2013/9/18

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

スロベニア鉄道通信システム近代化、墺カプシュなどが落札

この記事の要約

スロベニア社会基盤省は10日、鉄道通信システム近代化プロジェクトを、オーストリア電子交通システム大手カプシュ・キャリアコムを中心とする企業連合に発注した。全長1,200kmの区間に鉄道向け移動通信システムである「GSM- […]

スロベニア社会基盤省は10日、鉄道通信システム近代化プロジェクトを、オーストリア電子交通システム大手カプシュ・キャリアコムを中心とする企業連合に発注した。全長1,200kmの区間に鉄道向け移動通信システムである「GSM-R」インフラを構築するもので、システムの保守・点検業務も担当する。契約額はおよそ1億1,700万ユーロ。インフラ敷設・システム構築作業は2015年末までに完了する見通し。

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このプロジェクトは欧州連合(EU)が目指す、汎欧州運輸ネットワーク整備・鉄道輸送強化に沿うもので、EU結束基金からの助成を得て進められる。

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プロジェクトを受注したコンソーシアムのメンバーはカプシュのほか、スロベニア電気通信設備大手イスクラテルと建設会社GHホールディングの3社。

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