東欧市場における自動車部品工業界の動き

スロバキアEV電池大手イノバット、英グリーンリチウムと提携

●英国初のリチウム精製工場を設置し、イノバットに供給 ●イノバットのギガファクトリー計画を英社は支援 スロバキアの電気自動車(EV)用電池メーカー、イノバット(InoBat)はこのほど、英国のバッテリーメーカー、グリーン […]

ロシア自動車最大手のアフトワズ、新型グランタ発売へ

●価格は「市場最安値」の67万5,900ルーブル(1万1,300ユーロ) ●制裁による輸入部品不足のためABSなど装備せず ロシア自動車最大手のアフトワズが新型「ラーダ・グランタ・セダン」を発売する。欧米による制裁の状況

クロアチアのリマック、5億ユーロを調達

●ソフトバンクのビジョンファンド2などが資金調達に応じる ●新工場を設置し、電動車用の部品を生産する予定 電動スーパーカーを製造するクロアチアの新興企業リマック・オートモビリは1日、シリーズDの資金調達ラウンドで5億ユー

ミリ波センサのバヤ、1億800万ドルを調達

●同社のレーダー・オン・チップ(RoC)は自動車システムを刷新 ●すでに日本とベトナムの自動車メーカーと契約を締結 4Dイメージングレーダー技術を手がけるイスラエルのバヤ(Vayyar)・イメージングはこのほど、シリーズ

ロシア、自動車産業支援に300億ルーブル拠出

●産業開発基金を通してメーカーに資金を支給 ●国内部品メーカーの振興を図り、海外製品を代替していく予定 ロシアのボリソフ副首相はこのほど、自動車部品メーカーを支援するため300億ルーブル(4億4,600万ユーロ)を予算計

シュコダ自、ワイヤーハーネスの調達先変更

●調達先の一部をウクライナからチェコに移す ●今後ルーマニアやモロッコなどでの調達も増やす計画 独フォルクスワーゲン(VW)グループのチェコ子会社であるシュコダ自動車は1日、ワイヤーハーネス部品の調達先の一部をウクライナ

独車部品大手エバスペヒャー、ブルガリアに工場設置

●電動車用電気ヒーターの需要増大に対応 ●この夏着工し、来年中の生産開始を目指す ドイツの自動車部品メーカー、エバスペヒャー(Eberspaecher)がブルガリア北部ルーマニア国境近くのルセに工場を建設する。電気自動車

米リア、ルーマニアの皮革加工機器メーカーを買収

●タゴラは自動車産業や家具メーカー向けの皮革切断機を生産 ●買収により、リアは生産効率や運用改善につなげる 米自動車内装部品大手のリア・コーポレーションはこのほど、ルーマニアの皮革加工機器メーカー、タゴラ(Thagora

メルセデスのEV用ギア部品、ルーマニア子会社が生産

●スター・アセンブリは2020年からHV用のギアボックスを生産 ●兄弟会社と合わせると、国内では3番目に大きな輸出企業 独高級車大手メルセデスベンツのルーマニア部品子会社、スター・アセンブリはメルセデスの電気自動車(EV

伊タイヤ大手ピレリ、欧州向け生産をロシアから国外に移管

●ルーマニアとトルコに移管し、原料も現地調達に切り替える ●ロシア向け投資は安全性確保に関わるものを除き中断 伊タイヤ大手ピレリは10日、欧州向け製品の生産をロシア国外に移管する計画を明らかにした。欧州連合(EU)が実施

自動運転用センサのイノヴィズ、大型受注を獲得

●「世界大手」の「複数ブランド向けに直接納入」する ●受注額見通しは従来の26億米ドルから66億ドルに拡大 自動運転車向けライダー(LiDAR)センサの開発を手がけるイスラエルのイノヴィズ(Innoviz)・テクノロジー

コンチネンタル―ロシアで生産再開―

自動車部品大手の独コンチネンタルがロシア事業を再開した。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が同社の確認を得た情報として報じたもので、広報担当者は4月11~17日の週にカルーガにあるタイヤ工場で生産を再開したことを明らか

