2014/2/5

チェコ・スロバキア

TPCA、13年は14%の減産

この記事の要約

トヨタ自動車と仏PSAプジョー・シトロエンのチェコ合弁会社であるTPCAは1月13日、2013年の生産台数が18万5,127台となり、前の期に比べ13.9%の減少となったことを明らかにした。最大の輸出先である英国が好調だ […]

トヨタ自動車と仏PSAプジョー・シトロエンのチェコ合弁会社であるTPCAは1月13日、2013年の生産台数が18万5,127台となり、前の期に比べ13.9%の減少となったことを明らかにした。最大の輸出先である英国が好調だったものの、その他の欧州諸国で苦戦し足を引っ張った。

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モデル別生産台数はトヨタ「アイゴ」が6万9,386台、プジョー「シトロエンC1」が5万8,469台、プジョー「107」が5万7,272台だった。主要輸出先は英国(輸出全体の28%)、フランス(15%)、オランダ(14%)、イタリア(11%)、ドイツ(9%)。国内販売台数は前年比0.4%減の800台だった。メディア報道によると、苦戦を受けて13年の最終利益は前年比13%減の約1億7,000万コルナに減少したという。

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独語中東欧情報紙『Mittel & Osteuropa Aktuell』によると、今年は新モデルの導入などで生産台数21万台の大幅増産を目指す。また、現在約3,000人の従業員も、年末までに500人増員する計画だ。

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