政策

EU、アゼルバイジャン産天然ガスの輸入倍増へ

欧州連合(EU)とアゼルバイジャンは7月18日、エネルギー分野での協力を強化することで合意した。天然ガス供給のロシア離れが進むEUに対して、アゼルバイジャンが天然ガス輸出を2027年までに倍増する。 バクー油田を抱えるア

EUが英国に新たな法的措置、北アの通商ルール破棄巡り

欧州連合(EU)の欧州委員会は7月22日、英政府がEUと締結した離脱協定のうち、英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの自由な通商を維持するため設けたルールの一部を一方的に破棄しようとしていることを巡り、英国に対する

仏電力公社の再国有化、政府は97億ユーロ投入

仏政府は7月19日、国内電力最大手フランス電力公社(EDF)を完全国有化する計画の詳細を発表した。株式公開買い付け(TOB)で、政府が保有していない株式を総額97億ユーロで買い取る。 政府はEDFの株式84%を保有してい

トルコ中銀、7会合連続で据え置き

●政策金利14%、戦争の長期化で景気後退の可能性と指摘 ●6月インフレ率は78.6%、戦争の終結で物価上昇も鈍化と主張 トルコ中央銀行は21日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を14%に据え置いた。金

リトアニア、ロシアとの取引禁止を検討

●国内企業は3カ月以内に露企業との取引関係を絶つ義務が生じる ●リトアニア議会は5月、ロシアを「テロリスト国家」と認定 リトアニア議会の国家安全保障防衛委員会(NSGK)が、国内企業にロシアとの取引関係を禁止することを検

ロシア、秋から欧州ナンバートラックの乗り入れ禁止か

●EUによる同様措置への報復、8月1日までに関連政令案を策定予定 ●ロシアの業界団体はこれまでに90億ルーブルの損害と主張 ロシア国営インタファクス通信によると、ロシアは10月から欧州ナンバートラックの入国を禁止すること

ロシア中銀が5会合連続で利下げ、政策金利8%に

●1.5ポイントの利下げ幅は市場予測を上回る ●中銀は国内の企業活動や個人消費の回復を指摘 ロシア中央銀行は22日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を9.5%から1.5ポイント引き下げ、8%とすること

ガス管NS1再稼働も供給量を20%に削減

ロシア産天然ガスをバルト海経由でドイツに輸送するガス管「ノルドストリーム1(NS1)」はメンテナンス作業を終了し、21日に再稼働した。ただ、供給量は容量の40%とメンテナンス前と同じ低い水準にとどめられている。25日には

政府がFSRUをシュターデとルプミンに投入

ドイツ政府は19日、浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)を同国北西部のシュターデと北東部のルプミンに投入することを決定した。政府は計4隻のFSRU傭船契約を5月に締結。すでに2隻は北西部のヴィルヘルムスハーフェンと

欧州中銀が11年ぶり利上げ、景気よりインフレ対策を重視

欧州中央銀行(ECB)は21日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.5ポイント引き上げることを決めた。利上げは11年ぶり。ユーロ圏ではロシアのウクライナ侵攻などの影響で景気悪化の懸念が高まっているが、物価の急上昇に歯止

天然痘ワクチンのサル痘への使用を欧州委が承認

欧州連合(EU)の欧州員会は25日、デンマークのバイオ医薬品企業ババリアン・ノルディックが開発した天然痘ワクチン「インバネックス(Imvanex)」について、天然痘に似た特徴を持つウイルス感染症「サル痘」への使用を承認し

ハンガリーとセルビア、グリーン水素分野で提携

●グリーン水素の生産・貯蔵・輸送について情報を交換 ●セルビアはエネルギー転換に向けハンガリーのノウハウを活用 ハンガリーとセルビアは25日、グリーン水素分野における提携で基本合意を結んだ。グリーン水素の生産・貯蔵・輸送

ルーマニア、燃料電池車両の調達計画を承認

●座席数160の車両12編成を調達、総費用9億7,300万ユーロ ●調達先企業は非公表も、次官はアルストム製車両の写真を投稿 ルーマニア運輸省は20日、水素燃料電池鉄道車両12編成の調達計画を承認した。鉄道改革庁が進める

ハンガリー、ロシアからの天然ガス調達増を狙う

●昨年は同国産ガスを45億立方メートル調達する15年契約を締結 ●政府は一般世帯向けのガス・電力料金助成に上限を設定 欧州連合(EU)加盟国の多くがロシアからの天然ガス調達削減を試みるなか、ハンガリーは逆に輸入を拡大しよ

トルコ初の原発、第4号機の建設に着手

●アックユ原発は世界で初めてBOO方式で建設 ●1基ごとの出力は1,200メガワット トルコ南部のアックユで建設中の同国初の原子力発電所で21日、4号機の建設が始まった。これにより、設置予定の全4基が着工したことになる。

独ユニパーを半国有化、調達コスト上昇分は今秋から転嫁

ドイツ政府は22日、エネルギー大手ユニパーを救済すると発表した。国内のエネルギー供給で重要な役割を果たす同社が経営破たんすると経済や社会生活に深刻な影響が出ることから、出資や融資支援を行い底支えする。調達コストの膨張が天

仏電力公社の再国有化、政府は97億ユーロ投入

仏政府は19日、国内電力最大手フランス電力公社(EDF)を完全国有化する計画の詳細を発表した。株式公開買い付け(TOB)で、政府が保有していない株式を総額97億ユーロで買い取る。 政府はEDFの株式84%を保有している。

英政府、新たな原発建設を承認

英政府は20日、イングランド東部のサフォーク州に新たな原子力発電所を建設する計画を承認したと発表した。エネルギーの安定供給に向けたもので、同州サイズウェルに出力3.2ギガワットの原発を設置する。 「サイズウェルC」と呼ば

