世界初の急速充電可能なハイブリッドバス「アークティック・ウィスパー」がこのほど、スウェーデンのウメオ市で試験走行を開始した。
\アークティック・ウィスパーは、Hybricon(スウェーデン)、Opbrid(スペイン)、e-Traction(オランダ)の3社により共同開発された。Opbridの急速充電システム「Busbaar」を搭載し、5~10分という短時間で充電ができる。シリーズハイブリッド方式の採用により電力が不足した場合や交通渋滞、極寒の場合などにはバイオディーゼルジェネレータで発電し走行を続けることができる。
\アークティック・ウィスパーの試験走行は、ウメオ市が運営するエネルギー会社ウメオ・エネルギーとウメオ市役所の協力によって行われ、近く第2号車のテスト走行も実施される。ウメオは同市が「欧州文化首都」となる2014年までにハイブリッドバスを市内に本格導入したい考えだ。
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