独高級車メーカーのアウディは11日、米デトロイトモーターショーで電気自動車(EV)スポーツカー「eトロン」のセカンドモデル(ショーカー)を発表した。全長は3.94メートルと2009年秋の独フランクフルトモーターショー(IAA)に出展した同名モデルに比べコンパクトになっている。
\昨年秋のモデルでは電気モーターを4基搭載していたが、今回出展したモデルは2基を後車軸に搭載している。電気モーターの出力は150kW/204PS、最大トルクは2,650Nm。停止した状態から時速100kmまで5.9秒で加速する。最高時速は200kmに抑えられている。
\同モデルはリチウムイオン電池(重量:400kg)を搭載、1回のフル充電による航続距離は250km。炭素繊維複合素材やアルミニウムを部品に使用することで総重量は1,350kgに抑えている。
\アウディはIAAに出展したeトロンを2年後に小規模で生産する方針としているが、今回出展したコンパクトモデルの生産計画については言及していない。
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