BASF SE―1-3月期最終益174%増に―
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が4月29日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終利益は前年同期比177.4%増の10億2,900万ユーロと大幅に拡大した。世界のほぼすべての地域で需要が回復 […]
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が4月29日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終利益は前年同期比177.4%増の10億2,900万ユーロと大幅に拡大した。世界のほぼすべての地域で需要が回復 […]
農機・建機大手の米ジョンディアは4月27日、モスクワ近郊のドモジェドボに新工場を開設した。同社にとってはオレンブルク工場に続くロシアで2番目の生産拠点となる。 \ ドモジェドモ工場はトラクターなどの農業機械や建設、林業機
丸紅は26日、ロシア極東の2社と包括提携したと発表した。穀物取引の拡大が狙いで、今後3~5年間でロシア産の飼料用小麦40万トンを日本に輸入することを目指す。 \ 包括提携したのは、ロシア東部の有力穀物集荷業者でハバロフス
欧州委員会は19日、EUが実施していた米国産のコメに対する輸入制限を解除したと発表した。EUは米国から輸入したコメ(長粒種)に域内で認可されていない遺伝子組み換え品種が混入していたことを受けて、2006年から厳しい輸入制
伊自動車大手フィアットは22日、非乗用車部門を切り離すと発表した。商用車、農機、建機部門を主力の乗用車部門から分離し、新会社「フィアット・インダストリアル」を設立する。これにより乗用車部門に集中し、他社との提携を含む事業
ドイツ連邦統計局が20日発表した2010年3月の生産者物価指数は前年同月比マイナス1.5%となり、09年3月から13カ月連続で下落した。エネルギー価格が5.5%下がり、全体を押し下げた格好で、エネルギーを除いた変動率はプ
国際的な環境団体の米ピュー・エンバイロンメント・グループと漁業コンサルタントの英ポセイドン・アクアティック・リソース・マネジメントは先ごろ、EUの漁業補助金は乱獲に拍車をかけているとする共同調査報告書を発表した。 \ こ
ドイツ連邦統計局が13日発表した2010年3月の卸売物価指数は前年同月比で4.3%上昇した。同物価が上がるのは09年12月から4カ月連続で、上げ幅は月を追うごとに拡大している。卸売物価は前月比でも1.3%上昇した。 \
世界3位の小麦輸出国であるロシアが、アジア市場の開拓に意欲をみせている。政府は中長期的に需要の伸びが予想される穀物を戦略輸出品と位置付け輸出拡大に力を入れており、世界最大の小麦消費市場の一つであるアジアを取り込みたい考え
カタールの首都ドーハで開催中のワシントン条約締約国会議(CITES)は18日、第1委員会で大西洋と地中海産クロマグロの国際取引を禁止するモナコの提案を反対多数で否決した。EUも移行期間を設けて来年5月から禁輸措置を実施す
EU加盟国は10日、ブリュッセルで大使級会合を開き、乱獲による個体数の減少が指摘される大西洋と地中海のクロマグロについて、モナコが提案している国際取引の禁止措置を支持する方針を決めた。一定の移行期間を置くことなどを条件に
EU27カ国における有機農産物の作付延べ面積は2008年に780万ヘクタールとなり、前年から7%増加したことが、EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した統計で明らかになった。ブルガリアとルーマニアを除く25カ国でみると
欧州連合(EU)の欧州委員会は2日、独BASFが開発した遺伝子組み換え(GM)ポテト「アムフローラ」の商業栽培を承認した。同社がEUに最初の栽培申請を出したのは13年前。GM作物に対する批判が環境保護団体や一部の加盟国で
欧州委は2日、独化学大手BASFが開発した遺伝子組み換え(GM)ジャガイモ「アムフローラ」の産業利用向けの栽培と、米モンサントが開発した害虫耐性GMトウモロコシ「MON810」系統のハイブリッド種3品種の輸入・販売および
化学・製薬大手の独Bayer(レバークーゼン)が2月26日発表した2009年12月通期決算の最終利益は13億5,900万ユーロで、前年から20.9%減少した。景気の変動を受けやすい化学部門の不振が影響。売上高と営業利益(
農業機械大手ジョンディアのマンハイム工場の屋上で、植物を利用した汚水処理プラントが稼働している。植物の根と共生する微生物の働きにより有機化合物を分解するのがポイントで、化学処理を施す従来の汚水処理施設に比べコストを半減で
