東欧市場における日系企業の動き

マジャールスズキ、船外機事業でボートメーカーと提携

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは4月28日、同国のセーリングボートメーカーであるフラー(Flaar)と戦略提携契約を結んだ。フラーのボートに船外機を供給するほか、製品の販売や開発で相互に協力。グローバルなセーリ […]

日本電産、ルーマニアの家電モーターメーカーを買収

日本電産は22日、伊子会社の日本電産ソーレモータを通じてルーマニアの家電用モーターメーカー、ANA IMEP(IMEP)を買収すると発表した。家電モーター事業を強化する戦略の一環で、主要株主から株式94.8%を取得し、オ

IHHヘルスケア、ブルガリアに2億5,000万レフ投資

マレーシアの病院大手IHHヘルスケアは21日、トルコ子会社のアジバデム(Acibadem)を通じ、ブルガリアの医療機関2つを買収すると発表した。中東欧・南東欧の新興市場で事業を拡大する戦略の一環。ブルガリア最大手の地位に

三菱電機、トルコにルームエアコン子会社を設置

三菱電機は13日、トルコにルームエアコンの開発・製造子会社を開設すると発表した。約70億円を投じ、年50万台の生産能力を整える。2018年1月に操業を開始する。需要変動や各国の嗜(し)好・環境規制に対応できる体制を整備し

エストニア、日本との取引拡大に期待

エストニアのロイヴァス首相は6日、訪問先の日本で楽天の三木谷会長と会談を行い、エストニアの事業環境や起業家に対する日本側の関心の高さを確認すると共に、日本からの投資拡大に期待を示した。 今回の訪問にはエストニアの企業関係

ミツバ、ハンガリー工場を増強

自動車用電装品大手のミツバ(本社:群馬)は7日、ハンガリー北部シャルゴータルヤーンの拠点を拡張すると発表した。1,350万ユーロを投じ、生産能力を2倍に引き上げる。投資額のうち8億5,000万フォリント(272万ユーロ)

トヨタ紡織が欧州事業再編、自動車内装事業を部分売却

トヨタ紡織は3月31日、自動車内装部品を手掛ける欧州子会社3社と、トヨタ紡織ヨーロッパのミュンヘン支店で展開する内装事業の一部をリヒテンシュタインの自動車部品会社メガテック・インダストリーに売却すると発表した。事業再編の

AGCチェコ、昨年の生産量2.3%増

旭硝子の自動車ガラス部門、AGCオートモーティブは先ごろ、チェコ工場の昨年の生産量が前年比2.3%増の3,100万枚だったと発表した。過去5年間で生産量は50%拡大しており、特に強化ガラスが伸びている。 チェコ工場を統括

JOGMEC、サハリン1の第2次開発事業に債務保証提供

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)はこのほど、サハリン島北部大陸棚の石油ガス開発事業「サハリン1」プロジェクトにおけるオドプト油ガス田の第2次開発事業に関する債務保証契約を締結した。JOGMECは同事業に参加

電通、チェコのデジタル広告代理店を買収

(電通は9日、海外事業を統括する英国の電通イージス・ネットワークを通じて、チェコのデジタル広告代理店アドエクスプレスAdexpres)を完全買収すると発表した。デジタル領域のサービスを強化し、中東欧市場での競争力を高める

NEDO、高度交通信号システムの実証事業でモスクワ市と協力

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7日、モスクワ市交通管制センターと共同で、交通渋滞解消のための高度交通信号システムの実証事業を実施することで合意したと発表した。2016年度から約1年間、同市内5箇所の交差

住友理工、ポーランドに自動車用ホース会社を新設

住友理工(本社:名古屋)は2月26日、ポーランドに自動車用ホースの製造・販売を行う新会社を設立すると発表した。投資額は1,000万ユーロ(約12億3,000万円)で、今年10月に操業を開始する。新会社を足場に、日系メーカ

