企業情報

メルク―mRNA事業強化に向け買収―

ライフサイエンス大手の独メルクは7日、医薬品製剤開発・製造支援事業(CDMO)の有力企業である独アンプテック(AmpTec)を買収すると発表した。ワクチン、治療薬、診断薬に投入される伝令RNA(mRNA)の開発・生産能力 […]

ランクセス―家畜用消毒薬の仏社買収へ―

化学大手の独ランクセスは11日、家畜用消毒薬・衛生ソリューションの製造を手がける仏テセオ・グループの買収に向け独占交渉を開始したと発表した。市場成長率の高い動物衛生分野で競争力を高める狙い。テセオを約7,000万ユーロと

ラファージュホルシム―ブリヂストンの建材子会社を買収―

スイスのセメント大手ラファージュホルシムは7日、ブリヂストン傘下の米建材メーカー、ファイアストン・ビルディング・プロダクツ(FSBP)を買収することで合意したと発表した。屋根材事業に参入するとともに米国事業を強化。持続可

TUI―無料キャンセル可能な商品投入、コロナ禍対策で―

独旅行大手TUIは11日、予約を無料で変更・キャンセルできる商品の販売を開始した。バカンス旅行を考えながらも、新型コロナウイルス感染症の流行を受けて予約を見合わせる消費者が多いことから、感染状況に柔軟に対応できる商品を投

バイエル―独西部の製薬施設を中国企業に売却―

製薬大手のバイエルは12月21日、独西部のブッパータールにある製薬施設を中国のバイオ製薬企業、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)に譲渡することで合意したと発表した。取引金額は約1億5,000万ユーロ。当局の審査を経

BASF―栄養製品の米工場を売却―

化学大手の独BASFは12月17日、イリノイ州カンカキーにある工場を米国の投資会社ワン・ロック・キャピタル・パートナーズに売却することで合意したと発表した。栄養製品事業のポートフォリオを絞り込む戦略の一環。2021年上半

フィールマン―スペイン同業を買収―

眼鏡販売チェーンを展開する独フィールマンは12月31日、スペイン同業オプティカ・アンド・アウディオロギア・ウニベルシタリア(Optica & Audiologia Universitaria)の株式80%を1億

コンチネンタル―「構造転換の勝ち組に」―

自動車部品大手の独コンチネンタルは12月16日、新事業戦略を発表した。自動車業界の構造転換と二酸化炭素(CO2)排出規制の強化に積極的に対応することで競争力を高めることが狙い。ニコライ・ゼッツァー最高経営責任者(CEO)

BASF―リサイクル向け事業売上を10年で2倍に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10日、リサイクルソリューション事業の売上高を2030年までに現在の2倍の170億ユーロに拡大する目標を打ち出した。省資源と環境保護に積極的に取り組むことは「事業免許」に

日立製作所―欧州国際送電プロジェクトで通電試験開始―

日立製作所は10日、ドイツとノルウェー間を初めて接続する自励式高圧直流(HVDC)国際連系線プロジェクト(ノルトリンク)でスイス子会社日立ABBパワーグリッドが納入するHVDCシステムの通電試験を開始したと発表した。再生

シーメンス―エジプトで電力制御センターを受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は8日、建設会社ハッサンアラム・コンストラクションと共同でエジプト送電公社から電力制御センターの建設を受注したと発表した。受注高は4,500万ユーロ強。年内の完成を見込んでいる。 カイ

三菱ケミカル―独拠点を統合―

三菱ケミカルは10日、ドイツ国内の拠点を統合すると発表した。中期経営計画に基づく措置で、ノウハウやリソースの共有・集約を通して連携強化を図り、事業の総合力を高める狙い。米国と英国でも同様の措置を取る。 ドイツで展開するグ

ドイツテレコム―光ファイバー通信でボーダフォンと協業―

電気通信サービス大手のドイツテレコム(ボン)は15日、英同業ボーダフォンの独法人との固定通信網分野での協業を拡大することで合意したと発表した。ボーダフォンに賃貸する回線をこれまでの銅線から光ファイバー通信線にも拡大すると

OMV―独スタンド網を売却―

オーストリア石油・ガス大手のOMV(ウィーン) は14日、ドイツ国内のガソリンスタンド網(計285カ所)を独立系スタンド大手の英EGグループに売却することで合意したと発表した。経営資源を石油化学に絞り込む方針の一環。売却

アディダス―リーボックの戦略的措置を検討―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)は14日、経営不振の米子会社リーボックについて戦略的措置を検討していると発表した。売却のほか、手元に残すこともあり得るとしている。来年3月10日に公表する今後5カ年

TUI―国や株主が18億ユーロ支援―

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の直撃で資金繰りが悪化している独旅行大手TUI(ハノーバー)は2日、取引先銀行、大株主および国との間で総額18億ユーロの支援協定を取り決めたと発表した。コロナ禍絡みで国の支援を受ける

マレリ―独に電動ドライブトレイン工場開設―

マレリはこのほど、独西部のケルンに電気自動車(EV)用ドライブトレインの生産施設を開設すると発表した。欧州では二酸化炭素(CO2)排出規制などを背景に電動車需要が急速に増えていることから、需要を取り込む考えだ。 1万8,

ボッシュ―定置燃料電池を24年から量産―

自動車部品系複合企業のボッシュ(シュツットガルト)は7日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)ベースの定置発電システムを2024年から量産すると発表した。提携先の英セレス・パワー(Ceres Power)との協業関係を深化さ

トヨタ―モビリティサービス会社を欧州に設立―

トヨタ自動車は8日、欧州のモビリティサービス事業を統括する新会社を設立すると発表した。「所有」から「オンデマンド利用」への車両ニーズの移行が今後一段と進む見通しを踏まえ、これまでブランド展開してきた「KINTO」事業を会

