その他産業

トルコ製鉄鋼製品、バルト諸国で需要高まる

●需要の高まりはロシアから同諸国への輸出が減少したため ●ロシア製鉄鋼の輸入量はラトビアで70%、エストニアは50%減 トルコ鉄鋼輸出事業者協会(CIB)はこのほど、トルコからバルト三国への鉄鋼製品の輸出が今後増加すると […]

日本のサハリン1権益、ロシア政府から承認

●SODECOの出資分30%の保持が認められる ●日本のロシアからの原油輸入は6月以来停止している サハリン石油ガス開発(SODECO)が権益を持つ極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について、ロシア政府は新たに設

米ジンマーバイオメット、ルーマニア事業を強化

●現地支店の開設に来年350万ユーロを投資 ●同社は人工関節などを手掛ける 人工関節などを手がける米ジンマーバイオメットは11日、ルーマニア支店の開設に来年350万ユーロを投資すると発表した。中東欧でも人口の多い同国での

チェコ鉄道車両大手シュコダ、伊フィレンツェに新工場

●貨物輸送や都市交通向けの車両を生産する予定 ●同社は伊でトラムやトロリーバスの受注実績がある チェコの鉄道車両メーカー、シュコダ・トランスポーテーションは10月28日、イタリアのフィレンツェで工場を開所した。同社の輸送

製薬の西アルミラル、チェコ・スロバキア事業を強化

●乾せん治療の生物製剤「イルメトリ」を販売 ●同薬は炎症に関連するサイトカインを阻害する 皮膚病治療薬を専門に扱うスペインの製薬会社アルミラルは8日、プラハに子会社を新設すると発表した。チェコとスロバキアでの存在感を高め

ポーランド・PKNオルレン、PGNiGの合併完了

●合併は総合エネルギー企業を組織する政府方針に沿うもの ●新生オルレンは売上高ベースで欧州トップクラスに入る ポーランド石油最大手PKNオルレンは2日、国内天然ガス・石油大手PGNiGとの合併手続きが完了したと発表した。

ポーランド原発計画、ウエスチングハウスとKHNPが受注へ

●KHNPとは来年に正式契約する方針 ●26年から40年代半ばにかけて原子炉を4~6基設けることを予定 ポーランドが同国初の原子力発電所の設置を米ウエスチングハウス・エレクトリックと韓国水力原子力発電(KHNP)に委託す

米ホルテック、チェコでSMR建設を推進

●シュコダや現代グループと協力して推進 ●テメリン原発では早ければ32年にSMRを導入する計画 米エネルギー技術会社のホルテック・インターナショナルはこのほど、自社小型モジュール原子炉(SMR)「SMR-160」の建設プ

独電子機械部品のグルーナー、セルビア工場を増強

●同工場では現在、月10万個の自動車向けリレーを生産 ●200人を新規雇用し、総従業員数を950人に増やす 電子機械部品メーカーの独グルーナーはこのほど、セルビア南部のブラソティンツェ工場の生産ラインを増強した。セルビア

リヒテンシュタイン空調大手ホバル、スロバキア工場を増強

●受注好調を受けた措置 ●スロバキア新工場は2024年から稼働開始の予定 リヒテンシュタインの空調システム大手ホバルは19日、本拠地である同国首都ファドゥーツとスロバキア北部のイシュチェブネーにヒートポンプの新工場を建設

ポーランド鉄道業界、インドネシアとの提携に期待

●鉄道技術見本市には車両メーカーのペサなど10社が出展 ●ポーランド企業がインドネシアで現地生産する可能性も ポーランド鉄道業界がインドネシアでの事業展開を狙っている。21日閉幕した鉄道技術見本市「レールウェイテック・イ

デンマークのベスタス、ポーランド風力タービン工場設置

●2024年から年間400基のタービンを生産 ●政府は建築規制を緩和して風力発電事業全体を後押し デンマークの風力発電機大手ベスタスはこのほど、ポーランドに風力タービンの工場を設置する計画を明らかにした。建設地は同国初の

