2014/1/15

バルト三国

露システマ、ラトビア通信大手への出資に関心

この記事の要約

ロシアの投資会社システマがラトビアの国営通信会社ラトテレコムに食指を動かしている。ラトビアのメディアが13日報道したところによると、ラトビア政府はシステマの要請に応え、同社およびラトテレコムの少数株主であるテリアソネラ( […]

ロシアの投資会社システマがラトビアの国営通信会社ラトテレコムに食指を動かしている。ラトビアのメディアが13日報道したところによると、ラトビア政府はシステマの要請に応え、同社およびラトテレコムの少数株主であるテリアソネラ(スウェーデン)の関係者と会談する予定だ。

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ラトビア政府は今月初め、ラトテレコムと移動通信企業ラトヴィヤス・モビライス・テレフォンス(LMT)の企業価値を高める措置を探る方針を明らかにした。政府出資株を民営化する具体的な予定は今のところないとしているものの、システマ側の提案を詳しく聞く意向とみられる。なお、ストラウユマ次期首相は、民営化をめぐる

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決定は今秋の議会選後になるとの見方を示している。

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ラトテレコムの企業価値は2013年時点で3億ユーロと推定されている。出資比率はラトビア政府が51%、テリアソネラが49%となっている。

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