欧州議会、対トルコ支援の削減提案
欧州議会は25日、EU加盟候補国のトルコに対する支援金の大幅な削減を提案した。昨年7月のクーデター未遂事件をきっかけに、エルドアン政権が強権化を加速させていることなどを理由に、2018年に拠出する予定の支援金を最大8,0 […]
欧州議会は25日、EU加盟候補国のトルコに対する支援金の大幅な削減を提案した。昨年7月のクーデター未遂事件をきっかけに、エルドアン政権が強権化を加速させていることなどを理由に、2018年に拠出する予定の支援金を最大8,0 […]
欧州委員会のユンケル委員長は8月29日、トルコのEU加盟問題に言及し、実質的に凍結状態にある加盟交渉をEU側から打ち切るべきではないとの考えを示した。一部の加盟国からは交渉の打ち切りを求める声も出ているが、ユンケル氏は交
セルビア政府が7月24日発表した同国の欧州連合(EU)加盟に関する調査によると、国民の半数近くが加盟に賛成していることが明らかになった。同調査はEU統合省が今年6月に18歳以上の国民1,064人に対し行ったもので、加盟に
EUとトルコは25日、ブリュッセルでトルコの人権状況やEU加盟交渉に関する閣僚級の協議を行った。EU側は昨年7月のクーデター未遂事件以降、トルコ政府が進める大規模な取り締まりで多くのジャーナリスト、司法関係者、人権活動家
欧州復興開発銀行(EBRD)は12日、欧州連合(EU)が西バルカン企業発展・イノベーション基金(WB EDIF)に対し、4,800万ユーロを拠出する計画であることを明らかにした。うち1,500万ユーロが同地域を対象とした
欧州議会は6日、トルコで大統領の権限強化を柱とする憲法改正が実行された場合、同国のEU加盟交渉を即時停止するよう求める決議を採択した。強権姿勢を強めるエルドアン大統領が改憲でさらに強大な権限を握れば、人権や法の支配が損な
EUのトゥスク大統領と欧州委員会のユンケル委員長は25日、ブリュッセルのEU本部でトルコのエルドアン大統領と会談した。EU側は強権姿勢を強めるトルコ政府に対して強い懸念を抱いており、今回の会談では人権問題が中心議題となっ
トルコのエルドアン大統領は4月25日、ロイター通信の取材に対し、欧州連合(EU)へ加盟する方針の変更もありうるとの立場を示した。16日の国民投票の結果、大統領権限を大幅に強化する憲法改正の実施が確実となったのを受けて、E
EU加盟国は4月28日、マルタの首都バレッタで外相会議を開き、トルコのEU加盟問題について協議した。トルコでは大統領権限の強化を柱とする憲法改正の是非を問う国民投票に勝利したことを受け、エルドアン大統領が死刑制度の復活や
欧州委員会は12月21日、EUとトルコの通商関係強化に向けて、双方が締結している関税同盟を見直すことを提案した。悪化しているトルコとの関係の改善が狙い。実現すると新たに農産品などの貿易で関税が撤廃される。 EUとトルコの
EU加盟国は13日に開いた閣僚理事会で、トルコとの加盟交渉を拡大せず、新たな分野の交渉を開始しないことを決めた。オーストリアが求めていた交渉そのものの凍結は見送ったものの、交渉の停滞がさらに深刻化することになる。 今回の
欧州議会は24日の本会議で、EUにトルコとの加盟交渉を一時凍結することを求める決議を採択した。トルコ政府が7月のクーデター未遂事件を機に強権的な姿勢を強めていることを問題視したもので、決議案は賛成479票、反対37票の圧
EU加盟国は17日、ブリュッセルで大使級会合を開き、ウクライナからの短期渡航者に対し、査証(ビザ)を免除する方針で基本合意した。ウクライナとの関係強化を鮮明にすることで、対立するロシアをけん制する狙いがあるとみられる。た
モルドバで10月30日、20年ぶりに直接選挙方式で行われた大統領選挙は、親ロシア派のイゴリ・ドドン候補(41)が48.5%の票を獲得して1位となったものの、当選に必要な過半数に届かず、11月13日に決選投票が行われること
セルビアのヴチッチ首相が旧ユーゴ連邦を構成していた西バルカン諸国政府に対し、統一市場の形成を呼びかけている。経済面での協力を通じて地域の政治的安定を図る狙い。西バルカン諸国が互いを必要としている事実を認識し、数百年にわた
EUのモゲリーニ外相(外交安全保障上級代表)と欧州委員会のハーン委員(欧州近隣政策・拡大交渉担当)は9日、トルコの首都アンカラで同国のチャブシオール外相およびチェリクEU担当相と会談し、トルコのEU加盟交渉を加速させるこ
