電力・エネルギー

中国企業2社、ブルガリアに太陽光発電所建設へ

中国企業2社が、ブルガリアの首都ソフィア近郊に太陽光発電施設を建設する。中国・新華社通信などが21日、2社が計画書を地元自治体に提出したと伝えた。近く承認される見通しで、2社は現地企業と共同して700万米ドルを投資、今年 […]

Voith AG―人員削減が利益圧迫―

機械大手の独Voith(ハイデンハイム)が20日発表した2009年9月通期決算の最終利益は7,700万ユーロで、前期の1億4,400万ユーロから47%減少した。景気悪化に伴う人員削減や金利収入の減少、為替差損が響いた。本

トルコのガス大手、11年からロシア産ガス供給

トルコのガス大手アクサ・ドアルガズ(Aksa Dogalgaz)は、2011年からロシア産天然ガスの供給を開始する。Kazanci社長が21日、ロイター通信とのインタビューで明らかにした。 \ ロシアの天然ガス独占企業ガ

Siemens AG―10-12月期最終益24%増に―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が26日発表した2009年10-12月期(第1四半期)決算の最終利益は15億3,100万ユーロで、前年同期の12億3,000万ユーロから24%増加した。コスト削減が奏功した格好で、

EUが官民一体で電気自動車の開発推進、新経済戦略の柱に

スペインのサパテロ首相は20日、欧州議会でEU議長国としての所信表明を行い、EUが一体となって電気自動車の開発を推進する構想を明らかにした。域内共通の規制の枠組みや技術基準の策定を進めて投資環境を整え、日本や中国などに対

イラクとエネルギー協定、ナブッコへのガス供給に期待

欧州委員会は18日、EUとイラクがエネルギー分野での関係強化を目的とする「戦略的エネルギー・パートナーシップ」に関する覚書に署名したと発表した。EUは全般的なエネルギー政策や再生可能エネルギーなどの分野でイラクを支援する

仏GDFスエズと英IP、提携協議決裂

仏エネルギー大手GDFスエズと英電力大手インターナショナル・パワー(IP)は18日、提携協議を行ったが、物別れに終わったことを明らかにした。GDFスエズの一部資産とIPを統合する方向で協議したが合意に至らず、交渉を打ち切

独ソーラー業界、助成削減で譲歩

独ソーラー業界連盟(BSW)は13日、連邦環境省で行われたソーラー電力向けの助成に関する公聴会で、今後の助成金削減幅を現行規定より最大で5ポイント上乗せするという案を提出した。消費者団体などの批判を受け、譲歩を余儀なくさ

アッセの核廃棄物、近郊の最終保管施設に移管

核廃棄物のずさんな管理体制が発覚したニーダーザクセン州のアッセ核廃棄物貯蔵施設(Asse II)について、同施設を管理する連邦放射線防護庁(BfS)は15日、施設内の核廃棄物を近郊にある核廃棄物の最終保管施設「シャハト・

09年独インフレ率0.4%に低下

連邦統計局が14日発表した2009年のドイツの消費者物上昇率は0.4%で、前年の2.6%から大幅に低下した。0.4%は1987年以来22年ぶりの低水準。景気悪化を受け石油製品の価格が大幅に下がったほか、物価に占める比重の

EBRD、イベルドローラ中東欧子会社に資本参加

スペイン電力大手イベルドローラの再生可能エネルギー部門Iberdrola Renovables(IBR)の中東欧子会社2社に、欧州復興開発銀行(EBRD)が資本参加する。ポーランド日刊紙『BizPoland』がこのほど伝

水素発生の緑藻、関与部分の分離に成功

水素を生産するクラミドモナスという緑藻から水素生産に関与するタンパク質を分離し試験管内でプロセスを再現させることに、ボーフム大学のハッペ教授を中心とする共同研究チームが成功した。あわせて水素発生経路も詳細に解明できたこと

Repower Systems AG―米国に工場進出の方向―

風力発電設備大手の独Repower(ハンブルク)が米国に同社初の工場を建設することを検討している。世界的な需要増を受け生産能力を拡大するとともに、ドル安ユーロ高に伴う為替リスクを軽減させることが狙いだ。同社のパーホルヌン

SolarWorld AG―09年売上10億ユーロ突破―

太陽電池モジュール大手のSolarWorld(ボン)はこのほど、2009年の売上高が10億1,000万ユーロ(速報値)となり、目標の10億ユーロを超えたと発表した。年末にかけての需要回復が追い風になったという。第4四半期

