2010/12/6

欧州ビジネスウオッチ

BASFとイネオス、スチレン事業を統合

この記事の要約

化学大手の独BASFと英イネオスは11月30日、両社のスチレン関連事業を統合し、合弁会社を創設することで合意したと発表した、新会社「スタイロリューション(Styrolution)」は年間売上高が50億ユーロを超える化学メ […]

化学大手の独BASFと英イネオスは11月30日、両社のスチレン関連事業を統合し、合弁会社を創設することで合意したと発表した、新会社「スタイロリューション(Styrolution)」は年間売上高が50億ユーロを超える化学メーカーとなる。

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BASFとイネオスはスタイロリューションに50%ずつ出資する。同社の本社はフランクフルトに置かれる。

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BASFは化粧品原料、農薬など収益力の高い分野に集中するため、スチレン事業の売却を4年前から模索していた。イネオスとの事業統合は、同事業撤退に向けた布石との見方もある。

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