マクロ経済

輸出が6カ月連続で前月比増に、コロナ禍前に比べると7%低く

ドイツ連邦統計局が9日発表した10月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後の実質で前月を0.8%上回った。増加は6カ月連続。新型コロナウイルス感染症の流行に伴うロックダウン(都市封鎖)を実施する直前の2月に比べると […]

ユーロ圏の7~9月期GDP、12.5%増に下方修正

EU統計局のユーロスタットは8日、2020年7~9月期の域内総生産(GDP)の改定値を発表した。ユーロ圏のGDPは前期比12.5%増。11月中旬に発表された改定値の12.6%増から0.1ポイント下方修正されたものの、前期

ユーロ圏生産者物価、10月は2%下落

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の10月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で2.0%の下落となった。下落は15カ月連続。前月は2.3%の下落だった。(表参照) 分野別ではエネルギーが7.6%、中間

製造業新規受注が危機前の水準超え

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が4日発表した10月の製造業新規受注指数(2015年=100、暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.9%増の103.4となり、新型コロナウイルスの感染が本格化する直前に当た

鉱工業生産6カ月連続増加、10月は+3.2%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した10月の鉱工業生産指数(2015年=100、暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.2%増の97.9となり、6カ月連続で上昇した。製造、エネルギー、建設の3部門

自動車業界の先行き見通しが大きく悪化

Ifo経済研究所は2日、独自動車業界の先行き見通しが大幅に悪化したことを明らかにした。今後6カ月の見通しを示す期待指数(事業の見通しを「良い」とする企業の割合から「悪い」とする企業の割合を引いた数値=DI)は11月にマイ

機械業界の受注減に歯止め、10月は横ばいに

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の10月の新規受注高(実質ベース)は前年同月比横ばいとなり、2月から8カ月続いた減少に歯止めがかかった。新型コロナ危機からの回復が進んでいるほか、比較対象の2019年10

チェコのGDP、7-9月期は前期比6.9%増

チェコ統計局(CSU)が1日発表した2020年第7-9月期の国内総生産(GDP、速報修正値)は実質ベースで前年同期比5.0%減となった。成長率が過去最悪のマイナス10.7%となった4-6月期と比べると6.9%増となり、回

トルコの11月インフレ率14%、上昇幅は予想以上

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した11月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で14%となり、前月(11.9%)から2.1ポイント拡大した。インフレ率の上昇は2カ月連続で、市場予測(12.6%)を大きく上回っ

ユーロ圏インフレ率、4カ月連続マイナスに

EU統計局ユーロスタットが1日に発表した11月のインフレ率(速報値)は前年同月比で0.3%下落し、4カ月連続でマイナスとなった。下げ幅は前月と同水準だった。(表参照)。 分野別ではエネルギーが8.4%、工業製品が0.3%

10月のユーロ圏失業率、8.4%に低下

EU統計局ユーロスタットが2日に発表したユーロ圏の10月の失業率は8.4%となり、前月から0.1ポイント低下した。同月は新型コロナウイルスの感染再拡大が深刻化する前で、経済活動の制限が緩和されていたことから、雇用が改善し

ユーロ圏の小売業売上高、10月は4.3%増

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の10月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で4.3%増となり、3カ月連続で伸びた。新型コロナウイルス感染拡大の「第2波」に見舞われ、衣料品などの販売が減ったが

チェコのGDP、7~9月期は前期比6.9%増

チェコ統計局(CSU)が1日発表した2020年第7~9月期の国内総生産(GDP、速報修正値)は実質ベースで前年同期比5.0%減となった。成長率が過去最悪のマイナス10.7%となった4~6月期と比べると6.9%増となり、回

工作機械業界、20年生産高30%減少見通し

独工作機械工業会(VDW)は11月25日、独業界の今年の生産高が前年比およそ30%減の120億ユーロ弱へと大きく落ち込む見通しを発表した。新型コロナ危機の直撃を受けているためで、ヴィルフリート・シェーファー専務理事は、景

電機輸出の減少幅、9月はコロナ危機後最小の0.9%に

独電気電子工業会(ZVEI)がこのほど発表した独電機業界の9月の輸出高は前年同月比0.9%減の181億ユーロとなり、減少幅は新型コロナ危機が欧州で本格化した3月以降で最小となった。7-9月期(第3四半期)は前年同期比5.

