電気通信

ペイパルを独カルテル庁が調査、市場支配的地位乱用の疑いで

ドイツ連邦カルテル庁は23日、米オンライン決済サービス大手ペイパルが独市場で独占的地位を乱用している容疑で調査を開始したと発表した。競合に対する不当な妨害と価格競争の制限を行っていた疑いがある。独事業を統括するルクセンブ

風力発電向けロボットソリューション開発 Aerones(ラトビア)

ロボットを利用した風力発電機の予知保全サービスを提供する。地上からの遠隔操作ロボットがブレードやタワーの亀裂などの損傷を検査し、データを地上に送信して操縦者による保守作業を可能にする。このほど実施したシリーズAラウンドで

ハッカー攻撃で自転車メーカーが経営破たん

自転車製造の独プロフェーテが12月下旬に経営破たんしたのはハッカー攻撃が引き金であることが分かった。暫定管財人への取材をもとに日刊紙『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 それによると、同社は11月末にハッカー攻

仏車部品大手フォルビア、チェコ工場にAMR14台を導入

●AMRはデンマークMiR社の「MiR600」と「MiR250」を7台ずつ ●同AMRは3Dカメラ、ライダー、赤外線の3つのセンサーを搭載 仏自動車部品大手フォルビアはこのほど、チェコ南西部ピセクにある「フォルシア・クリ

蘭ヒア、充電ポイントの空き状況予測サービスを開発

蘭デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは4日、電気自動車(EV)の充電ポイントの空き状況を予測するサービスを開発したと発表した。既存の充電インフラの情報と実際の利用状況のデータを組み合わせ、充電ポイントごとの将来的な利

1月1日付の法令改正

【労働・社会保障・家族】 ・通称で「ハルツ4」と呼ばれる「失業手当2(求職者基礎保障給付金)」が「市民手当(ビュルガーゲルト)」に名称変更。制裁・保有資産規制が緩和されるとともに、資格取得や再教育の側面が強化。給付額も引

メルセデス―独自の充電網を北米・欧・中などに構築―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは5日、同社独自の急速充電網を北米、欧州、中国、その他の主要市場に構築すると発表した。メルセデスは市場環境が整った地域では2030年までに販売車種を電気自動車(BEV)に絞り込む「エレク

印車部品大手ソナ、セルビアのレーダー技術企業を買収

●ADAS向けセンサー事業の強化が目的 ●ノベリックはミリ波レーダーによる車内監視技術に定評 インド自動車部品メーカーのソナ・コムスター(Sona Comster)は9日、セルビアのレーダー技術企業ノベリック(Novel

欧州委がメタに異議告知書、オンライン広告の競争法違反で

欧州委員会は12月19日、SNS(交流サイト)のフェイスブックなどを運営する米メタ(旧フェイスブック)が、オンライン広告でEU競争法に違反している疑いがあるとして、同社に異議告知書を送付したと発表した。個人が中古品などを

仏ルブタンの商標権侵害訴訟、EU裁がアマゾンに不利な判断

EU司法裁判所は12月22日、米アマゾンの電子商取引プラットフォーム「マーケットプレイス」の出品者が仏高級婦人靴ブランド、クリスチャン・ルブタン(以下ルブタン)の模倣品を販売した問題で、マーケットプレイスを運営するアマゾ

アイルランド当局がメタに制裁、データ保護違反で

アイルランドのデータ保護委員会(DPC)は4日、米メタ(旧フェイスブック)がオンライン上の個人情報データの取得をめぐってEUの一般データ保護規則(GDPR)に違反したとして、3億9,000万ユーロの制裁金支払いを命じたと

メルセデス、独自の充電網を北米・欧・中などに構築

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは5日、同社独自の急速充電網を北米、欧州、中国、その他の主要市場に構築すると発表した。メルセデスは市場環境が整った地域では2030年までに販売車種を電気自動車(BEV)に絞り込む「エレク

リトアニアの新VC、ディープテックファンドを開設

●資金規模は1,300万ユーロ、アーリーステージの企業を支援 ●ディーブテックおよびライフサイエンス技術に特化 リトアニアの新ベンチャーキャピタル(VC)「バルティック・サンドボックス(Baltic Sandbox)」が

アグリテック・ソリューション開発 OGOR(ルーマニア)

農業従事者向けに衛星画像による農地の監視ソリューションを開発している。畑をエリア別に分けて分析し、最も成績の良い区画を特定したり、天候および人為的な作業が畑の環境や生産状況に与える影響を追跡できるようにする。サービスはス

コロナ対策の渡航制限全廃、EU内務相理が加盟国に勧告

EU加盟国は13日に開いた内務相理事会で、新型コロナウイルス対策の渡航制限を全廃するよう各加盟国に促す勧告を採択した。感染状況が悪化した場合には各国の判断で制限措置を導入できるが、コロナとの共生が一層進むことになる。 今

マイクロソフトがロンドン証取と提携、株式4%を取得

英ロンドン証券取引所グループ(LSEG)は12日、米マイクロソフトと戦略的提携で合意したと発表した。マイクロソフトがLSEGの株式約4%を取得。LSEGのデータ、データ分析のタプラットフォームをマイクロソフトのクラウド上

英JLRが見習生プログラムを強化、来年に300人を採用

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は6日、来年に英国で約300人の見習生を雇用すると発表した。モデルラインナップの電動化を踏まえ、必要な技術を持つ人材を確保するのが狙い。国内の大学と提携して実施するもの