ベラルーシが川重との提携に意欲

ベラルーシ国立科学アカデミー(NASB)が川崎重工業との提携を模索している。国営ベルタ通信が20日、NASBの広報から入手した情報として伝えたもので、川崎重工業の代表団と水素技術や電子ビーム溶接、細胞の特性解析などでの協

楽天社長、ベラルーシのIT技術に関心

ベラルーシのラフマノフ駐日大使は先ごろ、楽天の三木谷会長と会談し、同国のハイテク産業への日本からの投資拡大に期待を示した。三木谷会長はベラルーシのIT技術の水準を評価すると共に、将来の協力関係について議論していく意向を表

ハンガリー乗用車新車登録台数、12月は17%増

英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスが1月4日発表したハンガリーの12月の新車登録台数は乗用車が前年同月比17%増の7,107台となり、伸び率は11月(12%)から5ポイント拡大した。3.5トン以下の小型商用車は1

ブリヂストン、ハンガリー工場を増強

ブリヂストンがハンガリー北西部タタバーニャ工場を増強する。2013年に開始した715億フォリント(約2億2,700万ユーロ)の投資計画の一環で、20年までにタイヤ生産能力を2倍超に拡大。150人を新規雇用する。 ブリヂス

いすゞ、露ソレルスとの合弁を解消

いすゞ自動車は12月25日、ロシア同業ソレルスとの合弁を解消したと発表した。ソレルスの意向によるもので、同社が保有していた合弁会社の株式50%のうち、いすゞが29%、双日が21%を取得。出資比率をそれぞれ74%、26%に

横河電機、トルコ販社を子会社化

横河電機は12月22日、欧州子会社を通じてトルコの販売代理店ビルレシク・エンデュストリエル・ヴェ・テシスレル(BEST)の全株式を11月25日付で取得したと発表した。同国の電力需要拡大を追い風に、電力分野の監視システム市

東芝、ロシア個人向け家電販売を中止

東芝がロシアにおける個人顧客向け家電販売を中止する。通貨ルーブル安と競争激化が理由で、現在、テレビ、台所用家電を販売する東芝CISの閉鎖手続きを進めている。一方、法人向け販売事業(東芝ロシア)は継続する。 14日付の現地

ハンガリー乗用車新車登録台数、11月は12%増

英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスが1日発表したハンガリーの11月の新車登録台数は乗用車が前年同月比12%増の6,603台となり、伸び率は10月(33%)から21ポイント縮小した。3.5トン以下の小型商用車は16

コニカミノルタ、トルコに地域統括拠点か

トルコ投資庁は17日、コニカミノルタが中央アジア・中東・アフリカを対象とする地域サービス業務の統括拠点をマルタからトルコに移すことを検討していると発表した。市場成長の可能性を見越してトルコ事業を強化する方針で、買収を含む

ブリヂストン、ポーランド工場を拡張

ブリヂストンは先ごろ、ポーランド北西部のスタルガルド・シチェチンスキにおける商用車タイヤ工場の拡張工事を完了したと発表した。日産能力が3,600本に拡大したほか、使用済みタイヤの再生に用いられるリトレッド部材の新生産ライ

ハンガリー乗用車新車登録台数、10月は33%増

英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスが2日発表したハンガリーの10月の新車登録台数は乗用車が前年同月比33%増の8,201台となり、伸び率は9月(14%)から19ポイント拡大した。一方、3.5トン以下の小型商用車は

安川電機、中東欧に産業ロボット工場を設置

安川電機(本社:福岡)が中東欧に産業ロボット工場を設置する。来年初めに立地を決定する予定だ。投資規模は3,500万ユーロで、最大200人の雇用創出が見込まれている。 10月30日付のスロベニア紙が同社トップと政府高官の情

