ドイツの太陽発電開発事業者コネルギーがルーマニアの投資家から太陽光発電所の建設を受注した。今年1月に発表したクラヨバ近郊の発電所(2.2メガワット)に続くもので、南東部のスロボジアに2メガワットの発電設備を新設する。受注規模は明らかにされていない。
\今回のプロジェクトでは、4ヘクタールの敷地に8,000枚を超えるモジュールを設置する。年間発電量は2,700メガワットを超える見通しで、およそ770世帯の需要をまかなえるという。
\ルーマニア政府は再生可能エネルギーの拡大に力を入れており、太陽光発電市場の大きな成長が予想される。再可エネ供給量に応じた「グリーン電力証書」の交付と、配電会社と結ぶ長期電力売買契約(PPA)の存在で、このようなプロジェクトの収益性が確保されているという。
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