東欧市場における化学・薬品産業の動き

スロベニアの大手製薬2社、新工場設置を計画

●後発医薬品大手のレクとクルカ、総額2.45億ユーロを投資 ●レクは米ファイザーのコロナワクチン充填作業を請け負う スロベニアの後発医薬品大手レク(Lek)はこのほど、首都リュブリャナにバイアル剤とプレフィルドシリンジ( […]

独後発医薬品大手シュターダ、ルーマニアに新工場

●欧州向けに固形製剤を年1億個生産 ●当初9つの生産ラインは最大12まで拡張可能 後発医薬品大手の独シュターダはこのほど、ルーマニアのクルジュ県トゥルダに新工場を設置する計画を明らかにした。投資額は4,830万ユーロ。完

エボニック―バイオ界活性剤の量産工場建設―

特殊化学大手の独エボニックは14日、スロバキア中部のスロベンスカー・ルプチャにあるプラント内にバイオ界面活性剤の生産施設を建設すると発表した。石油を用いない環境に優しい洗剤やシャンプーの需要増に対応する。 1億ユーロのケ

オルレンとシントスが合弁、小型原子炉の販売で

●GE日立のSMRなどを国内外で販売する計画 ●モジュール炉事業を通じて脱炭素化と国内経済成長に貢献 ポーランドの国営石油会社PKNオルレンは7日、小型・超小型モジュール炉(SMR/MMR)の商業化に向けて、国内化学企業

PKNオルレンのグリコール・プラントが稼働、欧州最大級

●年産能力3万トン、整備費用は4億ズロチ ●これまで全量、輸入に頼っていた国内需要の75%を賄う ポーランド国営の石油化学大手PKNオルレンが4日、南部トシェビニャに新設したポリプロピレングリコール・プラントを稼働させた

露石油大手ガスプロムネフチ、技術ライセンス事業に参入

●2年以内の国際テクノロジー市場への参入を目指す ●新設した産業イノベーション技術センターが主導 ロシア国営ガスプロム傘下の石油会社ガスプロムネフチが2023年までに国際テクノロジー市場に参入することを目指している。同社

ポーランド石油大手のPKNオルレン、HVOプラントを整備

●バイオ燃料の生産大手を目指す方針に沿ったもの ●6億ズロチを投じ、約30万トンの年産能力整備を目指す ポーランド石油大手のPKNオルレンが、建設中のプウォツク石油化学工場で水素化植物油(HVO)を生産する方針だ。6億ズ

中国のバッテリー部品メーカー、ハンガリー工場が着工

●投資額は約1.8億ユーロ、稼働開始は2023年の予定 ●リチウムイオン電池用のセパレータフィルムを生産 中国のバッテリー部品メーカー、上海エナジー(上海恩捷新材料科技:Semcorp)はこのほど、ハンガリー東部デブレツ

ポーランド社が独リンデと提携、廃プラから水素を抽出

●1日40トンの廃プラを材料に、水素を3トン生産する計画 ●廃プラの合成ガスへの変換には英社の技術を使用 ポーランドの水素技術企業ハイドロジェン・ユートピア・インターナショナル(HUI)は5日、プラスチック廃棄物から水素

ガスプロム、ヘリウム物流基地を開所

●アムールGPPにおけるヘリウム生産ライン稼働に伴いオープン ●同ラインは年産能力が2,000万立方メートル ロシア国営ガスプロムは3日、極東ウラジオストクから北に30キロほど離れたナジェジジンスコエ地区で、ヘリウム物流

拙速の功罪~ハンガリー

ハンガリー政府は欧州連合(EU)で未承認の中国・ロシア製ワクチンを早くから導入し、新型コロナワクチン不足への迅速な対応をアピールしてきた。ロックダウン措置の解除やマスク着用義務の廃止など、早くから国民の生活を「通常モード

露国営UEC、航空機用水素駆動エンジンの開発スタート

●直接燃焼式の駆動と、燃料電池による電気駆動の両方を検討 ●政府は35年までに「水素大国」になることを明言 ロシア国営テクノロジー企業ロステック傘下のエンジン会社、ユナイテッドエンジンコーポレーション(UEC)は21日、

