新車市場の低迷を背景に、いわゆる新古車(未使用車)の販売が増えているようだ。ドイツ連邦陸運局(KBA)が7日発表した統計によると、新車登録から30日以内に一時抹消登録された乗用車は2013年に11万5,909台に拡大し、前年から7,608台増加した。新車登録全体に占める新古車の割合は0.4ポイント増の3.9%に上昇した。
ブランド別では、現代自が1万9,725台、フィアットが1万8,700台、フォードが1万1,600台などと多い。新車登録に占める新古車の割合が最も大きかったのはランチア(37.9%)で、アルファロメオ、ジープ、フィアットが4台に1台以上、ホンダは5台に1台以上が新古車だった。一方、スマート、BMW/MINI、メルセデス、アウディ、フォルクスワーゲンは1%以下にとどまっている。