重要インフラを破壊工作から保護へ、政府が法原案了承

重要インフラを破壊工作から守るための法原案をドイツ政府が7日の閣議で了承した。同国初のインフラ保護法案となる。ナンシー・フェーザー内相は、ウクライナに対するロシアの侵略戦争を受けてドイツの安全保障環境は変化したと指摘。ド

インフレ率低下も高水準は続く見通し

連邦統計局が13日発表した11月のインフレ率(CPI)は前年同月比10.0%となり、東西ドイツ統一後の最高を記録した前月を0.4ポイント下回った。水準自体は依然として極めて高い。統計局のゲオルク・ティール局長は、物価の高

ボーダフォンのCEOが辞任、業績悪化による株価低迷で

英通信大手ボーダフォン・グループは5日、ニック・リード最高経営責任者(CEO)が年内に辞任すると発表した。リード氏は2018年にCEOに就任したが、業績悪化で株価が下落し、投資家からの辞任圧力が強まっていた。 取締役会は

エネ大手ユニパーが露ガスプロムに損賠請求

●同社はガスプロムからの供給停止に伴い巨額の損失を計上 ●政府は同社を国有化の意向、支援額は最大330億ユーロの見込み エネルギー大手の独ユニパーは11月30日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムを相手取り国際仲裁裁判手

横浜ゴム―独自工会の情報セキュリティ評価認証を取得―

横浜ゴムは1日、独自動車工業会(VDA)が策定した情報セキュリティ評価「TISAX(トラステッド・インフォメーション・セキュリティ・アセスメント・エクスチェンジ)」の認証を取得したと発表した。同社の「TISAX」認証ラベ

エネ大手ユニパーがガスプロムに損賠請求

エネルギー大手の独ユニパーは11月30日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムを相手取り国際仲裁裁判手続きを開始したと発表した。ガスプロムからの供給停止に伴い巨額の損失を計上していることから、損害賠償を請求する。クラウスデ

ドナウ川流域14カ国の技術革新プラットフォーム始動へ

●技術革新分野での連携を強化し、西欧地域との差を縮める狙い ●「中東欧諸国の競争力維持にはイノベーションが不可欠」 ドナウ川流域の14カ国が参加するドナウ・テックバレー・イニシアチブ(DTVI)計画が具体化に向けて動き出

半導体生産に乗り出すラトビア、国内12団体が協力で覚書

●開発製造能力の底上げを通じて半導体の国産化を拡大する ●他地域のチップに依存するEUの独立にも貢献する狙い ラトビアが半導体生産の強化に向けて動き出した。11月29日-30日に首都リガで開催された第5世代移動通信(5G

ヤンデックス顧問にクドリン元財相が就任

●同社の再編を経営側と政府側双方が満足できる形で進められると期待 ●同社は制裁対象ではないが、禁輸措置を受け経営が苦境に プーチン大統領の信頼が厚いことで知られるアレクセイ・クドリン元財務相(62)は5日、IT大手ヤンデ

Siemens

独電機大手のシーメンス は11月23日、サウジアラビアの複合企業であるペトロミン傘下のエレクトロミンに電気自動車(BEV)用充電器を供給すると発表した。超高速直流充電器「Sicharge D」と商用・住宅用の交流充電シス

シーメンス―サウジにBEV充電器を供給―

電機大手の独シーメンスは23日、サウジアラビアの複合企業であるペトロミンの傘下企業エレクトロミンに電気自動車(BEV)用充電器を供給すると発表した。同国は炭素中立実現に向けBEVの普及を目指しており、エレクトロミンは全国

シーメンス、サウジにBEV充電器を供給

電機大手の独シーメンスは23日、サウジアラビアの複合企業であるペトロミン傘下のエレクトロミンに電気自動車(BEV)用充電器を供給すると発表した。同国は炭素中立実現に向けBEVの普及を目指しており、エレクトロミンは全国的な

シーメンス―産業分野で過去最高益を更新―

電機大手の独シーメンスは17日の決算発表で、2022年9月通期の産業分野の税引き前利益(EBT)が前期比17%増の102億7,700万ユーロとなり、過去最高を更新したと発表した。ロシアのウクライナ進攻、高インフレ、コロナ

アグリテック・ソリューション開発 Atar AI(セルビア)

人工知能(AI)駆動型の農薬散布ソリューションを開発している。既存の噴霧機を用いて正確な雑草検出とピンポイントの散布を行えるようにするもので、畑での農薬使用量を最大70%~80%削減できる。 同社のソリューションでは、ト

ポルシェ・エンジニアリング―ルーマニアにR&D拠点開設―

独高級車大手ポルシェの技術サービス子会社ポルシェ・エンジニアリングは21日、ルーマニア西部のティミショアラで研究開発(R&D)拠点の開所式を行った。自動車産業向けのソフト開発を加速する狙い。既存のクルジュ・ナポ

ボッシュ―量子コンでIBMと協業、DXには100億ユーロ投資―

IoT大手の独ボッシュは9日、同社主催のイベント「ボッシュ・コネクテッド・ワールド」で、米IT大手IBMと量子コンピューティング分野で協業すると発表した。モーターや燃料電池など炭素中立のパワートレインに投入する材料のシミ

インフィニオン―スマートエアコンを見本市に出展―

半導体大手のインフィニオンは11日、ミュンヘンで開催される国際コンポーネント・システム・アプリケーション専門見本市「エレクトロニカ2022」(15~18日)にスマートエアコンを出展すると発表した。産業パワーコントロール部

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