2014/1/15

CIS諸国

欧州復興開発銀、対カザフスタン支援戦略を発表

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)はこのほど、カザフスタンに対する3カ年戦略を発表した。同国はEBRDにとって最大の活動対象国のひとつであり、EBRDは過去20年で総額65億米ドルを投じてきた。\ EBRDはカザフスタンについ […]

欧州復興開発銀行(EBRD)はこのほど、カザフスタンに対する3カ年戦略を発表した。同国はEBRDにとって最大の活動対象国のひとつであり、EBRDは過去20年で総額65億米ドルを投じてきた。

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EBRDはカザフスタンについて、中央アジアで最も改革が進んでいる国であり、原油価格の上昇に支えられ力強い経済成長を続けていると評価する。一方で、銀行セクターは金融危機の打撃から脱しきれておらず、コーポレートガバナンスとビジネス環境にも改善の余地が見られるなど多くの課題が残ると指摘。今後3年間は、

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◇産業構造の多様化を実現するため、資源セクター以外のセクターの振興をサポートする◇民間企業の支援を通して国家と市場の役割の均衡を目指す◇低炭素型経済とエネルギー効率向上の実現――の三つの分野に重点を置いて支援を行っていく方針を示した。

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