2013/5/2

チェコ・スロバキア

チェコ大統領、ユーロ導入を支持

この記事の要約

チェコのゼマン大統領は4月24日、訪問中のウィーンでユーロ導入がチェコの利益となるとの立場を示した。欧州連合(EU)への統合に懐疑的なクラウス前大統領との違いを明確にした形だ。早ければ5年後のユーロ参加が可能とみている。 […]

チェコのゼマン大統領は4月24日、訪問中のウィーンでユーロ導入がチェコの利益となるとの立場を示した。欧州連合(EU)への統合に懐疑的なクラウス前大統領との違いを明確にした形だ。早ければ5年後のユーロ参加が可能とみている。

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ゼマン大統領はオーストリア経済会議所(WKOe)で講演し、ユーロ導入の最も重要な意義は、投機対象にするのが困難な安定した通貨を手にすることにあるとの見方を示した。◇アイスランドの通貨クローナが過去3年間で70%下落◇投資家のジョージ・ソロス氏が引き起こした1992年の英国ポンド危機――の例を挙げて、その重要性を指摘した。

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チェコでは現在、ユーロ導入の反対派が賛成派を上回っている。専門家は欧州債務危機と景気後退がその背景にあるとみている。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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