住友電工、モルドバでワイヤーハーネス工場設置を検討

住友電工のドイツ子会社で自動車用ワイヤーハーネス及び関連製品の製造・販売を手掛けるスミトモ・エレクトリク・ボードネッツ(SEBN)が、モルドバ共和国での工場建設を検討している。実現すれば、投資規模は最大で1,700万ユー

みずほ銀行、カザフスタン投資誘致機関と提携

みずほ銀行は10月27日、カザフスタン輸出投資国家庁(カズネクスインベスト)と日系企業の進出支援で提携する覚書を交わした。安倍総理大臣の同国訪問に合わせたもので、産業の多角化を狙うカザフスタンにおける日系企業の事業拡大を

京セラ、トルコの複合機販売会社を買収

京セラの複合機事業である京セラドキュメントソリューションズは26日、トルコ販売提携先のビルギタスを買収し、完全子会社化したと発表した。ビルギタスの持つ販売網や政府・大手企業との取引関係を活かし、ドキュメントマネジメント、

住友商事、トルクメニスタンから3億ドルの大型受注獲得

住友商事は26日、トルクメニスタン国営電力会社、トルクメンエネルゴから大型ガス火力発電所の建設を受注したと発表した。総受注額は約3億米ドル。年内に着工し、2018年の完工を目指す。 首都アシガバードから北東600キロメー

日本発条、ハンガリーのタタに新工場を建設

日本発条は13日、ハンガリー北部タタに建設中の自動車サスペンション工場の上棟式を行った。新工場は8ヘクタールの用地に床面積1万平方メートルの生産棟を建設する。100人を新規雇用し、来年の稼働開始を見込む。投資額は非公表。

住友ゴム、トルコのタイヤ工場が開所

住友ゴムはこのほど、自動車用タイヤを生産するトルコ合弁工場の開所式を行った。フル稼働時には年1,000万本を生産し、主に国外へ出荷する。最終的な雇用数は2,000人の予定。投資規模は5億2,000万米ドルに上った。 同工

三菱電機、ポーランド鉄道電機品メーカーに出資

三菱電機は15日、鉄道車両用電機品製造のポーランド企業メドコム(MEDCOM Sp.Z.o.o.)に資本参加すると発表した。欧州の同事業を強化する狙いで、同社の株式49%を取得する。競争当局の承認を経て取引が成立する。

ハンガリー政府、イビデンの拠点拡大を支援

ハンガリー政府広報部は5日、自動車部品メーカー、イビデン(本社:岐阜)の現地子会社による投資の承認に向けた手続きを加速すると発表した。同社と政府は今年4月、生産施設の拡張計画案を含む戦略的提携関係を結ぶことで合意していた

GSユアサ、トルコのバッテリー最大手に資本参加

自動車用バッテリー大手のGSユアサ(本社:京都)は7日、トルコ同業で業界最大手インヂ・アク(Inci Aku)の発行済み株式50%を取得したと発表した。同社との提携の一環で、社名をインヂGSユアサ(Inci GS Yua

日産、トルコ販社を完全子会社に

日産自動車は9日、住友商事からトルコ販売会社日産オートモーティブ(NOAS)の株式を取得し、完全子会社化したと発表した。同国自動車市場の成長を見込んでの判断で、NOASは中東日産会社の管轄下に入る。 トルコにおける日産車

富山化学、露Rファームのトルコ子会社にライセンス付与

富士フィルムグループの富山化学工業は13日、先月にトルコの製薬会社TRファームとライセンス契約を結んだと発表した。同社にトルコ、中東、北アフリカにおける抗リウマチ薬「イグラチモド」の独占的開発・製造・販売権を付与する。そ

椿本チエイン、コリーンに44億コルナを投資

チェコ投資庁(チェコインベスト)は1日、椿本チエイン(本社:大阪)が中部コリーンに工場を建設すると発表した。投資額は44億コルナ(1,600万ユーロ)。来年に着工し、2017年の稼働を目指す。椿本が中東欧に拠点を設けるの

