中東欧マクロ経済
ハンガリーの国内投資、4―6月期は21%増
ハンガリー中央統計局によると、2014年4―6月期の国内投資は前年同期比で21%増の1兆2,100億フォリントとなった。業種別で見ると、最大の伸びを示したのは農業(37%)で、運輸(36%)が続いた。全投資額のほぼ3分の
ハンガリーの8月インフレ率0.2%
ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.2%上昇した。物価上昇は3カ月連続で、上げ幅は7月の0.1%を上回った。 項目別にみると、政府主導による公益料金引き下げで、エ
チェコ、Q2経常収支は341億コルナの赤字
チェコ中央銀行が9日発表した2014年第2四半期(4-6月)の経常収支(速報値)は341億コルナの赤字だった。所得収支の赤字額が1,000億コルナ以上も拡大したため、第1四半期(1-3月)の723億コルナの黒字から大きく
トルコの4~6月GDPは0.5%減、9四半期ぶりのマイナス成長に
トルコの経済成長が減速している。統計局が10日発表した2014年4~6月期の国内総生産(GDP)は前期比0.5%減となり、12年4~6月期以来、9四半期ぶりのマイナス成長に落ち込んだ。 前年同期比では2.1%増だったが、
国際競争力、中東欧ではエストニアがトップ=世界経済フォーラム
スイスに本拠を置く国際的経済研究機関の世界経済フォーラム(WEF)は3日、最新の「国際競争力レポート」を発表した。これによると、中東欧とCIS諸国では前年に続いてエストニアが29位でトップ。このほか、チェコ(37位)、ア
ハンガリーの新車登録台数、8月は14%増
自動車専門調査会社のデータハウスによると、ハンガリーの8月の乗用車新車登録台数は4,766台となり、前年同月から14.4%増加した。うち小型商用車が22.4%増の1,229台、大型商用車が26.3%増の336台だった。1
チェコ経済好調、7月工業生産高が6%増加
チェコ統計局(CSU)が8日発表した7月の工業生産高(季節調整済み)は実質ベースで6%増加した。前月比では0.7%増。新規受注高は前年同月比で17.6%の上昇を示した。 工業生産高を業界別でみると、自動車業界が46.6%
ルーマニア小売売上高、7月は7.6%増
ルーマニア統計局が2日発表した7月の小売売上高(自動車・自動二輪除く、営業日数調整済み)は前年同月比7.6%増となったものの、上げ幅は6月の10.3%から大きく鈍化した。 部門別にみると、食品・飲料・タバコ製品が9.7%
ルーマニア第2四半期GDP、1.2%増
ルーマニア統計局が3日発表した2014年第2四半期(4-6月)の国内総生産(GDP、季節調整後)は前期比1.0%減で、2期連続でマイナス成長となった。小売業が2.6%減、建設業が1.5%減となったほか、鉱工業も0.1%減
ブルガリアの「闇経済率」31.2%、EUで最悪
ブルガリアの調査会社ヴィトーシャ・リサーチによると、ブルガリアの国内総生産(GDP)に占める闇経済の比率は推定31.2%と、欧州連合(EU)加盟国で最悪の水準となっている。これはEU平均(18.5%)を12.7ポイント上
トルコ新政権と中銀、経済成長に向け協力
トルコでこのほど発足した新政権は、経済成長維持に向け同国中央銀行と足並みをそろえる方針だ。アフメト・ダウトオール新首相が1日、インターネット上で明らかにした。 前政権は成長を維持するため、中銀に金利引き下げを強く求めてき
7月のエストニア小売売上高、12年以来の高い伸び
エストニア統計局は1日、7月の小売売上高は前年同月比で10%増加したと発表した。上げ幅は6月の7%増を上回り、約2年ぶりの高水準に達した。 とくに好調だったのは繊維、衣料、皮革製品で、27%増加。医薬品・化粧品も14%増
ラトビアの鉱工業生産、7月も縮小
ラトビア中央統計局が3日発表した7月の鉱工業生産高(季節調整済み)は前年同月比で1.5%縮小した。前月の下げ幅(2%)より小さいものの、今年に入ってから4月を除く全ての月で縮小している。 製造業は2.6%、鉱業は6.6%
ルーマニア小売売上高、7月は7.6%増