拙速の功罪~ハンガリー

ハンガリー政府は欧州連合(EU)で未承認の中国・ロシア製ワクチンを早くから導入し、新型コロナワクチン不足への迅速な対応をアピールしてきた。ロックダウン措置の解除やマスク着用義務の廃止など、早くから国民の生活を「通常モード

露国営UEC、航空機用水素駆動エンジンの開発スタート

●直接燃焼式の駆動と、燃料電池による電気駆動の両方を検討 ●政府は35年までに「水素大国」になることを明言 ロシア国営テクノロジー企業ロステック傘下のエンジン会社、ユナイテッドエンジンコーポレーション(UEC)は21日、

拙速の功罪~ハンガリー

ハンガリー政府は欧州連合(EU)で未承認の中国・ロシア製ワクチンを早くから導入し、新型コロナワクチン不足への迅速な対応をアピールしてきた。ロックダウン措置の解除やマスク着用義務の廃止など、早くから国民の生活を「通常モード

露国営UEC、航空機用水素駆動エンジンの開発スタート

●直接燃焼式の駆動と、燃料電池による電気駆動の両方を検討 ●政府は35年までに「水素大国」になることを明言 ロシア国営テクノロジー企業ロステック傘下のエンジン会社、ユナイテッドエンジンコーポレーション(UEC)は21日、

セルビア、シノファーム製ワクチンを国内生産

●工場はUAEの支援で年末までに完工の予定 ●ロシア製ワクチン「スプートニクV」も6月から生産中 セルビア政府は12日、中国医薬集団(シノファーム)の新型コロナワクチンの工場を国内に開設すると発表した。ブルナビッチ首相に

石油大手オルレン、自社用SMRの導入で化学企業と提携

●日立GEのSMR「BWRX-300」の設置を目指す ●SMRは水素生産のための電力源としても利用 ポーランド石油大手のオルレンは6月29日、グループのプラントが自社用発電設備として小型原子炉(SMR)を導入するプロジェ

ロスネフチ、水素化処理触媒を国産化

●製油産業向け水素化処理触媒の国産化は初 ●ディーゼル油の硫黄含有量を10ppm以下に減らすことが可能 ロシア石油最大手で国営のロスネフチは6月21日、ディーゼル油の脱硫に用いられる水素化処理触媒を、グループ企業RN-K

後発医薬品のテバ、ブルガリア生産能力を拡大

●年産能力は8億錠/カプセル強に拡大 ●独ウルム、西サラゴサの拠点でも生産能力を強化 後発医薬品の世界的大手であるイスラエルのテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズが、ブルガリアにおける生産能力を強化する。西部の

ハンガリー、主要ワクチン5種の有効性検証へ

●ワクチン5種の有効性の大規模検証は世界初 ●露スプートニクV、中国シノファームも対象 ハンガリー政府はこのほど、現在同国で使用されている5種類の新型コロナウイルスワクチンの有効性に関する試験を開始した。人材資源省の文書

トルコ化学企業、カザフで硫黄コンクリート生産

●硫黄埋蔵量の多いカザフスタン西部に工場を設置 ●同社の粉末硫黄はタイヤ製造の加硫材として使用 粉末硫黄を生産するトルコのブリムストーン(Brimstone)はカザフスタンで硫黄コンクリートを生産する計画だ。同国を訪問中

独シュターダのセルビア子会社、設備投資に4,000万ユーロ

●セルビア、ボスニア、モンテネグロの各拠点に分散投資 ●ルーマニア・ティミショアラの研究所における設備調達も予定 独後発医薬品大手シュターダのセルビア子会社ヘモファーム(Hemofarm)は今年、工場近代化に4,000万

ポーランド化学素材大手、米社の独ゴム事業買収

ポーランドの化学素材大手シントス(Synthos)は5月23日、米国の化学企業トリンセオからドイツの合成ゴム事業を買収することで合意したと発表した。買収額は4億9,100万ドル。競争当局の承認を経て来年中の取引完了を見込

ベルギー製薬会社セレスファーマ、ブルガリア同業を買収

ベルギーの製薬会社セレスファーマはこのほど、ブルガリア同業ABOファーマを買収したと発表した。中東欧事業の強化が狙い。買収に伴い現在ブルガリアで販売されているセレスファーマの製品はすべてABOファーマのブランドに統合され

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