ロシア、秋から欧州ナンバートラックの乗り入れ禁止か

ロシア国営インタファクス通信によると、ロシアは10月から欧州ナンバートラックの入国を禁止することを検討している。ウクライナ侵攻を受けて、EUが4月にロシアナンバーのトラックの入域を禁じたことに対する報復措置とみられる。運

EU、アゼルバイジャン産天然ガスの輸入倍増へ

EUとアゼルバイジャンは18日、エネルギー分野での協力を強化することで合意した。天然ガス供給のロシア離れが進むEUに対して、アゼルバイジャンが天然ガス輸出を2027年までに倍増する。 バクー油田を抱えるアゼルバイジャンは

EUが英国に新たな法的措置、北アの通商ルール破棄巡り

EUの欧州委員会は22日、英政府は6月13日、EUと締結した離脱協定のうち、英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの自由な通商を維持するため設けたルールの一部を一方的に破棄しようとしていることを巡り、英国に対する法的

北マケドニア、EU加盟交渉開始へ

欧州連合(EU)加盟を目指す北マケドニアの議会は16日、歴史認識を巡る隣国ブルガリアとの対立解消に向けたフランスの仲介案を賛成多数で承認した。これによって加盟国ブルガリアが北マケドニア加盟への反対を取り下げ、加盟交渉が開

ボッシュ―半導体に30億ユーロ投資―

IoT大手の独ボッシュは13日、半導体事業の強化方針を打ち出した。市場の拡大が見込まれるほか、欧州連合(EU)が同産業の育成に重点的に取り組んでいることを受けた措置。EUの「欧州の共通利益に適合する重要プロジェクト(IP

ユニパー―政策金融機関の全融資枠を利用へ―

ロシア産天然ガスの供給削減で資金繰りが急速に悪化している独エネルギー大手ユニパーは18日、政策金融機関KfWの全融資枠20億ユーロを利用することを申請したと発表した。親会社であるフィンランド国有同業のフォータムが提供した

フォルクスワーゲン―グループ上期販売22%減少―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が15日発表した上半期のグループ新車販売台数は前年同期比22.2%減の387万5,100台と大きく落ち込んだ。半導体不足、ロシアのウクライナ侵攻、中国のロックダウンが響いた格好。電

オミクロン株対応ワクチン、今秋に接種開始

ドイツ連邦保健省は15日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種を今秋に開始する見通しを明らかにした。少なくとも2種類を提供する。 現在の新型コロナワクチンは武漢で見つかった野生株に基づいて開発された。

ハンガリー中銀が14会合連続で利上げ、政策金利9.75%に

●昨年6月からの上げ幅の合計は9.15ポイントに上る ●アナリストは今秋に金利が11.75%まで上がる可能性を指摘 ハンガリー中央銀行は13日、政策金利を2ポイント引き上げ、9.75%にすると発表した。利上げは14会合連

北マケドニア、EU加盟交渉開始へ

●隣国ブルガリアとの対立解消に向けた仏の仲介案を議会が承認 ●ブルガリアは6月に拒否権取り下げの決議を採択 欧州連合(EU)加盟を目指す北マケドニアの議会は16日、歴史認識を巡る隣国ブルガリアとの対立解消に向けたフランス

EU、アゼルバイジャン産天然ガスの輸入倍増へ

●同国のEU向けガス輸出量は今年120億立方メートルに拡大見込み ●年間供給量は27年までに少なくとも200億立方メートルに拡大 欧州連合(EU)とアゼルバイジャンは18日、エネルギー分野での協力を強化することで合意した

エネルギー高騰で企業が従業員支援

エネルギー価格高騰などの直撃を受ける従業員への支援をドイツ企業の過半数が行っていることが、Ifo経済研究所が4-6月期に実施したアンケート調査で分かった。政府は市民への支援策を実施しているものの、高インフレによる実質所得

ガス・電力高騰で企業支援開始

ロシアのウクライナ進攻に伴う天然ガス・電力価格高騰の直撃を受けるエネルギー集約型企業などを対象とする支援をドイツ政府が開始した。経済・気候省傘下の連邦経済・輸出監督庁(BAFA)は15日、支援申請の受付窓口をサイト上に開

アゼルバイジャン産ガス、EUが輸入倍増へ

欧州連合(EU)とアゼルバイジャンは18日、エネルギー分野での協力を強化することで合意した。天然ガス供給のロシア離れが進むEUに対して、アゼルバイジャンが天然ガス輸出を2027年までに倍増する。 バクー油田を抱えるアゼル

石炭と焼却ごみを炭素税の対象に

ドイツ政府は13日の閣議で、燃料排出量取引法(BEHG)改正案を了承した。交通と暖房部門で同国が独自導入している炭素税の徴収対象を来年から石炭と焼却ごみにも拡大する。 エネルギー業界やエネルギー集約型の製造業は2005年

北マケドニア、EU加盟交渉開始へ

EU加盟を目指す北マケドニアの議会は16日、歴史認識を巡る隣国ブルガリアとの対立解消に向けたフランスの仲介案を賛成多数で承認した。これによって加盟国ブルガリアが北マケドニア加盟への反対を取り下げ、加盟交渉が開始される。

伊ドラギ首相が辞意表明、主要与党の法案不支持で

イタリアのドラギ首相は14日、連立与党の一角を占める左派「五つ星運動」の協力が得られなくなったとして、辞任すると表明した。同日、マッタレッラ大統領に辞意を伝えたが、マッタレッラ氏は政局の不安定化を懸念して受理を拒否し、議

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