加マグナがスロバキアに新工場、ADASやEV向け製品を生産

●ADAS製品は自動運転レベル2に相当 ●スロバキアで5つ目の同社工場に カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは21日、スロバキア南東部のケフネツ(Kechnec)に新工場を開設すると発表した。自動運転のレベ

コンチネンタル、ロシアで生産再開

●生産再開は現地従業員と経営陣が刑罰を受けるのを避けるため ●稼働率を大幅に下げており、利益も追及していないと強調 自動車部品大手の独コンチネンタルがロシア事業を再開した。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が同社の確認

ポリマー樹脂加工の独レーハウ、ルーマニアのハブ拠点を着工

●生産・サービス・物流能力を引き上げ、地域事業を強化 ●投資額は1,000万ユーロ、来年半ばの完工予定 ポリマー樹脂加工の独レーハウはこのほど、ルーマニア中部のシビウで地域拠点を着工したことを明らかにした。生産・サービス

韓国ドンファ、ハンガリーの電解質工場が完成

●同社にとり欧州初の電解質生産拠点 ●年産能力は2万トン、製品はEVメーカーに供給 韓国の化学製品大手ドンファは7日、ハンガリーのバッテリー用電解質工場が完成したと発表した。首都ブダペスト近郊のショークート工場は同社とし

ニッケル価格高騰でEV市場に影響、需要が冷え込む可能性

●ニッケルは主産国であるロシアの供給不安から高騰 ●触媒用パラジウムや、ウクライナからのネオンガスも調達困難 ウクライナ戦争が電気自動車(EV)の生産に大きな影響を及ぼしそうだ。EV用バッテリーの重要な材料であるニッケル

中国のEVEエナジー、ハンガリー工場の設置を検討

●45haの敷地を購入し、EV向け円筒型バッテリーを生産する計画 ●同社はBMW、ダイムラー、JRLなどと取引実績 中国のEVEエナジー(恵州億緯鋰能)は3月29日、ハンガリー北西部のデブレツェンにおける工場用地の取得で

レオニ―ウクライナでワイヤーハーネスの生産再開―

ワイヤーハーネス大手の独レオニは23日の決算発表で、ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナでの生産を再開したことを明らかにした。同部品供給の停止を受け、顧客メーカーのフォルクスワーゲン(VW)やBMWが一部工場で生産停止

スロバキアEV電池大手イノバット、英国オフィス開所

●欧州事業の支援と、米・東南アジア事業の拡大に取り組む ●同社は「空飛ぶクルマ」用のバッテリー開発も受注 スロバキアの電気自動車(EV)用バッテリー大手イノバットは18日、英国中部のウォリック大学サイエンスパークのイノベ

TDK、ハンガリーにEV向けセンサー工場を設置

●西部ソンバトヘイの拠点に設置、投資額は260億フォリント ●ハンガリーへの国別投資額で日本は7位 ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は28日、TDKの現地子会社TDKハンガリー・コンポーネンツが、西部ソンバトヘイ拠点に

ウクライナでのワイヤーハーネス生産、自動車メーカーが支援

ロシアのウクライナ侵攻で供給が大幅に減っているワイヤーハーネスの確保にドイツの自動車メーカーが奔走している。ウクライナから他の国への調達先変更のほか、同国のサプライヤーが可能限り生産できるよう支援。完成車生産の正常化に努

中国車部品の敏実、セルビアに新工場

●投資額は約1億ユーロ、新規雇用は1,000人 ●アルミ部品を生産し、BMW、ルノー、トヨタなどに供給 中国の自動車部品メーカー、敏実集団はこのほど、セルビア西部のロズニツァ拠点に新工場を開設した。投資額は約1億ユーロ。

