ビンファスト―独でEV生産へ―
ベトナム複合企業ビングループの自動車子会社ビンファストがドイツで電気自動車(EV)を生産する計画だ。独貿易・投資振興機関(GTAI)と現在、協議を進めている。実現すれば米テスラに次いで独にEV工場を持つ外資系2社目の企業 […]
ベトナム複合企業ビングループの自動車子会社ビンファストがドイツで電気自動車(EV)を生産する計画だ。独貿易・投資振興機関(GTAI)と現在、協議を進めている。実現すれば米テスラに次いで独にEV工場を持つ外資系2社目の企業 […]
高級乗用車大手の独ダイムラーは12月24日、中国の比亜迪(BYD)と共同運営する電気自動車(EV)生産会社、深圳騰勢新能源汽車有限公司(Shenzhen DENZA New Energy Automotive)の株式40
クルーズ船運航事業を展開するゲンティン香港の独造船子会社MVヴェルフテンは10日、シュヴェーリン区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。同社は資金繰りに行き詰まり、12月の給与が未払いとなっている。 ゲンティン香港は2
ライフサイエンス大手の独メルクは6日、医薬品製剤開発・製造支援事業(CDMO)の有力企業である米エクセリード(Exelead)を買収することで合意したと発表した。将来性の高い伝令RNA(mRNA)分野で事業を強化する狙い
独バイオ医薬品企業ビオンテックは5日、帯状疱疹ワクチンを米製薬大手ファイザーと共同開発することで合意したと発表した。両社が共同開発した新型コロナウイルスワクチンと同様、伝令RNA(mRNA)をベースに創薬する。2社はイン
製薬大手の独バイエルは10日、米バイオ企業マンモス・バイオサイエンシズと協業合意したと発表した。遺伝子・細胞治療薬事業を強化する狙い。マンモスが持つゲノム編集技術を活用して治療が困難な疾患の医薬品を開発する。 マンモスは
化学大手の独BASFは12月28日、米フロリダ州クインシーにあるアタパルジャイト鉱山施設をスイス特殊化学大手クラリアントに売却することで合意したと発表した。事業の見直しに基づく措置。取引金額は6,000万ドル。独禁当局の
ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日発表した2021年の乗用車新車登録台数は前年比10.1%減の262万2,132台へと落ち込んだ。コロナ禍初年度の前年に比べ需要自体は増えたものの、半導体不足を背景に世界の自動車メーカーが生
高級車大手メルセデスベンツが7日発表した「メルセデスベンツ」ブランド乗用車の2021年販売台数は前年比5.0%減の205万4,962台へと落ち込んだ。競合BMWは主力ブランド「BMW」の販売が大幅に増え220万台を超えた
独電気電子工業会(ZVEI)が12月21日発表した同国電機製品の10月の輸出高は前年同月比4.4%増の189億ユーロとなり、これまでに引き続き拡大したものの、増加幅は前月の6.0%から縮小した。伸び率が1ケタ台にとどまる
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が10日発表した独業界の11月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比23%増となり、10カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。春・夏季に比べると前月同様、増加幅は小さい。コロナ禍で減少した
欧州連合(EU)からの英国の離脱移行期間終了から1年が経過した現在、同国で事業を展開するドイツ企業の活動に支障が出ていることが、独商工会議所連合会(DIHK)の会員企業アンケート調査で分かった。DIHKのフォルカー・トラ
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためドイツでは現在、「2G」ルールが実施されている。2Gはコロナ規制の一環で昨年夏から導入されているルールで、Gは「Geimpfte(ワクチン接種完了者)」「Genesene(コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための「2G」ルールを小売店に拡大適用したことは違憲として独北部ニーダーザクセン州の小売店が同州政府を相手取って起こした訴訟で、ニーダーザクセン州高等行政裁判所は16日、原告の主張を
新型コロナウイルス感染者の約40%で何らかの後遺症(ロングコビット)が出ていることが、マインツ大学病院の調査で分かった。ロングコビットは感染に気付かなかった無症状の感染者でも確認されている。 同大学病院は1万人以上の市民
