2014/10/1

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニアの石油エンジニアリング大手GSP、設備投資に12億ユーロ

この記事の要約

ルーマニアの石油エンジニアリング会社GSPオフショア(GSP Offshore)は、黒海油田開発用の船舶と掘削リグに12億ユーロを投ずる計画だ。すでに同社は中国の2つの銀行の支援を受けて、掘削リグ用の補助船3隻を中国で建 […]

ルーマニアの石油エンジニアリング会社GSPオフショア(GSP Offshore)は、黒海油田開発用の船舶と掘削リグに12億ユーロを投ずる計画だ。すでに同社は中国の2つの銀行の支援を受けて、掘削リグ用の補助船3隻を中国で建造している。建造費用は1隻当たり3,500万ドル。コンスタンツァ港沖にあるロシアのルクオイル所有の掘削リグで使用し、2015年の早い段階でもう1隻追加する。その後も1隻当たり7,000万ドルを投じ、新たに4隻を加えるという。

掘削リグは複数の建設に合計で8億ドルを投じ、あわせて深海探査も行う予定だ。

GSPは今年の売上高を約4億ドルと予想している。同社は2005年に同じルーマニアのペトロム社から6つの油井を買収し、現在8つの油井と船舶15隻を所有している。