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2010/2/19

一般・技術・その他 (旧)

サンクトペテルブルク港、09年の設備投資額倍増

この記事の要約

サンクトペテルブルク港は11日、2009年の設備投資額が21億ルーブルに達したと発表した。前年からは倍増。このうち15億ルーブルは第4ふ頭のコンテナターミナル建設に充てた。\ 同港全体のコンテナ処理能力は、年間で約200 […]

サンクトペテルブルク港は11日、2009年の設備投資額が21億ルーブルに達したと発表した。前年からは倍増。このうち15億ルーブルは第4ふ頭のコンテナターミナル建設に充てた。

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同港全体のコンテナ処理能力は、年間で約200万TEU(20フィートコンテナ換算)。第4ふ頭の新ターミナルは35万TEUの年間処理能力があり、今年4-6月に稼動する予定だ。同港はこのほか09年、第1ふ頭で年間処理能力100万トンを持つローラーコンベヤー施設整備に約5億ルーブル、屋内倉庫の整備に1,600万ルーブル以上を投資した。

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同港は07年5月、15年までに総額190億ルーブルを投資し、年間処理能力をそれぞれ100万TEU、冷凍貨物100万トンまで引き上げる計画を策定した。当時はコンテナ取扱量が年30%伸びていたものの、09年は経済危機の影響で取扱量が130万TEUに激減、第4ふ頭の新ターミナル稼動を前に処理能力はだぶついていた。

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それでも、同港では今年の取扱量は前年比15~20%伸び、07年の水準を回復するとみている。同港の09年1-9月売上高は約10億ルーブル、純利益は5,260万ルーブル。(1RUB=3.0JPY)

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