2013/9/18

ポーランド

ポルトガル小売大手、ポーランド事業強化

この記事の要約

ポルトガル小売り大手ジェロニモ・マルティンスがポーランド事業を強化する。ペドロ・ソアレス・ドスサントス社長が現地経済誌『プルス・ビズネス』とのインタビューで明らかにしたところによると、ディスカウントスーパー「ビエドロンカ […]

ポルトガル小売り大手ジェロニモ・マルティンスがポーランド事業を強化する。ペドロ・ソアレス・ドスサントス社長が現地経済誌『プルス・ビズネス』とのインタビューで明らかにしたところによると、ディスカウントスーパー「ビエドロンカ」の店舗数を現在の2,200店から、2016年末までに3,000店に拡大する。今年は21億ズロチを投資し、14~16年にも毎年同規模の投資を予定している。

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ビエドロンカはポーランドのスーパー最大手で、4万人超の従業員を擁する。12年の売上高は前年比17.9%増の281億ズロチで、同国の日用消費財小売市場で14.7%のシェアを占める。また、ジェロニモグループ売上高全体の約7割と重要な稼ぎ頭だ。

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ジェロニモ・マルティンスはビエドロンカの販売網を新店舗開設で拡張する方針で、競合スーパーの買収は行わないとしている。ポーランドではまた、事業展開が良好なドラッグストア「へーべ」(約50店)の店舗増設や、コーヒーショップチェーンの新規導入も検討している。

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