オーストリアのケルン首相は3日、トルコ政府が先月のクーデター未遂後に大規模な粛清やメディア弾圧を進めていることを踏まえ、同国のEU加盟交渉を打ち切るべきだとの考えを示した。9月中旬のEU首脳会議で交渉中止を提案する考え。
独メルケル首相と仏オランド大統領は4日、EU加盟を目指す西バルカン諸国とパリで開いた首脳会議で、英国のEU離脱は決定したものの、EUの拡大路線は不変で、これらの国々の加盟に悪影響はないとして、西バルカン諸国の加盟を引き続
EUとトルコは6月30日、ブリュッセルでEU加盟協議を行い、新たに財務・予算規定(第33章)に関する交渉を開始した。昨年12月には経済通貨政策の分野で協議入りしており、双方は難民対策での連携強化を背景に、この半年で新たに
EU加盟国は20日、ブリュッセルで内相理事会を開き、EUが査証(ビザ)免除措置を実施している国や地域に対し、治安悪化のリスクが増した場合などにビザ免除を一時停止しやすくすることで合意した。難民対策で連携するトルコとのビザ
欧州委員会は4日、中東などから欧州に押し寄せる難民流入の抑制策としてドイツやオーストリアなどが一時的に復活させている国境審査について、同措置を6カ月延長できるようにすることを加盟国に提案した。難民の受け入れ手続きについて
欧州委員会は20日、ウクライナの市民がEUの大部分の国を旅行する際のビザ(査証)取得義務免除を提案した。EU加盟国と欧州議会の承認を経て最終決定となる。実現すれば、ウクライナ人旅行者はシェンゲン協定参加国(英国、アイルラ
政治的混乱が続くマケドニア情勢をめぐり、欧州委員会の報道官は21日、翌日にウィーンで開催予定だったEUの仲介による与野党協議を取り止めたことを明らかにした。イワノフ大統領が今月12日、政権中枢の汚職や職権乱用を示唆する盗
EUとトルコは18日、難民問題をめぐって首脳会議を開き、新たにギリシャに密航した移民をトルコに強制送還することを柱とする新たな措置で正式合意した。20日以降にトルコからギリシャに渡った密航者を原則として全員、トルコに送り
ボスニア・ヘルツェゴビナは15日、EUに加盟を正式申請した。これによって同国は悲願とするEU加盟に向けて前進したが、民族の融和、経済底上げなど課題は多く、加盟までの道のりは険しそうだ。 ボスニアは2008年に加盟の前段階
ボスニア・ヘルツェゴビナは15日、欧州連合(EU)に加盟を正式申請した。これによって同国は悲願とするEU加盟に向けて前進したが、民族の融和、経済底上げなど課題は多く、加盟までの道のりは険しそうだ。 ボスニアは2008年に
ボスニア・ヘルツェゴビナ政府は、2月15日にEU加盟を正式申請する予定だ。ドラガン・チョービッチ大統領評議会議長(大統領に相当)が1月26日明らかにした。 ボスニアは2008年に加盟の前段階となる「安定化・連合協定(SA
欧州委員会は13日、ポーランドにおける「法の支配」の現状について本格的な調査に着手したことを明らかにした。保守系の新政権は司法やメディアに対する権限強化に向けた法改正を進めており、欧州委はこうした動きがEUの基本的理念の
EUとセルビアは12月14日に開いた閣僚級の加盟協議で、「セルビアとコソボの関係正常化」「金融管理」2分野での加盟交渉を開始した。セルビアは2014年1月に加盟交渉を開始していたが、具体的な分野での協議入りは初となる。
欧州連合(EU)の欧州委員会は11日、EU加盟候補国や潜在的候補国への支援措置(IPA)の枠内で、西バルカン6カ国とトルコに対し10億ユーロを助成すると発表した。これらの国々にEU加盟が現実的目標であることを示し、加盟に
欧州連合(EU)とトルコは11月29日、ブリュッセルで首脳会議を開き、中東などから押し寄せる難民の流入を抑制するため、最大の経由地になっているトルコに難民支援のための資金として30億ユーロ規模の援助を行う一方、同国が国境
EUとトルコは29日、ブリュッセルで首脳会議を開き、中東などから押し寄せる難民の流入を抑制するため、最大の経由地になっているトルコに難民支援のための資金として30億ユーロ規模の援助を行う一方、同国が国境管理の強化などで協
欧州委員会は10日発表したEU拡大に関する年次報告書で、最大の懸案となっているトルコについて、言論の自由、人権保護などで問題があり、「改革のペースがスローダウン」しているとして批判し、政府に改革の進展を促した。 トルコと
