2015/7/22

CIS諸国

ベラルーシ、日本企業の投資拡大に期待

この記事の要約

ベラルーシのマトゥシェフスキ副首相は14日、首都ミンスクで開かれた同国と日本のビジネス会合で、ハイテク、製造、農業、物流などの分野での日本企業による投資拡大への期待を表明した。同副首相は両国の提携が不十分だとも指摘し、ベ […]

ベラルーシのマトゥシェフスキ副首相は14日、首都ミンスクで開かれた同国と日本のビジネス会合で、ハイテク、製造、農業、物流などの分野での日本企業による投資拡大への期待を表明した。同副首相は両国の提携が不十分だとも指摘し、ベラルーシ企業の改善への積極的な関与を求める意向であることも明らかにした。

国営通信社ベルタによると、セルゲイ・ラフマノフ駐日大使もベラルーシへの企業の投資に関して日本が欧州や中国に後れをとっていることを指摘している。同大使は、ベラルーシが特に電気自動車(EV)で日本との生産提携に期待しており、すでに両国の関係者が交渉を行っていると述べた。

14日のビジネス会合では貿易や経済協力のほか、信用供与や投資について話し合われた。日本からは三菱自動車、三菱重工、日立建設機械、パナソニック、伊藤忠などが参加した。