ガスプロム、「サハリン2」のLNG生産能力の大幅強化を検討

ロシア天然ガス大手の国営ガスプロムが、極東サハリンの液化天然ガス(LNG)生産プロジェクト「サハリン2」の生産能力の大幅な拡大を検討している。すでに設置が計画されている第3プラントに加え、第4プラントを設けるもので、実現

NEC、ロシア通信大手に無線通信システムを納入

NECは2日、ロシア子会社のNEC Neva コミュニケーションシステムズ(NEC Neva)を通じて、同国の通信大手メガフォンに超小型マイクロ波無線通信システム「iPASOLINK EX」を納入したと発表した。メガフォ

ダイドー、トルコ飲料メーカー3社を買収

ダイドードリンコ(本社:大阪)は24日、トルコ食品大手ユルドゥズ傘下の飲料メーカー3社を約133億円で買収すると発表した。3社の株式をそれぞれ90%取得し、計8つの飲料ブランドを手に入れる。今後は独自商品も投入してライン

トルクメニスタン、TAPIパイプラインが12月着工

トルクメニスタンが12月初めにもTAPI天然ガスパイプラインを着工する見通しだ。アフガニスタン国境までの国内215キロメートル区間を3年かけて建設する。新パイプラインで販路を増やし、中国、ロシアへの依存を弱める狙いだ。ロ

三菱日立パワー、トルクメニスタンでガスタービン受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は17日、トルクメニスタンの国営化学企業トルクメンヒメヤ(Turkmenhimiya)から肥料製造プラント向けの天然ガス焚きガスタービン「H-25型」と発電機をそれぞれ2基受注したと発

エクセディ、ハンガリー生産を強化

クラッチ大手エクセディ(本社:大阪府寝屋川市)の欧州子会社エクセディ・ダイナックス・ヨーロッパはこのほど、ハンガリー北西部のタタバーニャで新工場棟の開所式を行った。将来的にトランスミッション部品の25%をタタバーニャ工場

住友電装、スロバキアでの生産を一部停止

住友電装がスロバキア東部トポルツェニー工場の操業を7月末で停止していたことが分かった。2日付の現地英語紙『Spectator』が伝えたもので、FBCの取材に対して本社広報部が認めた。報道にみられた、生産をルーマニアへ移管

マツダと露ソレルス、ウラジオにエンジン工場設立

マツダとロシア自動車大手ソレルスは4日、ロシア政府との間で、極東ウラジオストクの合弁会社マツダソラーズマヌファクトゥリングルース(MSMR)によるエンジン工場設立に向けた覚書を締結した。年内の正式契約締結を目指す。 調印

日立物流のトルコ子会社、企業買収を視野に

日立物流のトルコ子会社、マーズロジスティクスが国内企業買収による拡大路線を採る。需要増大に対応する戦略の一環で、東アジア方面への進出も視野に入れる。トルコ投資庁が8月31日発表した。 マーズは今年の事業成長率を12%超と

ハンガリー新車登録、7月は13%増

英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスが先ごろまとめたハンガリーの7月の新車登録台数は8,343台となった。伸び率は前年同月比13%で、6月(17%)から4ポイント縮小した。内訳は乗用車が7,031台、3.5トン以下

マジャールスズキ、7月販売台数47.7%増

スズキ自動車のハンガリー子会社、マジャールスズキがこのほど発表した2015年7月の販売台数は、前年同月比47.7%増の740台となった。今年3月に生産を開始したSUVモデル「ヴィターラ」の販売が好調だったことに加え、Cセ

ソレルス・ブッサン、トヨタ車の合弁生産を中止

トヨタ自動車は18日、ロシア同業のソレルスと三井物産の合弁会社「ソレルス・ブッサン」が、6月末でトヨタ車の現地生産を中止していた事実を明らかにした。ロシア経済の不振による販売台数の激減に対応した形だ。一方で自ら運営するサ

上部へスクロール