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2011/1/21

一般・技術・その他 (旧)

独ダイムラー、V to G開発プロジェクトを主導

この記事の要約

独自動車大手ダイムラーの主導により、電気自動車(EV)と電力網の連携システム(V to G:Vehicle to Grid)の開発プロジェクトが進められている。同プロジェクトには、ドイツおよびフランスの大手自動車メーカー […]

独自動車大手ダイムラーの主導により、電気自動車(EV)と電力網の連携システム(V to G:Vehicle to Grid)の開発プロジェクトが進められている。同プロジェクトには、ドイツおよびフランスの大手自動車メーカーのほか、米ビッグスリー、トヨタが参加。全メーカーのEVが利用できる標準システムの開発を目指している。

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同システムでは、ドライバーの設定に応じて電力料金が安い時間帯にEVを充電したり、電力需要が高い時間帯にEVに充電した電力を電力網に送り込んだりできるようになる。EVの利便性が高まるほか、電力の安定供給にも貢献できる。

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ダイムラーのV to G事業を担当するヴェルナー・プロイショフ氏によると、同技術は2012年に量産化する計画のスマート「フォーツー ED」から実用化される見通しで、その後に発売する全てのプラグイン式モデルに採用される予定。

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