2014/2/5

バルト三国

バルト三国、自動車新規登録台数1.1%増

この記事の要約

自動車市場調査会社のAVオートモーティブ・リサーチがまとめた2013年のバルト三国における乗用車・小型商用車の新規登録台数は前年比1.1%増の4万9,380台に微増した。\ 国別でみるとエストニアが最も多く1.8%増の2 […]

自動車市場調査会社のAVオートモーティブ・リサーチがまとめた2013年のバルト三国における乗用車・小型商用車の新規登録台数は前年比1.1%増の4万9,380台に微増した。

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国別でみるとエストニアが最も多く1.8%増の2万2,583台を記録した。リトアニアは1.6%増の1万3,986台、ラトビアは0.7%減の1万2,811台だった。人口千人当たりの自動車保有台数はエストニアが17.55台、ラトビアが6.39台、リトアニアが4.75台。

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ブランド別ではフォルクスワーゲン(VW)が6,366台を売って1位。トヨタ(5,680台)、シュコダ(4,103台)、ルノー(3,187台)、プジョー(2,772台)がこれに続いた。

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モデル別ではシュコダ・オクタビアの人気が高く1,627台を販売してトップに立った。2位以下はVWゴルフ/ゴルフ・プラス(1,458台)、ホンダCR-V(1,332台)、日産キャシュカイ(1,242台)、トヨタ・アベンシス(1,200台)となった。

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オートモーティブ・リサーチは、エストニア道路行政局(Maanteeamet)、ラトビア道路交通安全局(CSDD)、リトアニア交通安全公社(Regitra)のデータを元に統計を行っている。

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■エストニア、EV車普及への準備着々

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エストニアでは昨年初めの時点で全国的な充電スタンド網の整備が完了した。現時点でタリン市27カ所を含む163カ所で営業している。都市以外でもスタンド間の距離は最長60キロメートルに過ぎず、燃料切れになる心配はない。また、人口5,000人以上の町にはすべてスタンドが整備されている。

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