2011/6/15

CIS諸国

ウクライナ、風力発電所のフィードインタリフ決定

この記事の要約

ウクライナ国家エネルギー規制委員会(NERC)は9日、ドネツク地方ベジミアニ村の近くに位置するノボアゾフスキー風力発電所の固定買取価格(フィードインタリフ)を決定した。インタファクス・ウクライナ通信が報じたが、具体的な価 […]

ウクライナ国家エネルギー規制委員会(NERC)は9日、ドネツク地方ベジミアニ村の近くに位置するノボアゾフスキー風力発電所の固定買取価格(フィードインタリフ)を決定した。インタファクス・ウクライナ通信が報じたが、具体的な価格は明らかにされていない。

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同発電所は、最大出力2.5メガワットの発電機10基を備える。2012年末までにタービン設置数を43基に、最大合計出力を107.5メガワットに拡大する計画で、独フーアレンダーのタービン23基と監視制御システム「SCADA」を7,770万ユーロで調達した。この取引に当たっては、政府から関税、付加価値税免除の特例措置の適用を受けた。

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ノボアゾフスキー発電所は、南部ムィコラーイウ州にあるベレザンスキー、オチャキフスキーの両発電所と並び、ウクライナ風力発電所プロジェクトの一環として設置された。ヴィトロエネルゴプロムが50年間の営業権を獲得している。

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