2014/9/17

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニアの企業倒産、14年上半期は10%減

この記事の要約

仏信用保険会社コファスの現地法人によると、2014年上半期のルーマニアにおける企業倒産件数は1万2,453社と、前年同期を10%弱下回った。同社の集計は商業登記簿に基づいたもの。 例年、下半期の倒産件数は上半期の約80% […]

仏信用保険会社コファスの現地法人によると、2014年上半期のルーマニアにおける企業倒産件数は1万2,453社と、前年同期を10%弱下回った。同社の集計は商業登記簿に基づいたもの。

例年、下半期の倒産件数は上半期の約80%から85%であることから、年間では2万3,000件前後となり前年より15%少なくなると推算している。

特に倒産件数が多かったのは、業種別では建設、繊維、鉱業、冶金、宿泊及び飲食業。地域別では、首都ブカレストと同国西部地域で件数の増加が見られた。規模別では、100万ユーロ以上の売上を計上する企業の倒産件数は30%減少した。(1EUR=137.1JPY)