ルーマニアで東アジア企業の進出が拡大している。国家商業登記局(ONRC)のまとめによると、同国で営業する中国、日本、韓国系企業の数は2013年2月末時点で1万1,103社で、前年同月末から3.2%増加した。資本金総額は20.6%増の5億7,630万ユーロだった。
\内訳を見ると、中国系企業は1万649社(資本金3億60万ユーロ)、日系企業は250社(1億4,990万ユーロ)、韓国系企業は204社(1億2,570万ユーロ)だった。
\ルーマニアで営業する外資系企業は2月に18万7,047社と、前月から0.67%増加。資本金総額は357億ユーロだった。国別ではオランダが70億3,000万ユーロ(4,259社)で最も多く、次いでオーストリアが46億ユーロ(6,497社)、ドイツが40億6,500万ユーロ(1万9637社)で上位を占めた。
\ルーマニア中央銀行によると、1~2月の非居住者による対内直接投資は1億6,300万ユーロと、前年同期の1億9,200万ユーロから減少した。
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