2014/1/15

チェコ・スロバキア

チェコの個人破産、13年は1万9000人超

この記事の要約

チェコの2013年の個人破産件数が前年を13%上回り、過去最高の1万9,165件に上ったことが、チェコの信用調査会社CRIFの調査で分かった。ただ、破産件数の増え幅はここ数年、低下傾向にあるという。破産申請件数は10%増 […]

チェコの2013年の個人破産件数が前年を13%上回り、過去最高の1万9,165件に上ったことが、チェコの信用調査会社CRIFの調査で分かった。ただ、破産件数の増え幅はここ数年、低下傾向にあるという。破産申請件数は10%増の2万6,169件だった。

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2008年1月から13年12月までの5年間の個人破産件数は累計で5万7,000件を超えた。裁判所に提出された破産申請件数は8万4,000件を超え、このうち17%が却下された。却下の最大の理由は提出書類の不備で、個人破産の基準に該当しないとして却下されたのはわずか0.4%だった。

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個人破産が昨年最も多かったのは中央ボヘミア州(2,425件)やウースチー州(2,396件)で、少なかったのはヴィソチナ州(560件)とズリーン州(851件)だった。

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