ルーマニア統計局が2日発表した7月の小売売上高(自動車・自動二輪除く、営業日数調整済み)は前年同月比7.6%増となったが、上げ幅は6月の10.3%から縮小した。 部門別にみると、食品・飲料・タバコ製品が9.7%増、非食品
ポーランド、14年成長率は3.3%=経済省が見通し
ポーランド経済省はこのほど発表した四半期報告書で、今年の国内総生産(GDP)成長率は3.3%になるとの見通しを示した。平均インフレ率は0.4%と予測している。 14年の鉱工業生産は4.5%拡大し、建設業は7%伸びると予測
ハンガリー失業率、5ー7月期は7.8%
ハンガリー中央統計局(KSH)が7月27日発表した2014年5ー7月期の失業率は7.8%で、前年同期から2.2ポイント低下した。8%を割り込んだのは08年9-11月期以降で初めて。失業者数は35万4,000人で9万2,0
リトアニアの自動車販売・整備売上高、7月は前年同月比6.1%減
リトアニア統計局が8月27日発表した7月の自動車(自動二輪含む)販売・整備売上高(ホールセール含む、付加価値税除く)は6億8,000万リトアニア・リタス(LTL)で、前年同月比で6.1%減少した。前月比では5.0%増だっ
ロシア経済省、15年経済成長見通しを1%に下方修正
ロシア経済省は8月26日、2015年の経済成長見通しを当初予測の2.0%から1.0%に下方修正した。ウクライナ紛争介入に対する欧米の対露制裁措置が拡大しており、経済的な打撃を回避できなくなったためだ。 14年のGDPは第
ポーランド、炭化水素資源に新たな課税制度を導入へ
ポーランドのコモロフスキー大統領は8月26日、炭化水素資源の生産事業者に対して新たな課税制度を導入する法案に署名した。シェールガスなど非在来型資源を含めたエネルギー資源に対する新たな税制の枠組みとなる。 新課税制度の下で
ハンガリー中銀、政策金利据え置き
ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は8月26日、政策金利である2週間物預金金利を2.10%に据え置いた。これにより、2012年8月以来、約2年間にわたって行われてきた利下げサイクルに終止符が打たれた格好だ。 MNBは
ロシア経済省、15年成長見通しを1%に下方修正
ロシア経済省は8月26日、2015年の経済成長見通しを当初予測の2.0%から1.0%に引き下げた。ロシアのウクライナ紛争介入に対する欧米の制裁強化で、経済的な打撃を回避できなくなったと判断し、下方修正を迫られた。 14年
ポーランドの7月平均賃金、3.5%上昇
ポーランド中央統計局が19日発表した2014年7月の平均賃金(従業員10 人以上の民間企業を集計)は3,965 ズロチで、前年同月に比べ3.5%上昇した。1-7月期の平均賃金上昇率は前年同期比4.0%で、13年通期の上昇
ハンガリー、成長見通し上方修正
ハンガリー国家経済省は18日、2014年の国内総生産(GDP)予想成長率を3.1%に上方修正した。好調な経済指標が相次いでいることを受け、4月に発表した前回見通しから0.8%引き上げた。 14日に発表された第2四半期(4
「経済加速の背景にコルナ安政策」=国立銀副総裁
チェコ国立銀行(CNB)のトムシェク副総裁は24日、経済が加速している背景に国立銀の市場介入政策があるとの見方を明らかにした。公共テレビの討論番組で述べたもので、介入政策を終了する2016年以降も対ユーロ為替相場を27コ
墺ホームセンター大手、チェコ事業は4年連続赤字
オーストリアのホームセンター大手バウマックスのチェコ事業黒字化が難航している。2013年決算は最終赤字額が前年の2億9,700万コルナから4億7,100万コルナに大きく拡大し、4年連続の赤字となった。売上高は前年比11%
ルーマニア、6月の貿易赤字拡大
ルーマニア国家統計局が発表した6月の貿易統計によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5億5,510万ユーロの赤字だった。赤字幅は前年同月から3億6,700万ユーロ拡大した。 6月の輸出額は42億3,900万ユーロ
トルコ、上期のFDI28%増
トルコ共和国首相府投資促進機関(ISPAT)は18日、2014年上期(1ー6月)の外国直接投資(FDI)が68億米ドルとなり、前年同期から28%増加したと発表した。うち外国人による不動産購入が20億ドルを占めた。 6月単
