米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは5日、コンパクトカー「アストラ」に新型ターボディーゼルエンジン「1.6 CDTI」を導入すると発表した。最大出力100kW/136hp・最大トルク320Nmのエンジンをハッチバック、ノッチバック、スポーツ・ツアラーの3モデルに搭載する。また、3月に開催されるジュネーブモーターショーでは出力81kW/110hpの1.6 CDTIエンジンを搭載したアストラを出展する。
1.6 CDTIエンジンは高性能とノイズを抑えた静かな走りを実現したクリーンディーゼルエンジン。最大出力100kW/136hpのバージョンでは、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)で走行100kmあたりの燃費が3.9リットルと高い燃費性能を誇る。
出力81kW/110hpを搭載したアストラは、走行100kmあたりの燃費が3.7リットル、走行1kmあたりのCO2排出量は97グラムとさらに優れた環境性能を持つ。
1.6CDTIはすでに、オペル「ザフィーラ・ツアラー」に搭載されており、今回、主力モデルのアストラにも採用されることになった。