新型コロナウイルスの感染を防止するための3Gルールが11月下旬に職場にも適用された。ワクチンの接種完了、感染からの快復、陰性のいずれかを証明することが義務付けられるており、非接種者(未接種の快復者は含まれない)は陰性証明
嵐の前の静けさなのだろうか。新型コロナの新規感染者数は減少傾向が続いている。人口10万人当たりの直近7日間の新規感染者数は21日時点で306.4人となり、ピーク時の11月29日(484.9人)から37%減少した。これまで
ドイツのオーラフ・ショルツ新首相と国内16州の首相は21日、新型コロナウイルス対策に関する協議をテレビ会議方式で実施した。従来株に比べ感染力の高い新変異株オミクロンに感染する人が国内で増えてきたことを受けたもので、遅くと
ドイツ政府は18日、英国を「新型コロナウイルス変異株地域」に指定すると発表した。感染力の極めて高いオミクロン株の感染が英国で急増したことを受けた措置。20日0時付けで発効しており、同国からの入国者および、入国前の10日間
ドイツのカール・ラウターバッハ保健相と国内16州の保健相は14日のテレビ会議で、新型コロナウイルスワクチンの追加(ブースター)接種を完了した人が「2Gプラス」ルールの適用対象となっている施設に入ったりイベントに参加する場
自動車部品大手の独コンチネンタルに対しリトアニアで生産した部品を使用しないよう中国政府が圧力をかけているもようだ。リトアニアに生産拠点を構える独メーカーは多く、他の企業も同様の問題を抱えているとみられる。リトアニアと中国
ドイツ経済・気候省は20日、マイクロエレクトロニクス分野の企業プロジェクト計32件を支援対象に選定すると発表した。欧州での半導体生産を拡充してアジアへの依存度を引き下げることを目指す欧州連合(EU)の政策に基づく措置。ロ
Ifo経済研究所が17日発表した12月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を1.9ポイント下回る94.7となり、2月以来の低水準に落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染状況が悪化したことで、小売店と消費者向け
Ifo経済研究所が20日発表した12月の独製造業輸出期待指数(DI)は前月を3.7ポイント下回る12.1ポイントとなり、1月以来の低水準を記録した。同指数の悪化は2カ月ぶり。 Ifoは月例の企業景況感調査の一環としてメー
市場調査大手GfKが21日発表したドイツ消費者信頼感指数の1月向け予測値はマイナス6.8ポイントとなり、12月の確定値(-1.8ポイント)を5ポイント下回った。物価の上昇と新型コロナウイルスの感染拡大が響き、2カ月連続で
ドイツ連邦統計局が17日発表した10月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を0.8%上回る144.4(暫定値)となり、統計開始(15年1月)後の最高を10カ月連続で更新し
ドイツ連邦統計局が17日発表した11月の生産者物価指数は前年同月比19.2%増となり、1951年11月以来70年ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は12カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押
欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、域内の温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとする目標の実現に向けた気候変動とエネルギー関連の対策案を発表した。化石燃料の利用を減らしてクリーンエネルギーを拡大するための具体策
ドイツの次期連邦銀行(中銀)総裁に、国際決済銀行(BIS)に勤めるヨアヒム・ナーゲル氏(55)が就任する。クリスティアン・リントナー財務相が20日、明かにした。自己都合で退任するイェンス・ヴァイトマン総裁の後任として1月
欧州中央銀行(ECB)は16日に開いた定例政策理事会で、コロナ禍対応として実施している緊急資産購入プログラムを予定通り2022年3月末に打ち切ることを決めた。ユーロ圏で物価が急上昇していることから、金融正常化の方向に舵を
高級車大手ポルシェの主導で設立された車載電池セルメーカー、セルフォース・グループは17日、開発・製造拠点を西南ドイツのロイトリンゲンとキルヒェンテルリンスフルトにまたがる産業地区に建設すると発表した。同社初の工場となる。
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは16日、自動運転用ソフトウエアの有力企業であるスイスのエンボテック(Embotech)と戦略パートナーシップを締結したと発表した。港湾など非公道分野向けに自動運転システムを
