電力・エネルギー

ポーランド国営電力PGE、原発入札の準備完了

ポーランド国営電力ポルスカ・グルパ・エネルゲティチナ(PGE)が国内初の原子力発電所建設に向けて、資金調達を含めた準備を完了したもようだ。現地証券新聞『パルキエト』が報じた。入札手続きは来年3月に開始の予定。 \ これま […]

サムスン、ルーマニアに太陽光発電所を開設

サムスン・グループがルーマニア南部でソーラーパークを建設する方針だ。韓国外交通商部のパク・ノビョク・エネルギー大使が、ルーマニアで開催されたエネルギー関連イベントで明らかにした。 \ 現地報道によると、ジュルジュ県に2つ

風力発電設備のリパワー、ルーマニア市場に参入へ

風力タービン大手の印スズロンは22日、傘下の独リパワーがルーマニア市場に参入すると発表した。プロジェクト会社WSBインターナショナルが同国中部のマルジネニに設立する風力発電パークにタービン8基を納入する。首都ブカレストに

再可エネ助成制度、政府が見直し検討へ

ドイツのメルケル首相は16日独雇用者団体連合会(BDA)の集会で、再生可能エネルギー電力の助成制度を抜本的に見直す考えを表明した。助成に伴う消費者などの負担が急速に高まることが確実になっているためで、エネルギー集約型企業

生産者物価、9月は1.7%上昇

ドイツ連邦統計局が19日発表した2012年9月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が1.7%となり、前月の同1.6%をやや上回った。エネルギー価格が3.1%上がり、全体を押し上げた格好で、エネルギーを除いたコアの上げ幅は

Siemens AG―ソーラー事業から撤退―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は22日、事業再編プログラムの一環でソーラー事業から撤退する方針を明らかにした。市場環境の悪化を受けた措置で、太陽熱発電と太陽光発電設備の2事業を売却。今後は再生可能エネルギー事業

SMA Solar Technology AG―人員削減へ―

ソーラーインバーター大手の独SMA Solarは18日、人員削減方針を発表した。太陽光発電向け補助金が欧州諸国で削減されていることが直撃しており、来年は赤字転落もあり得るとしている。 \ 正社員5,500人のうち450人

チェコ国営電力CEZ、欧州最大の陸上風力発電所を操業

チェコ国営電力のCEZは11日、傘下にあるルーマニアのファンタネレ・コジャラツ風力発電所の出力が540メガワットに達し、陸上風力発電所として欧州最大となったと発表した。年内には240基のタービン全てが稼動し、出力が600

CEZのEU競争法違反問題、和解案の市場テストが終了

チェコ電力最大手CEZは8日、同社がEU競争法違反の疑いで欧州委員会の調査を受けて問題で、同社が欧州委に示した和解案に関して利害関係者からの意見を求める市場テストが先ごろ終了し、和解案に内容に問題はないとの結論が出たこと

ロスアトムの合弁子会社、チェコ13社と提携合意

ロシア原子力公社ロスアトムは10日、電力会社イルクーツクエネルゴとの合弁会社で、小型原子炉の開発を手がけるAKMEエンジニアリングが、チェコ企業13社から原子炉向けの設備・サービスの供給を受けることで合意し、覚書に調印し

ウクライナの太陽光発電事業に570万ユーロ融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は8日、ウクライナの太陽光発電プロジェクトに570万ユーロを融資すると発表した。資金は再生可能エネルギー事業を手掛けるグリーン・アグロ・サービスがウクライナ中部ヴィーンヌィツャ州で進める出力4

再可エネ助成負担、来年47%上昇へ

独連邦ネットワーク庁は15日、再生可能エネルギー電力の買い取りに伴う一般需要家の負担額が来年1キロワット時当たり5.2777セントとなり、現在の同3.592ユーロから47%上昇することを明らかにした。政府のエネルギー転換

Duerr AG―炭鉱向けメタンガス発電装置を受注―

塗装機械大手の独Duerrは9日、同社が新規開発した炭鉱向けのメタンガス発電装置を中国と米国で受注したことを明らかにした。エネルギーを有効利用できるうえ、温出効果ガスの排出量も削減できるため、今後インド、オーストラリアな

Allianz SE―風力発電への投資強化を検討―

保険大手の独Allianzが風力発電パーク向け投資の強化を検討している。欧州債務危機を背景に国債の運用利回りが低下しているためで、法的な枠組み条件が整えば洋上風力発電パークにも建設当初から参加する。オリバー・ベーテ財務担

リトアニア国民投票で原発ノー、日立の事業戦略に影響も

リトアニアで14日、議会選挙の第1回投票と原子力発電所建設計画の是非を問う国民投票が同時に行われた。中道右派の与党、祖国同盟・リトアニアキリスト教民主党(TK-LKD)は得票率が低迷して第3党に転落したほか、推進してきた

