仏PSAプジョー・シトロエンは3月28日、バランシエンヌ工場でオートマティック・トランスミッション(AT)を増産すると発表した。中国での需要拡大に対応する。
バランシエンヌ工場でのAL4型ATの生産を4~6月に5,500基追加する。このため勤務体制に新たに夜間シフトと週末シフトを設定。50人の派遣従業員を採用する。これにより、同工場のAL4型ATの1日当たりの生産数は現在の1,300基から4月は1,600基、5月に1,800基、6月に1,900基に拡大する。また、マニュアルトランスミッション(MT)を含めた1日当たりの総生産能力は4月に6,100基、5月に6,750基、6月に6,900基となる。
バランシエンヌ工場で生産されるATは、7割以上が中国に輸出されている。