トルコ経済のQ3成長率6.7%、景気回復が鮮明に

トルコ統計局(TUIK)が11月30日発表した2020年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)は、前年同期比で6.7%拡大した。新型コロナによるロックダウン(都市封鎖)の影響が強かった前期の9.9%減から大きくプ

消費者景況感が大きく悪化、ロックダウン再導入で

市場調査大手GfKが11月26日発表したドイツ消費者景況感指数の12月向け予測値はマイナス6.7となり、11月の確定値(-3.2)から3.5ポイント悪化した。新型コロナウイルス新規感染者数の急増を受けてロックダウン(都市

操短企業が増加、ロックダウン再導入で

Ifo経済研究所は11月30日、操業時間を短縮する企業の割合が10月の24.8%から11月は28.0%へと上昇し、数カ月ぶりに拡大したと発表した。新型コロナウイルス感染者数の大幅増加を受けてロックダウン(都市封鎖)が再導

失業減も操短の届け出急増

ドイツの雇用情勢に黄信号が灯りだした。失業者数は減少しているものの、ロックダウン(都市封鎖)の再導入を受けてサービス業界で業務が減少。連邦雇用庁(BA)に操業短縮を届け出る企業が急増している。 BAが1日発表した11月の

製造業輸出見通しが大幅悪化

Ifo経済研究所が11月25日に発表した独製造業の11月の輸出期待指数(DI)は前月の7.0ポイントからマイナス2.1ポイントへと9.1ポイント減少し、5月(-25.7ポイント)以来の低水準を記録した。マイナスの領域に沈

インフレ率が15年1月以来の低水準に、11月は-0.3%

ドイツ連邦統計局が11月30日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比0.3%減(暫定値)となり、インフレ率は2015年1月以来の低水準を記録した。新型コロナ危機対策の一環で付加価値税(VAT)が7月1日から引き下げられ

10月輸入物価3.9%低下、エネルギー除くと下落幅は1%

ドイツ連邦統計局が11月27日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比で3.9%低下し、下げ幅は前月の0.4ポイント下回った。エネルギーの低下率が前月の29.7%から27.4%へと縮小したことが大きい。エネルギーを除いた

ユーロ圏景況感、11月は7カ月ぶりの悪化

欧州委員会が27日に発表したユーロ圏の11月の景況感指数(ESI、標準値100)は87.6となり、前月の91.1から3.5ポイント低下した。景況感の悪化は7カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、各国がロックダウ

ユーロ圏建設業生産高、9月は2.5%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の9月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で2.5%減だった。前月は7カ月ぶりにプラスとなっていたが、再びマイナスに転じた。(表参照) 分野別では土木が0.

企業景況感が悪化、ロックダウン再導入響く

Ifo経済研究所が24日発表した11月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は90.7となり、前月を1.8ポイント下回った。同指数の減少は2カ月連続。新型コロナウイルスの感染者数が大きく増えたことを受けて、ロックダ

製造業受注残高、コロナ前の水準超える

ドイツ連邦統計局が18日発表した製造業の9月末時点の受注残高(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月末を1.0%上回った。増加は4カ月連続。国内受注の残高が1.3%増、国外が同1.0%増と、ともに拡大した。

生産者物価の下げ幅5カ月連続で縮小、10月は-0.7%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した10月の生産者物価指数は前年同月比0.7%減となり、9カ月連続で低下したものの、下げ幅は5カ月連続で縮小した。新型コロナ危機に伴うエネルギー価格下落の幅が狭まっていることが大きい。エネルギ

オペル―本社工場で車両生産停止―

仏自動車大手グループPSAの独子会社オペルがリュッセルスハイム本社工場で車両生産を停止した。同社の確認を得た情報として経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が18日、報じたもので、広報担当者は需要の低迷と新たなモデルの生産に向

ティッセンクルップ―人員削減を約2倍に拡大―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は19日の決算発表で追加人員削減方針を明らかにした。新型コロナ危機で業績が一段と悪化したためで、新たに5,000人を今後3年で整理。削減規模は昨年春に打ち出した6,000人

東欧で企業国有化を求める声高まる=EBRD調査

欧州復興開発銀行(EBRD)がこのほど発表した旧社会主義諸国の体制転換後の現状に関する報告書によると、これら諸国の国民の45%が経済における国家の役割の拡大と企業の国有化を求めていることがわかった。背景には所得と資産が一

