電子、電機

BASF、日本で正極材の生産能力拡大

化学大手の独BASFは20日、日本で展開する戸田工業との合弁会社BASF戸田バッテリーマテリアルズ(BTBM)でハイ・ニッケル系正極材料(CAM)の生産能力を増強すると発表した。需要の拡大に対応するとともに、日本でのサプ […]

スイス重電大手ABB、ロシアから撤退

スイスの重電大手ABBは21日、ロシア市場からの撤退を発表した。ウクライナへの軍事侵攻を受けた措置。すでに2月の戦争開始以降、同国での新規受注を停止し、現地顧客との既存契約に従い業務を履行するにとどめていた。撤退に伴い、

JLRが充電器メーカーと提携、ハイエンド製品を顧客に提供

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は8日、電動車用の高級充電設備メーカー、アンダースンEVと提携し、顧客にハイエンドの充電器「A2」を提供すると発表した。電動化を軸とした長期的なブランド価値向上戦略「Re

ポールスターの上期販2.1万台。伸び率は125%

スウェーデン自動車大手のボルボ・カーと中国同業の浙江吉利控股集団の合弁会社で、高級電気自動車(EV)の生産を手がけるポールスター(スウェーデン)は13日、2022年上半期の販売台数が2万1,200台となり、前年同期に比べ

蘭トムトムの最新ナビシステム、新型「アストラ」に搭載

オランダのデジタル地図サービス大手トムトムは4日、独オペルの新型「アストラ」が同社の最新のナビゲーションシステムを搭載すると発表した。トムトムが提供するサービスは、無線更新機能(SOTA)に対応した地図データ、音声制御が

ベルギーのユミコア、カナダに北米初の生産拠点

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは13日、カナダに電池材料工場を建設すると発表した。電気自動車(EV)用バッテリーの正極材(カソード)と、その前駆体(PCAM)を生産する計画。同社にとり北米初の生産拠点となり、世界的な電池

STマイクロと米社、仏に半導体工場開設へ

欧州半導体大手のSTマイクロエレクトロニクス(スイス)と米グローバルファウンドリーズは11日、フランスに共同で半導体工場を開設すると発表した。世界的な半導体不足に対応するもので、2026年までのフル稼働を目指す。 同工場

コンチネンタル、セルビア第2工場が9月に開所

●新工場は敷地面積3万平方メートル、拠点全体で同社最大規模に ●高級車向けに車載電子機器や多機能ダッシュボードを製造 独自動車部品大手コンチネンタルはこのほど、セルビア北部ノビサドで建設を進めている第2工場が9月に稼働開

クロアチアのリマック、「ネヴェーラ」の量産を開始

●年間50台を出荷予定、初年度分はすでに完売 ●同社はポルシェとの合弁ブガッティ・リマックに55%を出資 電動(EV)ハイパーカーの開発生産を手がけるクロアチアのリマックは12日、ザグレブ工場で初の量産モデル「ネヴェーラ

独フィースマン、ポーランドにヒートポンプ工場

●ヒートポンプは外部地域へのエネルギー依存度引き下げに貢献 ●同社は2億ユーロ強をレグニツァの新工場に振り向ける 暖房機器大手の独フィースマンは14日、ポーランド南西部のレグニツァで新工場の定礎式を行った。ロシアのウクラ

ボッシュ―半導体に30億ユーロ投資―

IoT大手の独ボッシュは13日、半導体事業の強化方針を打ち出した。市場の拡大が見込まれるほか、欧州連合(EU)が同産業の育成に重点的に取り組んでいることを受けた措置。EUの「欧州の共通利益に適合する重要プロジェクト(IP

BMW―組立中の車両が自動走行、韓社などとプロジェクト―

乗用車大手の独BMWは19日、組み立て中および完成後の車両が工場内を自動走行するプロジェクトを韓国、スイスのスタートアップ企業と共同実施すると発表した。構内物流を効率化する狙い。 「工場内自動走行(AFW)」という名のプ

フォルクスワーゲン―グループ上期販売22%減少―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が15日発表した上半期のグループ新車販売台数は前年同期比22.2%減の387万5,100台と大きく落ち込んだ。半導体不足、ロシアのウクライナ侵攻、中国のロックダウンが響いた格好。電

