欧州域外の事業を強化する戦略の一環。タイセン社長は同戦略を批判する
カスピ海地域の天然ガスをロシアを迂回して欧州へ輸送する「ナブッコ・パイプライン」計画に、フランスのGDFスエズが新たに参加する。主要調達先とするアゼルバイジャンのシャーデニス第2フェーズ開発の企業連合が今月末に欧州への輸
自動車の実際の燃料消費量がメーカー公表値を平均25%上回るとの調査結果を、クリーン輸送に関する国際評議会(ICCT)が5月28日に発表した。特にドイツブランドのBMW、アウディ、オペル、ダイムラーで数値のズレが大きく、波
ロシア国営石油・天然ガス大手ロスネフチは、過半数を出資する天然ガス企業イテラを完全子会社化する計画だ。ロイター通信が5月28日、ロスネフチに近い筋の話として伝えた。 \ ロスネフチはイテラの株式51%を保有している。複数
3月後半に欧州を襲った寒波の影響でドイツが大規模停電の危機に直面していたことが、送電網監督当局(BNetzA)が連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)の議員からなる政治審議会に送付した報告書で明らかになった。特に深刻だった
トルクメニスタン政府は2016年までに20億米ドル弱を石油化学産業強化に投じる。石油の年間処理能力を2030年までに大幅強化する政策の一環だ。長期的には3つの製油所の新設を予定している。 \ 政府は年間製油能力を2015
キルギス政府は、国営ガス会社キルギスガスの株式75%をロシア天然ガス最大手ガスプロムに1米ドルで売却することを承認した。同国政府報道官が5月26日、RIAノーボスチ通信に明らかにした。 \ ロシアのプーチン大統領とキルギ
ドイツ連邦統計局が5月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が1.5%となり、前月(同1.2%)を0.3ポイント上回った。インフレ率の上昇は昨年12月以来で5カ月ぶり。食料品の価格が5.3%上が
工業ガス大手の独Linde(ミュンヘン)は3日、米テキサス州ラ・ポートにシェールガス関連のプラントを設置すると発表した。2億ドル強を投じて空気分離装置(ASU)とガス化装置を建設、2015年から操業を開始する。米国のシェ
エネルギー大手の独Eonがカナダ企業Pieridae Energyから液化天然ガス(LNG)の供給を受ける。Pieridaeが3日発表し、Eonが追認した。地政学リスクが大きいロシア産天然ガスへの依存度を引き下げることが
欧州委員会は5月28日、アルゼンチン、インドネシア産のバイオディーゼル燃料に対する暫定的な反ダンピング(不当廉売)措置を発動すると発表した。29日からアルゼンチン産に6.8~10.6%、インドネシア産に最大9.6%の反ダ
ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は23日、2013年の独国内総生産(GDP)を従来予測の前年比実質0.7%増から同0.3%増へと引き下げた。第1四半期の成長率が鈍かったほか、会員企業を対象に実施した景況感調査で事業の現
ドイツ連邦統計局が28日発表した2013年4月の輸入物価指数は前年同月を3.2%下回り、09年11月以来で最大の下落幅となった。同指数の減少は4カ月連続。エネルギー価格が11.7%下がり、全体が強く押し下げられた格好だ。
天然ガス調達におけるロシア依存を弱める目的で欧州連合(EU)が進める「南回廊」の整備で、関連各国が相次いで推進に向けた決意を表明した。主要調達先であるアゼルバイジャンのシャーデニスII・ガス田の企業連合が6月末までに欧州