欧州連合(EU)とコソボは10月27日、「安定化・連合協定(SAA)」に調印した。SAAはEU加盟の前段階となるもので、コソボは悲願のEU入りに向けて一歩前進した。 2008年にセルビアからの独立を宣言したコソボは、13
EUとコソボは10月27日、「安定化・連合協定(SAA)」に調印した。SAAはEU加盟の前段階となるもので、コソボは悲願のEU入りに向けて一歩前進した。 2008年にセルビアからの独立を宣言したコソボは、13年10月にS
政府と野党勢力の対立が続くマケドニアで、連立与党と最大野党を含む主要4党は15日、グルエフスキ首相が来年1月に辞任し、4月に総選挙を前倒し実施することなどで合意した。同国では政権中枢の汚職や職権乱用を示唆する盗聴記録が公
西バルカン6カ国(セルビア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、モンテネグロ、アルバニア、コソボ、マケドニア)はこのほど、ウィーンで開催されたエネルギー相会議で共通電力市場を構築することで合意したと発表した。合意には各国の電力取
欧州委員会は1日、EU加盟国のうち独仏など8カ国が、同日付でクロアチアに労働市場を完全開放したと発表した。これによってクロアチアへの労働市場開放は計22カ国に達した。 EUでは加盟国が相互に労働市場を開放し、各国の労働者
欧州委員会は1日、EU加盟国のうち独仏など8カ国が、同日付でクロアチアに労働市場を完全開放したと発表した。これによってクロアチアへの労働市場開放は計22カ国に達した。 EUでは加盟国が相互に労働市場を開放し、各国の労働者
EUとボスニア・ヘルツェゴビナの「安定化・連合協定(SAA)」が6月1日付で発効した。EU加盟の前段階となるSAAは、加盟候補国が政治、経済面でEUとの関係を深める協定。これによってボスニアは悲願のEU加盟に向けて一歩前
欧州連合(EU)とボスニア・ヘルツェゴビナの「安定化・連合協定(SAA)」が6月1日付で発効した。EU加盟の前段階となるSAAは、加盟候補国が政治、経済面でEUとの関係を深める協定。これによってボスニアは悲願のEU加盟に
ラトビアの首都リガで開かれていたEUと旧ソ連6カ国による首脳会議は22日、2日間の日程を終え閉幕した。会議で採択された共同宣言では政治・経済的関係強化に向けたパートナーシップの枠組みの重要性などを再確認する一方、ウクライ
欧州委員会が欧州連合(EU)加盟国の市民を対象に実施する世論調査「ユーロバロメーター」の最新リポートで、チェコ国民の70%がユーロ導入に否定的であることが分かった。同国は2004年のEU加盟時に将来のユーロ導入を約束して
欧州委員会は8日、ウクライナとグルジアの2カ国からEUへの渡航者に対する査証免除措置の適用に向け進展があったと発表した。 ウクライナとグルジアは昨年6月、EUとの政治・経済的連携を強化する連合協定を締結した。欧州委員会
EUは3月30日、モンテネグロと進めている加盟交渉で、新たに「税制」「外交」の2分野の交渉を開始することで合意したと発表した。交渉開始は18分野目で、交渉分野の約半分で協議にこぎ着けた格好となる。 旧ユーゴ諸国のモンテネ
チェコ連立政権を構成する社会党(CSSD)は14日に閉幕した党大会で、2020年前後の欧州単一通貨ユーロ導入を目指す方針を採択した。投資対象としての魅力を保ち、為替リスクを縮小する効果を見込む。 また、安全保障の観点から
チェコ政府が、欧州連合(EU)・グルジア連合協定の批准手続きを遅らせることを通じて、グルジア政府に圧力をかけている。グルジアにおけるチェコ企業への課税で是正を求めているもので、グルジア側はすでに譲歩の姿勢を示しているもよ
ルーマニアと国境を接するモルドバ共和国が来年、欧州連合(EU)への加盟を申請する方針だ。2020年にも加盟の条件を満たすとみている。米政府系国際放送局のラジオ・フリーヨーロッパが27日、ナタリア・ギェルマン外務相(自由民
EU加盟国は6月24日にルクセンブルクで開いた総務理事会で、アルバニアを加盟候補国として認定することで合意した。アルバニアはこれまで3度にわたって拒否された同認定をようやく受け、悲願のEU加盟に向けて一歩前進した。 アル
EU(欧州連合)ファンロンパイ大統領は14日、グルジアおよびモルドバとの連合協定に6月27日に正式調印すると発表した。旧ソ連諸国との関係を強化することで、クリミア編入を足がかりに勢力圏の再構築を狙う動きを見せるロシアを封