ロシア砂糖生産者連盟はこのほど、今年のてんさい糖生産量が過去最高の370万トンに上るとの見通しを示した。てんさいの作付け面積が前年比で15%増加したためだが、需要が強いことから2011年1月の繰越在庫は今年並みを予想する
欧州委員会は2月22日開いたEU農業相理事会で、大西洋産と地中海産のクロマグロの国際取引禁止を支持するよう加盟国に提案した。個体数の推移などに関する最新のデータを検証したうえで、今月カタールで開かれるワシントン条約締約国
ノルウェーの肥料大手ヤラ・インターナショナルは16日、米同業テラ・インダストリーズを買収することで合意したと発表した。買収総額は41億ドル。ノルウェー企業による外国企業買収では過去最大規模となる。 \ ヤラは無機質肥料で
連邦統計局が11日発表した2010年1月のドイツ卸売物価指数は前年同月比プラス1.9%となり、2カ月連続で上昇した。石油製品・石炭類が15.5%上がり、全体を押し上げた格好。鉱石・金属・金属半製品は11.1%低下した。農
投資会社傘下の特殊化学大手Cognis(モンハイム)は業績が今後、年々拡大していくと見込んでいる。同社のアントニオ・トリウス社長は15日付『南ドイツ新聞』掲載のインタビュー記事で「リストラは終了した」と述べ、事業の先行き
欧州議会は10日の本会議で、絶滅の恐れがあるとされる大西洋産と地中海産のクロマグロの国際取引禁止をEUとして支持するよう求める決議を採択した。決議に拘束力はないが、これまでに主要なクロマグロの漁業国であるイタリアとフラン
スウェーデンの造園・芝生管理機器大手ハスクバーナ(Husqvarna)が、ポーランド南東部のミエレツに工場を建設する。ポーランド週刊紙『ワルシャワ・ボイス』などがこのほど伝えたところによると、同社は新工場に2億5,000
化学大手のBASFは5日、ブラジル農牧畜研究公社(Embrapa)と共同開発した遺伝子組み換え(GM)大豆「Cultivance」の商業栽培を同国の当局が承認したと発表した。同社のGM作物が栽培許可を受けるのは今回が初め
独小売業中央連盟(HDE)とEdekaなどの小売大手6社は5日、野菜・果物の残留農薬モニタリングに共同で取り組むことを明らかにした。これまで企業ごとに異なっていた検査方法や対象を統一して農薬のリスク評価・管理を行いやすく
フランス政府は3日、絶滅の恐れがあるとされる大西洋産と地中海産のクロマグロの国際取引禁止措置を支持する方針を明らかにした。「18カ月の猶予期間」を置くことを条件に、ワシントン条約に基づき商取引の全面禁止を求めるモナコの提
ロシア国営穀物商社ユナイテッド・グレイン(OZK)は1月28日に発表した経営戦略で、2015年までに世界の穀物市場で9%のシェア獲得を目指すことを明らかにした。 \ OZKは昨年3月、大統領令により食料市場規制局が設立し
独菓子製造業全国連盟(BDSI)は1月26日、2009年の業界生産額が推定で前年比0.6%減の122億ユーロに後退したと発表した。生産量ベースでは2.3%減の357万3,000トンに落ち込んだ(表参照)。世界的な不況とユ
EUとノルウェーは1月26日、北海の漁獲枠について合意に達した。6週間に及んだ欧州委員会とノルウェー政府の話し合いは12月初めにいったん決裂し、年明けから双方の漁船は相手方の水域から締め出されていた。 \ 今回の合意では
化学大手のBASF(ルートヴィヒスハーフェン)は20日、遺伝子組み換え(GM)技術を用いたビートの開発で農業バイオテクノロジー子会社のBASF Plant Scienceが種苗大手KWS SAATと提携したと発表した。収
連邦統計局が15日発表した2009年の独卸売物価指数は前年比マイナス7.0%となり、1986年以来23年ぶりの大幅下落を記録した。戦後最悪の不況を受け、幅広い分野で需要が激減したことが反映された格好。 \ 下落幅が特に大
連邦統計局が14日発表した2009年のドイツの消費者物上昇率は0.4%で、前年の2.6%から大幅に低下した。0.4%は1987年以来22年ぶりの低水準。景気悪化を受け石油製品の価格が大幅に下がったほか、物価に占める比重の
フランスのルメール農漁業相は13日、欧州委員会が求めている太平洋と地中海のクロマグロの禁漁措置には反対するものの、日本など域外国との取引制限については支持する考えを明らかにした。 \ 欧州委は乱獲で激減しているとされる同
EUで1月から、共通漁業政策の管理システムを強化するための新たな枠組みが施行された。これにより違法な漁業に対する取り締まり、規則を守って操業する漁業関係者を保護するとともに、漁業分野における公平な競争と法規順守を促進させ