2015/7/22

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

クロアチア製薬会社JGL、拡張工事を完了

この記事の要約

クロアチアの製薬会社ヤドラン・ガレンスキ・ラボラトリー(Jadran Galenski Laboratorij:JGL)はこのほど、アドリア海に面したリエカに新生産拠点「ファーマバレー」を開設したと発表した。投資額は3億 […]

クロアチアの製薬会社ヤドラン・ガレンスキ・ラボラトリー(Jadran Galenski Laboratorij:JGL)はこのほど、アドリア海に面したリエカに新生産拠点「ファーマバレー」を開設したと発表した。投資額は3億6,100万クナ(約4,760万ユーロ)で、生産量は2倍に拡大する見通しだ。

ファーマバレーの総敷地面積は7万6,000平方メートル。床面積5,100平方メートルの生産棟の他、自動化された倉庫など複数の施設からなる。新規雇用は100人の予定。

今回の投資に際し、同社はクロアチア開発銀行(HBOR)と欧州復興開発銀行(EBRD)から総額5,270万ユーロの融資を受けた。投資規模は同社にとり過去最大となる。

JGLは1991年設立で、点眼薬や鼻炎用薬品などを生産するクロアチア第2位の製薬会社。南東欧及びCIS諸国に拠点を持ち、製品の75%が輸出向けだ。(1HRK=17.92JPY)