2015/7/22

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

エアバス・ヘリコプターズ、10月にもルーマニアで生産開始

この記事の要約

ルーマニア経済省は14日、仏エアバス・ヘリコプターズが重量物資輸送用ヘリコプター、「シュペルピューマMK1」を今年10月半ばにもルーマニアで生産開始する見通しであることを明らかにした。当初必要となる従業員の95%をすでに […]

ルーマニア経済省は14日、仏エアバス・ヘリコプターズが重量物資輸送用ヘリコプター、「シュペルピューマMK1」を今年10月半ばにもルーマニアで生産開始する見通しであることを明らかにした。当初必要となる従業員の95%をすでに確保したという。

エアバス・ヘリコプターズはシュペルピューマMK1の生産に向けて、ルーマニア中部ブラショフに拠点を置く国営ヘリコプター会社IARの敷地内に生産施設を中核としたテクノロジーパークを構築する。同機の生産に際してはIARが部品およびコンポーネントを供給する予定だ。

エアバス・ヘリコプターズは2002年、IARと合弁会社エアバスヘリコプターズ・ルーマニアを設立。国内および近隣諸国へのマーケティングのほか、「ピューマ」モデルのメンテナンス、点検、修理を行う。昨年の売上高は3,800万ユーロだった。