Daimler AG―燃料電池分野で日産・Fordと提携か―

自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)が車載燃料電池の開発で日産自動車、Fordと提携するもようだ。自動車専門誌『auto motor und sport』がDaimler関係者の情報として4日報じたもので、同

Centrotec

暖房メーカーの独Centrotecは4日、太陽電池モジュールを製造する元子会社Centrosolarの株式26.14%を市場外取引で売却したと発表した。太陽電池価格の大幅下落を受けてCentrosolarは同社の利益を圧

鉄鋼業界「効率改善はまだまだ可能」

鉄鋼業界は二酸化炭素(CO2)排出量やエネルギー効率をさらに改善することが可能だ――。著名な物理学者・環境学者で元連邦議会議員のエルンスト・ウルリヒ・フォン・ヴァイツゼッカー博士は『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、

パナソニック―住宅用燃料電池をViessmannと共同開発―

パナソニックと暖房大手の独Viessmannが住宅用の燃料電池を共同開発した。経済紙『ハンデルスブラット』がパナソニック関係者などへの取材をもとに1日報じたもので、独市場に共同投入する。 \ 両社が開発したのは天然ガスを

AEG Power Solutions B.V.―南アに太陽電池部品工場開設―

太陽電池部品メーカーの蘭AEG Power Solutions(ズワーネンブルク)は先ごろ、南アフリカのケープタウンで新工場の竣工式を行った。新興市場を開拓する戦略の一環。同国政府が再生可能エネルギーの強化方針を打ち出し

―スルプスカに水力発電所建設へ―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は9月26日、ボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国で水力発電所を開発・建設・運営することで同国国営電力Elektroprivreda Republike Srpske(ERS)と

Anbaric―独市場参入に向けTennetと交渉か―

米国の送電事業者Anbaricがドイツ市場への参入に意欲を示しているもようだ。ドイツでは再生可能エネルギーの大幅拡充政策を受けて高圧送電網を大幅に拡充しなければならないものの、送電網事業者は資金不足に直面。Anbaric

Bosch

自動車部品大手Boschのフェーレンバッハ監査役会長(前社長)は『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版)』紙主催の経営者表彰式典で、太陽光発電事業から撤退する可能性があると明言した。再生可能エネルギーの大幅強化に向けた独

EU太陽電池団体、中国の「補助金問題にもメスを」

欧州の太陽電池業界団体「EUプロサン」は9月25日、中国の太陽光パネルメーカーが不当な公的補助を受けているとして、欧州連合(EU)の欧州委員会に調査を要請したと発表した。同団体はダンピング問題でも中国企業を糾弾し、欧州委

ポーランド5位の発電会社、完全民営化へ

ポーランド国家資産省は9月26日、国内第5位の発電会社、ポントヌフ・アダムフ・コニン電力グループ(ZE PAK)の株式50%を年内に売却する方針を明らかにした。ワルシャワ証券取引所での新規株式公開(IPO)を通じて、政府

ラファコ、仏電力公社から脱硫設備を受注

ポーランドのボイラー製造会社ラファコはこのほど、親会社のPBGと共同で、フランス電力公社(EdF)が操業するポーランドの熱電併給プラントにおける脱硫設備建設を受注した。契約規模は最大9億9,500万ズロチ(2億3,000

中国のレネソーラー、ルーマニア太陽発電市場に進出

中国のソーラーパネルメーカー、浙江イク輝陽光能源(レネソーラー)はこのほど、子会社のレネソーラー・ニューエナジーを通じ、ルーマニアで太陽発電プロジェクトを推進するルカス・エストを完全買収した。 \ ルカス・エストは中南部

再可エネのEDPR、ルーマニアでソーラーパークに着工

ポルトガル電力(EDP)のスペイン再可エネ子会社EDPレノバベイス(EDPR)は9月26日、ルーマニア南部で太陽光発電パークの建設に着手したと発表した。出力は39メガワットで、来年第1四半期中の完工を目指す。 \ EDP

ハルビン電気、トルコで発電所設備を合弁生産

中国最大の発電所設備メーカーであるハルビン電気集団が、ヘマ・インダストリを傘下に収めるトルコのハッタト・ホールディングと提携する。成長産業であるエネルギー業界向けに、発電設備を合弁生産する。 \ 両社はトルコ西部のテキル

英RES、黒海地方に風力発電所建設

英国の再生可能エネルギー大手RESは、トルコ黒海地方のサムスン県に発電容量48メガワット(MW)の風力発電プラントを建設する。同社が黒海地方にプラントを建設するのはこれが初めて。 \ 新風力発電プラントはサムスン県ハヴザ

輸入物価、8月は上げ幅が大きく拡大

ドイツ連邦統計局が9月27日発表した2012年8月の輸入物価指数は前年同月比の上昇率が3.2%となり、前月の同1.2%から大きく拡大した。エネルギー価格が11.4%上昇して全体を強く押し上げた格好で、前月比の上げ幅も1.