独企業3社、英で洋上風力発電パークの建設落札

エネルギー大手のRWE、エーオンと電気大手シーメンスの独3社は8日、英国の国営不動産管理会社クラウンエステートが洋上風力発電パーク向けに実施した建設海域入札で落札したとそれぞれ発表した。クラウンエステートは3回目となる今

海底送電網の共同敷設、欧州9カ国が計画

北海に隣接する欧州9カ国が高圧送電網を海底に共同で敷設することを計画している。高圧送電網で再生可能エネルギー由来の複数の発電所をつなぎ、天候に左右されやすい発電量を調整。欧州における再生可能エネルギーの利用を促進する狙い

CEZ、チェコ国内最大の太陽光発電所を整備へ

チェコ電力最大手CEZが、同国南部のチェスケー・ブジェヨヴィツェ近郊で大規模な太陽光発電所の整備を進めている。日刊紙『Lidove Noviny』が9日付で伝えたところによると、発電出力は計30メガワットと、既存の国内最

ハイブリッドトラムで省エネ、ハイデルベルクで運行開始

高性能バッテリーを搭載し架線なしでも走行できる路面電車(ハイブリッドトラム)が昨年12月、ハイデルベルクで営業運転を開始した。導入されたのはボンバルディア製の低床式路面電車で、架線のある区間では架線からの電気で走行すると

南欧企業、セルビアで風力発電パークの建設を計画

スペインとイタリアの企業がセルビアでの風力発電パーク建設を計画している。同国では認可手続きの遅れや資金面の問題があり、風力発電プロジェクはまだ1件も実現していない。独経済紙『NfA』がこのほど報じた。 \ スペインの再生

Deutsche Telekom AG―スマートグリッドでABBと提携―

電機通信大手のDeutsche Telekom(ボン)が重電大手ABB(スイス・チューリヒ)と共同で将来性の高いスマートグリッド市場に参入する。Deutsche Telekomの広報担当者は12月末、子会社T-Syste

IsofotonS.A.―独市場開拓を本格化―

スペイン最大の太陽電池メーカーIsofoton(マドリード)がドイツ市場の開拓に本腰を入れ始めた。本国市場の冷え込みを受けた措置で、2009年末にはドイツで初めて大型プロジェクトを完成させた。 \ Isofotonは19

RWE AG―発電所建設事業を集約―

エネルギー大手のRWE(エッセン)は12月30日、発電所の新設・近代化事業を2010年1月1日付で新設の子会社RWE Technology GmbHに集約すると発表した。これまで各国子会社に分散していたノウハウを一本化し

韓国STX、ポーランド企業連合と中東欧で風力開発へ

造船を中心とする韓国の企業グループSTXが、ポーランドの企業連合と連携して中東欧で風力発電ファームの造成に乗り出す。聨合通信が12月23日伝えたところによると、STXはポーランドの再生可能エネルギー関連企業であるビジネス

ブルガリア、再可エネルギー予測戦略を策定

ブルガリア経済省はこのほど、再生可能エネルギー開発予測戦略を策定した。このなかで同省は、水力とバイオマスの潜在発電能力が大きいと指摘。政府はこの資料をもとに2010年半ばまでにクリーンエナジー国家戦略をとりまとめ、エネル

リトアニアが旧ソ連型原発を閉鎖

リトアニアは12月31日、放射能漏れ事故を起こした旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所と同型で安全上の懸念があるイグナリナ原発を閉鎖した。EU との合意に基づくものだが、リトアニアは最大のエネルギー供給源を失い、電力価格の

日立、カザフでガスタービン3台受注

日立製作所は12月28日、カザフスタンの卸電力事業者クリスタル・マネジメントからガスタービン3台を受注したと発表した。受注額は40億円。2011年後半の運転開始を見込むという。 \ 受注したのは、出力30メガワット(MW

リトアニアが原発を閉鎖、EUとの合意を履行

リトアニアは12月31日、放射能漏れ事故を起こした旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所と同型で安全上の懸念があるイグナリナ原発を閉鎖した。EUとの合意に基づくものだが、リトアニアは最大のエネルギー供給源を失い、電力価格の高

独エーオンがガス貯蔵施設を開放、競争法違反の制裁回避へ

欧州委員会はこのほど、独エネルギー大手エーオンが、ドイツ国内のガス貯蔵施設を他社に開放してガス供給事業における同社のシェアを縮小する方針を打ち出したことを明らかにした。競争法違反に対する制裁措置を回避する狙い。欧州委はエ

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