2013/9/18

チェコ・スロバキア

フォルクスワーゲン、スロバキアでドイツ式職業訓練を実施

この記事の要約

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のスロバキア子会社が11日、研修センターを開設した。専門知識を持つ若い労働者が不足しているためで、独自の養成講座を設けて人材を育てる。\ 今回開設されたのは、メカトロニクス技師養成講 […]

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のスロバキア子会社が11日、研修センターを開設した。専門知識を持つ若い労働者が不足しているためで、独自の養成講座を設けて人材を育てる。

\

今回開設されたのは、メカトロニクス技師養成講座。ドイツの職業訓練方式を採用し、週4日は実務、1日は理論を学ぶ。研修期間中でも賃金が支給される。期間は2年で、修了後はメカトロニクスの知識が必要となる部署に配置されることになる。現在、第一期生として応募者300人から選ばれた24人が研修に励んでいるという。

\

フォンラート取締役は、研修センターにおける講座提供で、職業訓練方式として実績のあるドイツの「(実務・理論)二本立て研修システム」をスロバキアに紹介できる、と話している。

\

スロバキアの若年失業率(18~24歳)は34%に上るが、ドイツではわずか8%にとどまっている。

\