ボッシュ、スロバキアに電動自転車のモーター工場を設置

●ボッシュ・eバイク・システムズが設置を計画 ●400人を雇用し、来年末の稼働開始を見込む 独自動車部品大手ボッシュの電動アシスト自転車向け駆動システム子会社ボッシュ・eバイク・システムズは、スロバキアでモーターの工場建

西イベルドローラ、東欧2カ国の風力発電パークを売却

●ハンガリーとルーマニアの陸上風力発電パークを売却 ●合計で3億ユーロの売却益を見込む スペインのエネルギー大手イベルドローラが、ハンガリーとルーマニアの陸上風力発電パークを売却する。採算性に優れるプロジェクトに資金を集

仏アルストム、ハンガリー政府と戦略提携

●同国における生産品目を増やし、製造能力を拡大する目的 ●現在は高速列車、近郊型車両、機関車などの台車を生産 仏鉄道車両大手アルストムは14日、ハンガリー政府と戦略提携を結んだ。政府の協力を得ながら、同国における生産品目

独クナウフ、ルーマニアの製造拠点を増強

●石膏ボード及び金属製品を生産する施設を新設 ●買収したガラス繊維工場の近代化も実施 ドイツの建材メーカー、クナウフはこのほど、ルーマニアでの工場増強や新工場の設置に約2億ユーロを投資すると発表した。石膏ボード向けの新工

米エクソンモービル、ロシア市場から撤退

●資産を没収、「サハリン1」をめぐる協議も打ち切られたと説明 ●14日には「サハリン1」を引き継ぐ新会社が設立 米石油メジャーのエクソンモービルは18日、ロシア市場から完全撤退したと発表した。ロシア政府に同国資産を没収さ

仏アルストム、ポーランド・ブロツワフ拠点を拡張

●1,000万ユーロを投じ新しい生産ラインを導入 ●100人を新規雇用し、アルミ製ボックスを製造する 仏鉄道車両大手アルストムはこのほど、ポーランドのブロツワフに持つ鉄道車両工場に新しい生産ラインを導入した。投資額は1,

スロバキア、航空分野への水素利用イニシアチブが始動

●コシツェ工科大とコシツェ自治地域が協力覚書を交換 ●「欧州のクリーン航空技術開発に貢献する」=同工科大航空学部  スロバキアのコシツェ工科大学とコシツェ自治地域はこのほど、研究開発推進事業「水素航空バレー・コシツェ」を

独MTU、セルビアのエンジン整備工場が開所

●部品修理拠点を拡大する戦略の一環 ●新工場は年間40万時間の整備が可能 航空機エンジン大手の独MTUエアロ・エンジンズは7日、セルビアのベオグラード空港に隣接するノヴァ・パゾワにエンジン整備工場を開設した。部品修理拠点

露VB、製薬会社ペトロバックスを買収

●ペトロバックスは富豪ポターニン氏のインターロスが保有 ●同社はファイザーやベーリンガーと生産で協力 ロシアの医薬品企業ペトロバックス・ファーマ(Petrovax Pharm)はこのほど、同社社長のミハイル・ツィフェロフ

印企業、カザフに医薬品工場を設置

●印タヌシュレー社が3,000万ドルを投じる計画 ●医薬品産業における投資事業はカザフ政府の優遇措置の対象 カザフスタンの投資促進機関、カザフ・インベストは4日、インドのタヌシュレー・エアー・テクニック(Tanushre

DBアリバ、セルビアとポーランドの事業を売却

●両国のバス事業が対象、ポーランドの鉄道事業は含まれず ●デンマークの売却事業も合わせた年商規模はおよそ4億ユーロ ドイツ鉄道(DB)の英子会社アリバは9月27日、セルビア、ポーランド、デンマーク事業を独投資会社ムタレス

ルーマニアでSMR事業の合弁会社が誕生

●米ニュースケールのSMR6基を2030年までに設置する計画 ●合計出力は462MWで、出力80MWの再生エネ発電設備も併設する ルーマニア国営の原子力運営企業ニュークリアエレクトリッツァは9月27日、国内の民間電力・天

ポンプ大手グルンドフォス、セルビア拠点の拡張完了

●循環ポンプ、家庭用の排水ポンプと増圧器などを生産 ●施設面積は1万7,000平方メートル増え4万3,000平方メートルに デンマークのポンプ大手グルンドフォスは9月28日、セルビア北部のインジヤ工場の拡張工事が完了した