ポーランド対外債務の縮小続く、2018年にはGDP比60.3%に
ポーランド対外債務総額の国内総生産(GDP)に対する比率は今後も順調に減少し、2018年には60.3%に低下する見通しだ。 大手会計事務所のアーンスト&ヤング(E&Y)が先ごろ発表した最新の新興市場予測(RGM
ハンガリー貿易黒字、6月は増大
ハンガリー中央統計局(KSH)が7日発表した2014年6月の輸出高(速報値)は2兆1,619億フォリントとなり、前年同月比で9.8%増加した。輸入高は9.0%増の1兆9,719億フォリントと伸び率で輸出を下回っており、貿
ハンガリー鉱工業生産高、6月は11.3%増。自動車が成長をけん引
ハンガリー中央統計局(KSH)が6 日発表した2014 年6 月の鉱工業生産高(速報値、稼働日調整済み)は前年同月比で11.3%増加し、6カ月連続で増加率が拡大した。前月比(季節・稼働日調整済み)では1.8%増で、5月に
S&P、スロバキアの格付け見通し引き上げ
大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はこのほど、スロバキアの信用格付け見通しを、従来の「安定的」から「ポジティブ」に引き上げた。経済成長の加速が債務縮小につながるとの見方を示した。同国の現在の
ルーマニア中銀が政策金利引き下げ、過去最低の3.25%に
ルーマニア中央銀行は4日、政策金利を3.5%から0.25ポイント引き下げ、過去最低の3.25%にしたと発表した。物価上昇が弱まっていることを受けたもので、5カ月ぶりの利下げとなる。 ルーマニア中銀は内需の停滞、物価が上が
ウクライナの鉱工業生産、縮小幅が大きく拡大
ウクライナ国家統計局が18日発表した7月の鉱工業生産高は前年同月比12.1%減となり、減少幅は6月の同5%から7ポイント以上、拡大した。東部の工業地帯で続く政府軍と新ロシア派の戦闘が影響。前月比でも2.2%縮小した。 ウ
ウクライナの景気後退加速、東部情勢を反映し
ウクライナ政府軍と親ロ武装勢力との衝突が長引く中、ウクライナの景気後退が加速している。国家統計局が7月30日発表した第2四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比4.7%減となり、下げ幅は前期の1.1%から急拡大。6月単月
7月のスロバキア景況感102.8、11年6月以降で最高
スロバキア統計局が7月29日発表した2014年7月の景況感指数(ESI)は前月を2ポイント上回る102.8となり、11年6月(103.6)以来の高水準まで改善した。 景況感を産業別に見ると、鉱工業は前月のマイナス3.4か
ルーマニアの機械需要拡大、国外からの調達が中心
ルーマニアは好況による設備投資や大型インフラ投資の実施で今後、機械の需要が拡大する見通しだ。国内の機械産業が比較的弱いため、国外からの調達が中心となる。 設備投資が見込まれるのは、自動車部品産業、インフラ整備、環境技術、
チェコ、経済成長予測2.7%に上方修正
チェコ財務省が28日、経済見通しを大幅に上方修正した。4月予測の1.7%から2.7%に引き上げた。今年第1四半期の経済成長が予測を大きく上回る2.9%に達したことを受けたもの。来年は2.5%、2016年は2.2%、17年
チェコ景況感、5カ月ぶりに低下。7月は93.0
チェコ統計局(CSU)が24 日発表した7月の景況感指数(2005年= 100、季節調整済み)は93.0で、11年2月以降の最高値をつけた前月から0.6 ポイント低下し、5カ月ぶりに下向いた。 企業景況感指数は91.6
ラトビア経済、今年は3.5%成長
ラトビア経済省が23日発表した最新の経済予測によると、同国の国内総生産(GDP)は今年3.5%、来年は4%拡大する。輸出相手国の経済が穏やかながらも回復する見通しであることや、雇用増加による内需拡大が根拠だ。一方、懸念材
ベラルーシ、上期の設備投資6.7%減
ベラルーシ国家統計委員会が21日発表した上期の国内設備投資額は942億ベラルーシ・ルーブルで、前年同期から6.7%減少した。 上期の建設投資額は前年同期比0.7%減の525億ルーブルで、設備投資全体に占める割合は55.8