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2012/5/11

欧州自動車短信

Mazda

この記事の要約

マツダ は4月27日、ロシアの自動車大手ソレルス(Sollers)と同国に折半出資の合弁会社を設立する契約を締結したと発表した。ロシア極東のウラジオストク市に工場を開設し、2012年秋頃から車両組み立事業を開始する計画と […]

マツダ は4月27日、ロシアの自動車大手ソレルス(Sollers)と同国に折半出資の合弁会社を設立する契約を締結したと発表した。ロシア極東のウラジオストク市に工場を開設し、2012年秋頃から車両組み立事業を開始する計画という。同工場では、ロシア市場で販売する新型SUV「Mazda CX-5」と次期「Mazda6」、さらにソレルスのモデルを組み立てる予定。生産能力は当初5万台とし、将来は7万台に引き上げる方針を示している。マツダはロシアでの合弁事業について、同国では金融危機以降、新車需要が回復しており、ドイツに次いで欧州第2位の重要市場となっていることに加え、新興国事業の強化とグローバル生産体制の再構築に向けた取り組みを加速するのが目的であると説明している。同社によると、ロシア市場におけるマツダ車の販売は2011年に前年比約60%増の約4万台に拡大した。

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