ロシア、国産航空機1千機の生産を計画

●同国は旅客機フリートの95%をボーイングとエアバスから調達 ●国営アエロフロートを含め業界が部品用に運用機の一部を解体 ロシア国営の航空宇宙・防衛企業ロステックは、2030年までに国内部品調達で航空機1,000機を製造

ルサール、LMEでのアルミの直接販売を検討

●対ロ制裁を受け製品の買い手を見つけることが困難に ●ウラジオストックからアジアのLMEの倉庫会社に供給する計画か ロシアの鉱業大手ルサールは、ロンドン金属取引所(LME)で取引される製品を保管する倉庫会社に製品を直接販

独BSH、ポーランドの洗濯機工場を増強

●約4億ズロチを投じ、生産ラインを増設 ●来年半ばの稼働開始を目指す 家電大手の独ボッシュ・シーメンス・ハウスゲレーテ(BSH)は22日、ポーランド中部のウッジにある洗濯機工場に新たに約4億ズロチ(約8,390万ユーロ)

日立エナジー、ブルガリア工場の拡張完了

●高電圧製品に対する世界的な需要拡大に応え、増産に乗り出す ●同工場は20年に日立がスイス重電大手ABBから取得 日立エナジーは20日、ブルガリア中北部のセヴリエヴォ工場の拡張・近代化プロジェクトの完了を記念する式典を行

米アマゾン、イスタンブールにトルコ初の物流センター設置

●急速な需要拡大への対応と、地域ビジネスを支援する狙い ●アマゾンで商品を販売する同国の中小企業数は1年間で50%増 米アマゾンが26日、トルコ初の物流センターをイスタンブールで開所した。急速な需要拡大に応えるとともに、

チェコとスロバキア、原子力分野でもロシア離れ

●チェコのJINRへの負担金は年間約1億3,000万コルナに上る ●両国ともロシアからの核燃料調達を完全に見直す方針 チェコ政府は12日、ロシア・モスクワ近郊のドゥブナ合同原子核研究所(JINR)から今年末で脱退すると発

IEA、ハンガリーのクリーンエネルギー導入と原発維持を評価

●同国は化石エネからの脱却に向け有利なポジションに立つ ●化石燃料の消費削減、再可エネの調達源多様化を提言=IEA 国際エネルギー機関(IEA)はこのほど行ったハンガリーに対する国別詳細審査で、同国ではクリーンエネルギー

仏アルストム、ルーマニアから列車17編成を追加受注

●「コラディア・ストリーム」17編成の受注額は2.2億ユーロ ●最高時速160キロ、非電化区間用にバッテリーか燃料電池を搭載 仏アルストムが、ルーマニアの鉄道改革庁(ARF)から長距離列車「コラディア・ストリーム」17編

ハンガリーの発電所、テスラのメガパックを導入

●同国でメガパックが設置されるのは初めて ●蓄電システムの容量は7.68MWh、2時間の放電が可能 スイスのエネルギー企業METグループがブダペスト近郊で運営するドゥナメンティ・ガス火力発電所(出力:794メガワット)に

三井物産と三菱商事のサハリン2権益、ロシア政府から承認

●サハリン2の事業展開はロシア政府の方針次第 ●LNGの調達が不安定化する懸念は払拭されず 三井物産と三菱商事が権益を持つ極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について、ロシア政府は8月30日、新たに設立した運営会社

ラトビアのPET再生企業、チェコの繊維会社を買収

●PETバルティは欧州再生PET業界の主要メーカーに仲間入り ●シロンは今後ポリオレフィンベースの機能性コンパウンドに注力 ラトビアのポリエチレンテレフタラート(PET)再生会社であるPETバルティ(Baltija)は2

イケア、ロシア事業撤退せず

●同社は2月にロシア事業を一時停止 ●状況改善で2年以内に営業再開の考え スウェーデンの家具小売り大手イケアはロシアからの事業撤退を考えていないもようだ。現地通信社TASSが24日、関係筋の談話として報じたもので、ロシア

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