フォルクスワーゲン―安徽省にR&D拠点開設―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は8日、中国中東部の安徽省合肥に研究開発施設を開設した。安徽省を同国における電気自動車(EV)の中核拠点に発展させる取り組みの第一弾。VWは同日、現地同業・安徽江

ダイムラー―メルセデスのトラックを中国で生産へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は2日、商用車子会社ダイムラー・トラックが「メルセデス・ベンツ」ブランドのトラックを中国で合弁生産すると発表した。同国で高価格帯トラックの需要が増えていることから現地生産に踏み

ダイムラー―21~25年に700億ユーロ超を投資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は3日、2021年から25年の5年間の研究開発・有形固定資産投資を700億ユーロ超とする計画を監査役会が承認したと発表した。最大部門の乗用車ではコストを削減するために25年の投

ショット―ハンガリー工場に追加投資―

ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は4日、特殊ガラス大手の独ショットがハンガリー工場に対する135億フォリント(3,760万ユーロ)の追加投資を開始したと発表した。米ファイザー/独ビオンテック連合の新型コロナワクチン向け

ドイツ銀行―リテール部門で支店と従業員削減―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が業績不振のリテール部門で行員と支店を削減する考えだ。カール・フォン・ローア副頭取は従業員宛ての文書で、国内のリテール事業を立て直すためにはコストの大幅な圧縮が必要不可欠だとの認識

アリアンツ―豪銀の損保事業買収―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は2日、オーストラリアの金融大手ウエストパック銀行から損保事業を取得することで合意したと発表した。小規模買収を通して国外事業を強化する戦略の一環。ウエストパック銀行の支店を通して販売す

アディダス―傘下のリーボック売却か―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)が業績不振の米ブランド「リーボック」の売却に向けて動き出したもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が11月27日、報じたもので、投資銀行JPモルガンに売却先

バイエル―動物薬大手エランコ株を売却―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は1日、保有している米動物薬大手エランコ・アニマル・ヘルスの株式の大部分を売却したと売却したと発表した。バイエルはエランコから資本を全面的に引き上げる意向を表明しており、

クラリアント―従業員を追加削減―

スイス特殊化学大手のクラリアント(ムッテンツ)は11月25日、従業員およそ1,000人を追加削減すると発表した。事業売却に伴い売り上げが縮小することから、管理部門をそれに見合った規模にダウンサイズする。ハリオルフ・コット

ラチオダータ―ルーマニア同業を買収―

独システムハウス大手のラチオダータがルーマニア同業のアクチェサ(Accesa)を買収した。業務プロセスをデジタル化するノウハウや、業界に特化したソリューションの開発力を強化するとともに、事業の国際化を図る。取引金額は明ら

テスラ―独に電池工場も建設、年100GWh生産―

電気自動車(EV)製造の米テスラがベルリン近郊のグリュンハイデに建設中のEV工場に車載電池の生産施設も設置する意向だ。テレビ会議方式で11月24日に開幕した独経済省主催の欧州電池業界会議でイーロン・マスク最高経営責任者(

フォード―ケルン工場でEV生産か―

自動車大手の米フォードが独ケルン工場で電気自動車(EV)を生産するとの観測が浮上している。公共放送ザールレンディッシェ・ルントフンク(SR)が情報源を示さずに11月27日、報じた。同社は報道内容へのコメントを控えている。

フォルクスワーゲン―低価格小型EVの投入を計画―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が低価格の小型電気自動車(EV)の市場投入を計画している。次世代EVの第一弾として9月に発売したコンパクトカー「ID.3」よりひとまわり小さいモデルとなる。同社の

フォルクスワーゲン―中国でMEB採用車の生産開始―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は11月30日、独自開発した電気自動車(EV)専用車台、「MEB」の採用モデル生産を中国で開始したと発表した。同社はグループ販売台数に占めるEVの割合を2025年

シルトロニック―台湾ウエハー大手に身売り―

半導体ウエハー大手の独シルトロニック(ミュンヘン)は11月29日、台湾同業の環球晶円(グローバルウェーハズ)に身売りする方向で進めている交渉が進展した段階にあり、近く成約する見通しだと発表した。取引が成立すると環球晶円は

BMW―本社工場のエンジン生産を英墺に移管―

高級乗用車大手の独BMWは18日、ミュンヘン本社工場に新たな組み立て施設を設置すると発表した。電動車の生産増をにらんだ措置。新施設は現在のエンジン生産施設のある場所に建設することから、エンジン生産を英ハムスホール工場と墺

ドイツ鉄道―燃料電池列車の実用試験をシーメンスと実施―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は23日、電機大手シーメンスと共同で燃料電池列車の実用試験を実施すると発表した。ローカル線で用いられているディーゼル列車を将来的に燃料電池列車へと置き換えていき、鉄道での二酸化炭素(CO2)排

BMW―運搬ロボットをグループ外に販売へ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は20日、工場などで用いる運搬ロボットの開発・販売会社を設立すると発表した。自社の工場と物流施設に投入したところグループ内外で大きな反響を呼び、問い合わせも多いことから、同ロボットなどを

オペル―本社工場で車両生産停止―

仏自動車大手グループPSAの独子会社オペルがリュッセルスハイム本社工場で車両生産を停止した。同社の確認を得た情報として経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が18日、報じたもので、広報担当者は需要の低迷と新たなモデルの生産に向

トレイトン―中国事業強化、傘下のスカニアが工場建設へ―

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトン(ミュンヘン)は24日、スウェーデンの傘下企業スカニアが中国に工場を建設すると発表した。世界最大の同国市場でプレゼンスを強化する。マティアス・グリュントラー社長は「トレイ

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