2014/7/16

チェコ・スロバキア

ストラバグなど建設6社、スロバキアの公共入札から締め出し

この記事の要約

スロバキアの公共調達庁(UVO)は9日、ストラバグ(オーストリア)のチェコ子会社、ポルトガルのモタ・エンジル、スウェーデンのスカンスカ、現地のドプラスタフなど建設6社に対して、9年前に行われた高速道路D1のメングソヴチェ […]

スロバキアの公共調達庁(UVO)は9日、ストラバグ(オーストリア)のチェコ子会社、ポルトガルのモタ・エンジル、スウェーデンのスカンスカ、現地のドプラスタフなど建設6社に対して、9年前に行われた高速道路D1のメングソヴチェ(Mengusovce)~ヤノヴチェ(Janovce)区間工事の入札談合を行ったとして、指名停止処分を下した。

今回の処分に先立ち、6社は同件で昨年末、スロバキア最高裁判所から総額4,500万ユーロの罰金の支払い命令を受けた。罰金額はポルトガルのモタ・エンジルが1,388万ユーロで最高で、ストラバグも1,221万ユーロを支払った。

UVOは指名停止処分の期限については言及していないが、法律専門家らは3、4年と見ている。同処分はまだ法的効力を発しておらず、処分を不服として企業が異議を申し立てる可能性もある。