フィースマン―ポーランドにヒートポンプ工場―

暖房機器大手の独フィースマンは14日、ポーランド南西部のレグニツァで新工場の定礎式を行った。ロシアのウクライナ侵攻を受け、外部地域へのエネルギー依存度を引き下げる必要性が欧州で急速に高まっていることから、それに貢献するヒ

ドイツテレコム―独墺の電波塔事業を売却―

電気通信大手のドイツテレコムは14日、ドイツとオーストリアの電波塔事業(GDタワーズ)を米投資会社デジタルブリッジとカナダの資産運用会社ブルックフィールドに売却することで合意したと発表した。移動通信サービス業界では5G投

電動車の上期登録2%減少、シェアは24.7%に拡大

ドイツ連邦陸運局(KBA)が15日発表した電動車(乗用車)の上半期の新車登録台数は30万6,383台となり、前年同期を2.0%下回った。半導体不足で生産が滞っていることが響いた格好。内燃機関車を含む乗用車全体では減少幅が

独電機輸出、5月は2ケタ増に

独電気電子工業会(ZVEI)が14日発表した5月の電機製品輸出高は前年同月比11.9%増の191億ユーロへと拡大した。2ケタ増は今年初めて。製品調達コストの上昇分が輸出価格に上乗せされたことから額が膨らんだ。 ユーロ加盟

廃坑で蓄電、ポーランド研究者が効率70%のCAESを開発

●TESを空気貯槽に組み込むことでRTE70%、蓄熱能力95%を達成 ●貯槽の地下設置により他用途との競合を避けられるメリット ポーランドの科学者チームが、鉱山の廃坑を活用した圧縮空気蓄電システム(CAES)を開発した。

ライダーセンサーのイノヴィズ、韓国市場に進出

●韓国の送電線検査システムメーカー、ジョウォンと提携 ●ジョウォンは自社のソリューションにもライダーを活用 自動運転車向けライダー(LiDAR)センサーの開発を手がけるイスラエルのイノヴィズ(Innoviz)・テクノロジ

ポーランドのソラリス、国内初の燃料電池バスを納入

●同国では今後、燃料電池バスを導入する自治体が増える見込み ●同社の燃料電池バスはすでに伊、独、オランダ、西で運用 ポーランドのバス製造大手ソラリスは11日、同国のコニン市の公共交通事業者ミースキエ・ザクラディ・コムニカ

ポーランドのソラリス、国内初の燃料電池バスを納入

ポーランドのバス製造大手ソラリスは11日、同国のコニン市の公共交通事業者ミースキエ・ザクラディ・コムニカツィ(MZK)に、燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」を納入したと発表した。同国で燃料電池バスが導入されるの

STマイクロと米社、仏に半導体工場開設へ

欧州半導体大手のSTマイクロエレクトロニクス(スイス)と米グローバルファウンドリーズは11日、フランスに共同で半導体工場を開設すると発表した。世界的な半導体不足に対応するもので、2026年までのフル稼働を目指す。 同工場

ボッシュ、半導体に30億ユーロ投資

IoT(モノのインターネット)大手の独ボッシュは13日、半導体事業を強化する方針を打ち出した。市場の拡大が見込まれるほか、EUが同産業の育成に重点的に取り組んでいることを受けた措置。EUの「欧州の共通利益に適合する重要プ

ドイツテレコム、独・オーストリアの電波塔事業売却

独通信再最大手のドイツテレコムは14日、ドイツとオーストリアの電波塔事業(GDタワーズ)を米投資会社デジタルブリッジとカナダの資産運用会社ブルックフィールドに売却することで合意したと発表した。移動通信サービス業界では5G

英投資機関BII、印マヒンドラのEV事業に2.5億ドルを投資

英政府系投資機関のブリティッシュ・インターナショナル・インベストメント(BII)は7日、印自動車大手のマヒンドラ・アンド・マヒンドラ(M&M)が新たに立ち上げる電気自動車(EV)事業子会社に最大で2億5,000万ドルを投