EUの風力発電容量が100GW突破、原発39基分に相当

欧州風力エネルギー協会(EWEA)は9月26日、EU内の風力発電容量がこのほど100ギガワット(GW)を超えたと発表した。同容量が100GW台に達したのは世界で初めて。 \ EWEAによると、100GWの発電容量は原子力

日立、ポーランドで発電設備を共同受注

日立製作所は24日、欧州子会社の日立パワー・ヨーロッパ(HPE)及びポーランドの建設会社ポリメックス・モストスタルと共同で、ポーランド国営電力のエネア・ヴィトバルザニエから石炭火力発電設備の建設を受注したと発表した。契約

フェアブントとEVN、アルバニアの合弁水力発電所が稼動

オーストリアの電力大手フェアブントとEVNがアルバニア北部のアシュタで建設した水力発電所が18日、稼動した。両社は同国での事業リスクが小さいとみて、今後も活動を拡大する方針だ。 \ 両社の合弁子会社であるエネルギー・アシ

ロスアトム、IAEAと原子力知識管理で提携

ロシア原子力公社(ロスアトム)と国際原子力機関(IAEA)は18日、ウィーンで開かれたIAEAの年次総会で、原子力知識管理(NKM)における提携に向けた実施協定(PA)に調印した。ロスアトムの18日付プレス発表によると、

8月生産者物価+1.6%

ドイツ連邦統計局が20日発表した2012年8月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が1.6%となり、前月の同0.9%を0.7ポイント上回った。エネルギー価格が3.2%上昇したことが大きく、エネルギーを除いたコアの上げ幅が

Fuhrlaender

風力発電設備のパイオニア企業である独Fuhrlaenderは21日、モンタバウア区裁判所に会社更生手続きの適用を申請したと発表した。顧客がプロジェクトを先送りしたことで予定していた収入が入らず、資金繰りに行き詰った格好。

IAA国際商用車見本市、初公開数が過去最高に

IAA国際商用車見本市が20日、ハノーバーで開幕した。64回目となった今回は前回(2010年)を9%上回る1,904社が出展、これまでで最多だった08年(2,084社)に次ぐ2番目の規模となった。初公開された新製品・新技

電波吸収コーティング技術で風力発電所とレーダーの干渉防止

航空管制などの地上レーダーが集合型風力発電所(ウィンドパーク)に反射して起こる電波障害を防止するための電波吸収コーティング技術を、ケルン専門大学高周波技術研究室のライナー・クローンベルガー教授を中心とする研究チームが開発

チェコの対ロシア輸出高、過去最高の60億ドル超

チェコとロシアの貿易が盛んになっている。チェコのロシアに対する輸出高は今年、60億米ドル(約1,150億コルナ)を超え、過去最高を記録する見通しだ。ミラン・ホヴォルカ通商産業副大臣が10日、CTK通信に明らかにした。昨年

中国がエストニアの再可エネ事業に1.3億ユーロ投資

中国の吉林省新能源有限公司が1億3,000万ユーロ(約1億6,800万米ドル)をエストニアの再生可能エネルギープロジェクトに投資する。木材ペレットおよび風力発電設備の生産が主な対象となる見通しだ。中国の対エストニア投資と

Duerr AG―新興ヒートポンプメーカーに出資―

塗装設備大手の独Duerr(ビーティヒハイム・ビッシンゲン)は13日、ヒートポンプ製造の独Thermeaに27%出資したと発表した。昨年立ち上げたクリーンテクノロジーシステム部門を強化する狙い。取引金額は100万ユーロの

Nordex SE―事業の絞り込みなどで収益力回復へ―

風力発電設備メーカーの独Nordex(ハンブルク)は13日、収益力の回復に向けた経営戦略を発表した。利幅の大きいサービス事業を強化するほか、同社の強みを発揮できる分野に製品を絞り込む方針。調達や製造のあり方も見直す意向だ

買い取り価格引き下げが効果、ソーラー発電新設が急減

太陽光発電パネルの設置規模が急速に減少している。ソーラー電力の買い取り価格引き下げを盛り込んだ再生可能エネルギー法(EEG)改正案が6月末に成立したことが効果を発揮しているもようで、7月と8月の新設規模は計860メガワッ

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