自動車シート・内装大手の独ブローゼは20日、2021年12月期の営業損益が戦後初めて赤字に転落する見通しを明らかにした。工場稼働率の低迷とドイツ本国の管理コスト上昇が響く。赤字がどの程度の規模になるかは公表していない。
製薬・化学大手の独メルクは14日、ナイジェリア初のワクチン生産設備の製造プロセス開発に向けバイオ企業イノベーティブ・バイオテック(IB)と協業すると発表した。アフリカ諸国でのワクチン現地開発を目指す西アフリカ・パンデミッ
商用車大手トレイトン、ダイムラー・トラック、ボルボの3社は16日、欧州に大型トラックと旅行バス用の充電網を構築するために合弁会社を設立することで合意したと発表した。今後本格化する電動商用車の普及を加速させる狙い。当局の承
原材料不足が独化学業界(製薬を含む)に大きな影響をもたらしていることが、独化学工業会(VCI)の会員企業アンケート調査で分かった。それによると、原材料の供給不足を受けて生産を縮小した企業は35%に達した。「一時的に生産を
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は14日、独業界の2021年の実質生産成長率を従来予測の10%から7%に引き下げた。新規受注高は好調で1-10月期に前年同期を34%上回ったものの、部品不足で生産調整を余儀なくされていること
独鉄鋼業界団体シュタールが20日発表した11月の粗鋼生産高は前年同月比0.3%減の336万6,000トンとなり、9カ月ぶりに後退した。高炉鋼は4.5%増の235万2,000トンに拡大したものの、電炉鋼が9.8%減の101
ドイツ連邦統計局が14日発表した第3四半期(7~9月)の国内石炭発電量は378億キロワット時(kWh)となり、前年同期を22.5%上回った。天然ガス発電が燃料価格の高騰で大幅に減少したことから、その穴埋めに石炭発電が活用
独ロベルト・コッホ研究所(RKI)の予防接種常任委員会(STIKO)は21日付の勧告で、新型コロナウイルスワクチンの接種完了から追加免疫(ブースター)接種までの期間を従来の6カ月から3カ月に即日付けで短縮した。感染力と免
独ロベルト・コッホ研究所(RKI)は16日、新型コロナウイルスワクチンの接種完了率(ジョンソン・エンド・ジョンソン製を除き2回の接種で完了)が70.0%(人口比)に達したことを明らかにした。新規感染者数が高水準で推移して
新型コロナウイルスワクチンがこの冬、ドイツで不足するとの見通しをカール・ラウターバッハ新保健相が14日、公共放送ARDのニュース番組で明らかにした。保健省で棚卸を実施したところ、来年第1四半期の分が足りないことが判明した
高級乗用車大手の独BMWは8日、半導体メーカーの独INOVAセミコンダクターズ、米グローバルファウンドリーズから製品の直接供給を受けることで合意したと発表した。コロナ禍からの急速な景気回復を背景に自動車業界で深刻な半導体
印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは7日、独エネルギー大手EnBWから電動車用充電スタンド事業を取得したと発表した。電動車市場の急拡大を背景に家庭用充電器(ウォルボックス)事業が急速に拡大していることか
独自動車大手ダイムラーの戦略提携先である中国の北京汽車(BAIC)が2019年から同社の筆頭株主になっていたことが13日、明かになった。ダイムラーのトラック・バス子会社ダイムラー・トラック・ホールディングが10日に上場し
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が10日発表した11月のグループ新車販売台数は前年同月比31.5%減の61万6,300台へと縮小し、これまでに引き続き30%台の下げ幅となった。減少は5カ月連続。6月までは5カ月連
独複合企業ティッセンクルップは13日、エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズが工業ガス大手の米エアー・プロダクツから2ギガワット(GW)強の電解槽を受注したと発表した。エアー・プロダクツが
独ロベルト・コッホ研究所(RKI)の予防接種常任委員会(STIKO)は9日、5~11歳を対象とする新型コロナウイルスワクチンの接種について制限付きで勧告する方針を発表した。基礎疾患を持つ児童と、重症化リスクの高い高齢者な
ボディケア・洗剤製造連盟(IKW)は9日、独ビューティケア・家庭用ケア用品メーカーの売上高(国内売上高と輸出高の合計)が今年は281億ユーロとなり、前年比で1.1%増加するとの見通しを発表した。輸出が10.6%増の94億
労働組合と雇用者団体・企業が取り決める協定賃金が今年は前年比で平均1.7%増(暫定値)となることが、労組系の経済・社会科学研究所(WSI)が9日に発表した調査結果で分かった。インフレ率が3.1%に上る見通しのため、実質ベ