オーストリアAVL、ハンガリーの開発拠点を強化

●同社はパワートレインのエンジニアリング企業 ●投資額は2,010万ユーロ、新規雇用は250人 ハンガリー投資庁(HIPA)はこのほど、オーストリアのパワートレイン・エンジニアリング会社AVLがブダペスト郊外のエールドに

独加系のロック・テック、ルーマニアにリチウム工場設置へ

●カナダ産リチウム鉱石を精製し、EVバッテリーメーカーに供給 ●同社はルーマニア工場含め欧州に5工場を計画 独・カナダ系の資源会社ロック・テック・リチウムは8日、ルーマニアでの水酸化リチウム工場設置に関して、同国政府と覚

米フォード、トルコでEVバッテリーを合弁生産

●コチ財閥、韓国SKとの3社合弁 ●年産規模は30~45GWh、国内で生産するLCVなどに搭載する計画 米フォードがトルコ複合企業のコチ・ホールディング、韓国SKイノベーションのバッテリー子会社SKオンと合弁し、トルコで

西ゲスタンプのブルガリア合弁、1.2億ユーロで工場を拡張

●完工後は独ポルシェのEVモデル向けに生産か ●同合弁は独大手メーカーなどにアルミ製部品を供給 スペインの自動車部品大手ゲスタンプとギリシャのアルミ押出材大手エテム(Etem)の合弁会社、エテム・ゲスタンプが、ブルガリア

世界の自動車生産が百万台単位で減少、ウクライナ戦争で

●半導体不足による減少分だけでも世界全体で350万台に ●新車の販売価格上昇にも拍車がかかる見込み ウクライナ戦争で世界の新車生産が数百万台単位で減少する可能性がある。現地生産してきた外国企業が工場の操業を停止したロシア

露自動車最大手、半導体部品の代替供給確保を目指す

●ロシアは半導体製品を完全に外国に依存 ●アフトワズの昨年の売上高は前年比10.4%増 ロシア自動車最大手アフトワズは2月22日、対ロ経済制裁による半導体部品の供給不足に備えた対策を講じると発表した。米国などの半導体メー

ロシアのウクライナ侵攻、企業活動に影響

●製造業、物流などに影響、生産・運航停止や生産移管など ●JTや住友電気も生産停止 ウクライナにロシアが軍事侵攻したことを受けて、同国に拠点を置く欧州企業などの事業活動に影響が出ている。 ロイター通信などによると、ウクラ

ロシアのウクライナ侵攻、企業活動に影響

ウクライナにロシアが軍事侵攻したことを受けて、同国に拠点を置く欧州企業などの事業活動に影響が出ている。これまでにビール大手カールスバーグ(デンマーク)、食品・飲料大手ネスレ(スイス)などがウクライナ工場の生産を停止した。

イスラエルのミリ波センサ開発企業、日本法人を設立

●高齢者介護分野と自動車産業を重点に、日本事業を本格化 ●同社の「RoC」はカメラを使わない高精度の検知技術 4Dイメージングレーダー技術を手がけるイスラエルのバヤ(Vayyar)・イメージングは22日、東京を拠点とする

独ボッシュ、ブダペストR&D拠点を強化

●ハンガリーにおけるeモビリティ研究開発・生産事業を強化 ●ブダペストを電動ドライブトレイン開発の中東欧拠点に 独自動車部品大手のボッシュは17日、ハンガリーにおけるエレクトロモビリティ研究開発(R&D)・生産

独自動車部品レーハウ、ハンガリー工場が開所

●投資額は約1.4億ユーロ、ダイムラーからの受注を機に整備 ●バンパーなど外装部品を製造する ポリマー樹脂製建材や自動車部品を手がける独レーハウが15日、ハンガリー中部のウーイハルティヤーン工場の開所式を行った。投資額は

印OSM、イスラエルのEVRモータースと提携

●EVRの特許技術を採用し、自社モデル用の電気モーターを開発 ●モーターの製造はOSMのインド工場で行う インド複合企業アングリアン・オメガグループ傘下の電動三輪車メーカー、オメガ・セイキ・モビリティ(OSM)は17日、

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