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2011/1/21

一般・技術・その他 (旧)

追従車群走行システムのデモ走行を実施

この記事の要約

欧州連合(EU)の追従車群走行システムの開発・実験プロジェクトである「SARTRE(Safe Road Trains for Environment)」の研究チームはこのほど、スウェーデンのヨーテボリ近くにあるボルボの性 […]

欧州連合(EU)の追従車群走行システムの開発・実験プロジェクトである「SARTRE(Safe Road Trains for Environment)」の研究チームはこのほど、スウェーデンのヨーテボリ近くにあるボルボの性能試験場で、初めてのデモ走行を実施した。

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追従車群走行(プラトゥーニング走行)は、先行車両に後続車両が追従する形で自動運転を行い、複数台の車両が一群となって走行するもの。今回は先行車のトラックと、後続する乗用車1台の計2台で実施した。

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追従車群走行は車間距離を小さくすることによる道路容量の増加や空気抵抗の減少による燃費向上、渋滞緩和、交通事故の減少などの効果が期待されている。また、ドライバーは、自動運転中、手足が自由になるため、新聞を読んだり、コーヒーを飲むこともできる。

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同プロジェクトは英技術開発会社のリカルドが主導し、イディアダ、ロボティカーテクニカ(スペイン)、アーヘン自動車工学研究所(独)、SP国立技術研究所、ボルボカー、ボルボテクノロジー(スウェーデン)が参加している。

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