仏ヴァレオ、VSeAの統合が完了

仏自動車部品大手のヴァレオは5日、独シーメンスとの合弁会社ヴァレオ・シーメンス・イーオートモーティブ(VSeA)の資本の50%を取得し、自社のパワートレインシステム事業部に統合したと発表した。これによりヴァレオは電動パワ

ユミコア、中国に燃料電池用触媒の大規模工場建設へ

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは7日、中国の江蘇省常熟市に燃料電池触媒の大規模工場を建設すると発表した。水素モビリティ市場の拡大を見越したグリーンフィールド投資で、同社が強みを持つプロトン交換膜燃料電池(PEMFC)用の

メルセデスベンツ―eラーニングのプラットホーム立ち上げ―

高級乗用車・バン大手の独メルセデスベンツは7日、従業員の再教育をこれまで以上に強化すると発表した。デジタル化の進展と車両の電動化を背景に業務で必要となる知識や技能が大きく変化していることを受けた措置。ザビーネ・コーライゼ

メルセデスベンツ―上期販売15%減少―

独乗用車メルセデスベンツが11日発表した主力ブランド「メルセデスベンツ」の上半期の販売台数は98万5,200台となり、前年同期を15%下回った。半導体不足と物流のひっ迫、中国のロックダウンが響いた格好。競合BMWは同期の

電機業界の景況感4カ月ぶりに好転、5月受注は+23%

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した6月の業界景況感指数(DI)は20.3ポイントとなり、前月の15.7ポイントから上昇した。同指数の好転は4カ月ぶり。現状判断を示す指数が45.4ポイントから50.5ポイント、今後

IGメタルが8%ベア要求を決定

独金属労組IGメタルは11日、9月に始まる電機・自動車・機械業界の労使交渉で8%の賃上げを要求することを正式決定した。現在の高インフレが賃金物価スパイラルに発展することを警戒する政府は大幅なベースアップの見合わせを求めて

独インフィニオン、ルーマニア拠点を拡張

●ルーマニア本社の総面積は1万平方メートルに拡大 ●ブカレストの研究開発拠点ではエンジニア400人が勤務 独半導体大手インフィニオンのルーマニア子会社が、首都ブカレストにある本社を拡張する。オフィス賃貸面積を拡張するとと

ロシア、国産の電動双胴船を公開

●定員130人の同船は最高速度が時速40キロ(21.6ノット) ●今年から来年にかけ新モデルを順次発表の予定 ロシアの産業貿易省は4日、国産の電動双胴船(カタマラン)「エコクルーザー(Ecocruiser)」を公表した。

イスラエルのオーロラ・ラボ、6,300万ドルを調達

●同社は車載ソフト開発向けにAIソリューションを提供 ●これまでにポルシェやLG、豊田通商なども投資 イスラエルのスタートアップ企業、オーロラ・ラボ(Aurora Labs)は7日、シリーズCの投資ラウンドで6,300万

ガス管用タービン、カナダがロシアに返還へ

カナダ政府は対ロシア制裁の一環で現在、自国に留め置いているガス管「ノルドストリーム1(NS1)」用のタービンをロシアに引き渡す考えだ。複数の交渉関係者の情報としてロイター通信が7日、報じ、同国政府が追認した。NS1の天然

風力発電設置加速法案が議会で成立

州政府の代表で構成される連邦参議院(上院)は8日、陸上風力発電施設の建設を迅速化するための法案を可決した。同法案はすでに連邦議会(下院)を通過しており、来年1月に施行される見通しだ。 ドイツでは生物種の保護規定や各州が独

フォルクスワーゲン―自社初の電池セル工場を着工―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は7日、独北部のザルツギターで車載電池セル工場の定礎式を行った。同工場はVWグループ初のセル生産施設。他の地域で今後、設置するセル工場の青写真と位置付けている。式典に参加したオーラフ

VW、自社初の電池セル工場を着工

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は7日、独北部のザルツギターで車載電池セル工場の定礎式を行った。同工場はVWグループ初のセル生産施設。他の地域で今後、設置するセル工場の青写真と位置付けている。式典に参加したオーラ

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