機械輸出が底打ち、台湾・韓国向けは拡大

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が20日発表した独業界の7-9月期(第3四半期)の輸出高は前年同期比12.4%減の398億ユーロと大きく落ち込んだものの、下げ幅は4-6月期(第2四半期)の22%から大幅に縮小した。9月は前

トルコ中銀が大幅利上げ、政策金利15%に

トルコ中央銀行は19日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を4.75ポイント引き上げ、15%とすることを決めた。利上げは2カ月ぶりで、今年2回目。エルドアン大統領の意向をくんだ低金利政策で通貨リラ安、高

ティッセンクルップ、人員削減を2倍に拡大

ドイツの鉄鋼系複合企業ティッセンクルップは19日、追加の人員削減を発表した。コロナ禍で業績が悪化したためで、新たに5,000人を今後3年で整理。削減規模は19年春に打ち出した6,000人から1万1,000人に拡大すること

10月のEU新車販売7.8%減、外出制限で再びマイナスに

欧州自動車工業会(ACEA)が18日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の10月の新車乗用車の販売(登録)台数は95万3,615台となり、前年同月から7.8%減少した。コロナ禍の影響で急減していた販売は前月に3.1%増

ユーロ圏の貿易黒字、9月は248億ユーロに拡大

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した9月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は248億ユーロの黒字だった。コロナ禍の影響で輸出が減ったが、輸入の下げ幅が大きく、黒字幅は前年同月の183億ユー

10月のユーロ圏インフレ率、確定値もマイナス0.3%

EU統計局ユーロスタットが18日に発表した10月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は、速報値と同じ前年同月比マイナス0.3%だった。マイナスとなるのは3カ月連続。(表参照) 分野別ではエネルギーが8

中国製品への依存高まる、輸入に占める割合2ケタ台に

ドイツの1-9月期の輸入に占める中国製品の割合が11.3%強に達したことを、連邦統計局のデータをもとにロイター通信が12日、報じた。これは過去最高となった昨年通期の9.9%強を1.4ポイントも上回っており、対中依存は今年

東欧の景気回復は緩慢=WIIW予測

ウィーン国際経済比較研究所(WIIW)が12日発表した最新の経済見通しによると、中東欧・南東欧地域がコロナ危機から迅速に回復することは難しいもようだ。ただ、景気に勢いが戻れば、サプライチェーン見直しによる消費地近隣への工

10月インフレ率、横ばいの-0.2%に

ドイツ連邦統計局が12日発表した10月の消費者物価指数(確定値)は前年同月比で0.2%低下し、インフレ率は前月と同じ低水準となった。物価の下落は2カ月連続。新型コロナ危機対策の一環で付加価値税(VAT)が7月1日から引き

トルコ、新経済戦略は物価・金融安定化優先

トルコのエルドアン大統領は11日、物価、金融市場、金融政策の安定を柱に据えた新経済戦略を発表した。急激な物価上昇とトルコリラ下落に歯止めがかからない中、大統領は「トルコは金利、為替相場、インフレという『魔の三角地帯』と経

卸売物価9カ月連続で低下、10月は-1.9%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比1.9%減となり、9カ月連続で下落した。新型コロナ危機に伴い石油製品が17.8%低下したことが最大の押し下げ要因。このほかペット・家畜(-22.2%)、電算

コンチネンタル―2期連続赤字見通し―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は11日の決算発表で2020年12月期の業績見通しを明らかにした。同社は当初、売上高を425億~445億ユーロ、売上高営業利益率(調整済みベース)を5.5~6.5%とする予測

シーメンス―20年9月期の営業益が減少―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が12日発表した2020年9月通期決算の産業分野の営業利益(EBITA、調整済み)は75億6,000万ユーロとなり、前期を3%下回った。コロナ禍に伴う景気減速や人員削減費用の計上が響い

ハパックロイド―1-9月期営業益20%増加―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が13日発表した2020年1-9月期決算の営業利益(EBITDA)は前年同期比20.4%増の20億4,400万ドルへと大きく拡大した。コロナ禍の影響で需要は減少したものの、燃料価格

独機械業界、印を除きBRICs事業が回復

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は12日、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)4カ国における独機械メーカーの事業状況を発表した。インドを除く3カ国は新型コロナウイルス感染症流行の影響から大きく回復している。 加盟企

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